経済的DVを見抜くためのセルフチェックテスト

「生活費が足りないのに、働かせてもらえない…」
「必要な支出すら“無駄遣い”と責められる…」

こういったご相談が最近増えています。
以前に「モラハラ夫に多い経済的DVとは」という記事を書きましたが、今回は実際にチェックできるセルフ診断テストと併発しやすい疾患について詳しく解説いたします。

より実践的で役立つ内容に仕上げました。
被害にあっているかどうかの確認にも役立つ内容なので、ぜひ最後までご覧ください。

経済的DVとは?

経済的DVとは、配偶者の金銭的自由を奪い、精神的に追い詰める行為を指します。

たとえば以下のような行動が該当します。

  • 最低限度の生活費しか渡さない
  • 外で働くことを禁止する
  • 金銭の使い道をすべて夫が管理する
  • 妻の収入を全額取り上げる
  • 「誰のおかげで食えてると思ってる」と暴言を吐く

身体的な暴力と異なり、目に見えづらく気づきにくいのが経済的DVの特徴です。
特に「うちの家計は普通だと思っていたけど…」と、他人と比較できないまま深刻化するケースも少なくありません。

この記事はこんな方におすすめです

  • 経済的DVについて知りたい方
  • 経済的DVの解決法が知りたい方
  • モラハラ被害者の方

もくじ

  1. 経済的DVチェックテスト
  2. 経済的DVの具体例と特徴
  3. 経済的DVへの対処法
  4. 経済的DVではないケースもある
  5. まとめ
  6. リジェネのサポートで変わる

経済的DVチェックテスト

経済的DVチェックテスト

以下の項目に多く当てはまる場合は経済的DVの可能性があります。

1 / 25

渡される生活費が最低限ギリギリ、または毎月変動して安定しない

2 / 25

子どもの医療費や学用品費を出してもらえず、自分の貯金や親戚から借金をしている

3 / 25

「お前はやりくりが下手」とお金の使い方を頻繁に責める

4 / 25

外で働くことを許してもらえず、「家のことだけしていろ」と言われる

5 / 25

家計の通帳や給与明細を見せてくれず、家計の状況が分からない

6 / 25

隠れてギャンブルや趣味に浪費し、生活費は削られる

7 / 25

借金返済のために、自分の給料や貯金を使わされている

8 / 25

急に仕事を辞めたり起業したりするが、家族には相談しない

9 / 25

買い物の際、いちいち許可を取らないといけない

10 / 25

レシートやクレジットカードの明細を細かくチェックされ、無駄遣いを厳しく咎められる

11 / 25

自分が働いて得た給料を没収され、相手の思う使い道でないと怒る

12 / 25

「誰のおかげで食べていけると思っているんだ」等の暴言を吐く

13 / 25

急な出費(冠婚葬祭、車の修理、子どもの急病など)を全く認めてもらえない

14 / 25

生活費の増額を断固拒否し、パートナーの健康や子どもの成長に必要な費用をケチる

15 / 25

家計の相談や話し合いを一切拒否し、質問すると激しく怒鳴られる

16 / 25

貯金の存在を隠したり、勝手に貯金を使い込んでいる疑いがある

17 / 25

生活費の分配が不公平で、あなたに必要最低限の金額しか渡されない

18 / 25

「性行為と引き換えに生活費を渡す」という不適切な要求をされている

19 / 25

子どもの教育費や習い事の費用は出さないが、自分の趣味にはお金を使う

20 / 25

自分の収入や資産について嘘をついていると感じる

21 / 25

買い物に同行し、買う物や金額を細かく制限される

22 / 25

給料明細や通帳の提出を求めても、拒否される

23 / 25

家計管理を独占し、あなたの金銭管理能力を一切認めない

24 / 25

家計に関する質問をすると「信用していないのか」と逆ギレされる

25 / 25

家族カードやクレジットカードを没収されている

あなたのスコアは

0%

経済的DVの具体例と特徴

● 最低限の生活費しか渡さない

「俺が稼いだ金をどう使おうが勝手だろ」
「お前のやりくりが下手だから足りないんだ」

こうした発言は、典型的な経済的DVのフレーズです。

予想外の出費(子どもの通院、冠婚葬祭など)に対応できない金額しか渡されず、生活が破綻しているにも関わらず「無駄遣い」と責められる——これは経済的DVに該当します。

また、「性行為をしたら生活費を渡す」といった交換条件を提示されるケースもありますが、これは性的DVという重大な人権侵害でもあります。

● 外で働かせてくれない

生活費が足りないと伝えても、「外に出るな」「家庭を守れ」と外で働くことを禁じるのも経済的DVに該当します。

妻に経済的な選択肢を持たせないことで、支配関係を維持しようとする意図が見え隠れします。

● 夫が浪費・借金をする

  • ギャンブルや趣味への散財
  • 妻に無断でキャッシング
  • 起業やセミナーでの無計画な出費
  • 子どもへの支出は渋るのに自分には惜しまない

こうした行動も家計の破綻を招くため、妻にとって深刻な精神的ダメージとなります。

● 夫が働かない

心身ともに健康で働ける状況なのに、就労を拒否し続ける場合も経済的DVに該当する可能性があります。

● お金に関する暴言・人格否定

「誰のおかげで食えてると思ってる」
「文句があるなら俺より稼いでみろ」

このような発言は、精神的DV(モラハラ)でもあり、長期間続くと自己肯定感が奪われます。

● 支出を細かく監視される

  • 毎回のレシート提出
  • クレジット明細のチェック
  • 買い物前に許可が必要

これは「経済的な自由」を奪う行為であり、生活の自立性が著しく損なわれている状態です。

● 給与明細や通帳を開示してくれない

生活が苦しいのに、給与や預金の状況を一切見せてくれない場合、それは情報遮断による支配であり、経済的DVの典型です。

● 自分の収入を没収される

働いているにも関わらず、給料の管理を全て夫に任され、自由に使えない、貯金もできない——これも立派な経済的DVです。

経済的DVへの対処法

1つでも当てはまる場合、まずは以下のような具体的なステップで対処してみてください。

① 必要な生活費を計算する
家計簿などを使って、月に必要な婚姻費用(食費・医療費・教育費・交際費など)を洗い出しましょう。
② 相手に対して「具体的に」説明する
「これだけ必要なのに足りない」と数値で示しながら説明すると、相手も反論しづらくなります。
③ 働く意思を伝える
あなたが働ける状況であれば、生活のために働きたいと伝えましょう。

注意事項

ここまで話しても「働くな」と制限される場合は、生活を破綻させる支配行為であり、離婚や法的措置も視野に入れてください。

また、そもそも妊娠や病気等で働ける状況ではないのに、経済的な制裁を行う場合、それは完全な命の危機です。
今すぐに助けを求められる環境に移行する必要があります。

経済的DVではないケースもある

注意点として、すべての「お金の問題」がDVになるわけではありません。
たとえば、家庭の収入そのものが少なく、やりくりの中での制限が発生している場合などはDVとは言えません。

重要なのは、「意図的にあなたの自由を奪い、精神的に支配しているかどうか」です。

一時しのぎの態度や一過性の変化に一喜一憂せず、長期的な視点で冷静に対処することが重要です。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

経済的DVは、外から見えづらく、本人も被害に気づきにくい問題です。

しかし、生活費が足りないのに働くことすら禁じられている、
お金の話をしようとすると怒鳴られる、
自由に使えるお金が一切ない——

そんな生活は、夫婦の関係として健全とは言えません。

少しでも「おかしいかも」と感じたら、一人で抱え込まず、信頼できる支援機関や専門機関に相談することを強くおすすめします。

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