元モラハラ加害者の修行日記|インフルで理性が吹き飛んだ1週間
今回も「元モラハラ加害者の修行日記」をお届けします。
結論から言うと、私はこの一週間、12年ぶりにかかったインフルエンザA型で、まるごと寝込んでいました。
しかも、倒れたのは間の悪いことに、仕事が一気に動き出した矢先でした。
私たちは、このモラハラ解決相談所リジェネとは別に、リフレクという集客・WEB講座の事業も運営しています。
リジェネは2015年からの運営で、おかげさまでメディア出演も多数させていただき、トータル300記事以上を積み重ねてきました。
一方のリフレクは2024年からの運営で、まだ記事数は50本にも満たず、今まさに力を入れている最中のコンテンツです。
そのリフレクのKindle本を7月中旬に出版する予定で、4月に出したリジェネの初版に続けと、ハイペースで準備を進めていました。
まさにその矢先に、私はぶっ倒れたのです。
そして、この一週間で改めて思い知ったことがあります。
それは、究極にしんどい時、人間は理性が効かなくなる、ということです。
感情のコントロールが、本当に難しくなるのです。
今回は、高熱でぶっ倒れた私が、どれだけ理性を失っていたかを、淡々と書いていきます。
なお、ここから先の本文は、あえて言い切り型で書いていきます。
その方が、飾らない素の自分が伝わると思うからです。
少し文体が変わって戸惑うかもしれませんが、ご理解いただければ幸いです。
もくじ
インフルエンザA型とは何か
まず、知らない人のために軽く触れておく。
インフルエンザには主にA型・B型があり、毎年流行するのは、このA型とB型だ。
ざっくり言うと、A型は人だけでなく鳥や豚にも感染し、変異しやすく感染力が強い。
世界的な大流行を起こすこともあり、季節性の流行の中心になりやすいのがこのA型だ。
一方のB型は主に人にだけ感染し、変異の幅が小さく、症状が長引きやすいと言われている。
A型は急激に高熱が出て、全身の倦怠感や筋肉痛・関節痛・頭痛といった全身症状が前面に出やすいらしい。
そして私が今回かかったのが、まさにこのA型だった。
「全身症状が激しい」というのは、本当にその通りだった。
人生初の高熱に、自分で引いた
異変は、27日の夜に起きた。
その日、私はカフェで作業をしていたのだが、途中から全く頭が回らなくなった。
最初は、いつものアレルギー性鼻炎だと思っていた。
薬を飲んで早めに寝れば治るだろう。
そう思って布団に入ったが、一時間で目が覚めた。
やけに悪寒がする。
熱を測っても36度台で、上がってもいない。
気のせいだろうと思った。
だが、体の震えが止まらず、全く眠れない。
そうしているうちに37.5度になり、気がついたら39.6度まで上がっていた。
ここで、まず自分で引いた。
私は、もともと熱が出にくい体質だ。
コロナにかかった時も38度台までしか上がらなかったし、12年前のインフルの時も、ここまでの高熱は出なかった。
39.6度は人生初の高熱だった。
自分の体に何が起きているのか、得体の知れない怖さがあった。
なぜ、誰も助けてくれないのか
翌朝、無茶苦茶しんどかったが、病院に行くことにした。
ただ、意識が朦朧としていて、とても自分で運転できる状態ではない。
そこで妻に連れて行ってもらおうとしたのだが、妻はグーグー寝ていて、全く起きなかった。
これには、正直かなりイラッとした。
私は普段、しんどいと口にするタイプではない。
メニエール病で倒れて救急搬送される時でさえ、しんどいとは言わなかった。
そんな私が、今回はそれよりも明らかにしんどい。
にもかかわらず、隣で妻が全く動いてくれない。
その状況に、どうしようもない苛立ちが湧いた。
そして、その苛立ちは病院でも、薬局でも続いた。
とにかく、全ての待ち時間が長い。
病院では、高熱だというのに、背もたれのない丸椅子で一時間以上待たされた。
しんどすぎて、座っている姿勢を保つことすらできない。
薬局も、初めて行く場所だったため、まずカルテを書けと言われ、書いた後も45分以上待たされた。
ようやく順番が来たと思えば、薬の説明が無駄に長い。
今すぐそれを飲ませてくれ、と思った。
だが、意識朦朧でそれを口に出すこともできない。
「なぜ、こんなにしんどいのに誰も助けてくれないんだ」
そんな、行き場のない怒りが込み上げてきた。
正直、その時の私には、全ての待ち時間が拷問か嫌がらせとしか思えなかった。
普段の私なら、ここまで苛立つことはない。
だが、究極にしんどい時は、理性のブレーキが全く効かなかった。
しんどさの極限では、理性は全く効かない
この一週間で、はっきり実感したことがある。
本当にしんどい時、人間は冷静でいられない。
理性が保てず、感情のコントロールが極端に難しくなる。
普段なら受け流せる些細なことに、いちいち腹が立つ。
頭に入ってくるのは単純な言葉だけで、まともに返答することもできない。
妻に「何が食べたい?」と聞かれても、出てくるのは「冷たいものしか無理」「しんどい」「体中が痛い」という単語だけ。
物事を考えること自体が、できなくなる。
当然、文章を書くようなクリエイティブな作業など、できるわけがない。
そしてこの感覚は、初めてのものではなかった。
3年前、重度のメニエール病で寝たきりになった時も、全く同じだった。
常にめまいに襲われ、吐き気がある中では、物を考えること自体が難しい。
冷静になることも、理性を保つことも難しい。
体が極限まで追い詰められると、人はこうも簡単に理性を失うのだと、改めて思い知った。
体は、驚くほど一気に衰えていった
寝込んでいる間、自分の体が想像以上のスピードで衰えていくことにも驚いた。
倒れてから、たった二日で三キロも痩せた。
体力も一気に激減した。
声量も出なくなり、大きな声を出そうにも出せない。
もし本当に助けが必要になっても、声を上げて誰かを呼ぶことすらできない。
寝返りを打つだけで全身に痛みが走り、叫び声に近い呻き声が出る。
それくらい気合を入れないと、寝返りひとつ打てなかった。
ちなみに、妻は妻で、私のインフルがうつることに怯えていたらしい。
幸い、今回はうつらずに済んだ。
激しい頭痛が一日だけあったようだが、それで済んだのは不幸中の幸いだった。
【この記事を書いた人】
経験と専門性
- 夫婦でモラハラの問題を克服した専門家
- ASD・ADHDの混合型診断済み
- モラハラ加害者としての更生を実現
- 週刊文春オンラインでの3記事の連載で加害者心理と更生過程を完全公開
臨床経験(2010年〜)
カウンセラーとして幅広い支援経験
- 公的機関での生活保護・生活困窮者自立支援
- 福祉施設での精神疾患・発達障害者支援
- うつ病の方の復職支援
- 元受刑者・薬物依存者への更生支援
- ひとり親・DV被害者相談
- 企業内パワハラ相談
- 自助グループ・セミナー開催
メディア掲載実績
新聞・雑誌掲載
- 週刊文春オンライン(2024年11月 3記事連載)
- 産経新聞(2021年9月)
- 神戸新聞 まいどなニュース(2021年3月)
- 中日新聞 ねぇねぇちょっと特別編(2021年12月)
- ウレぴあ総研 ハピママ(2023年7月 3記事掲載)
テレビ・ラジオ出演
- NHK「ほっと関西」(2021年11月出演)
- KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(2021年9月出演)
全国12媒体でモラハラ解決の専門家として紹介
モラハラの問題で苦しんでおられる方々の少しでも力になりたいと思っています。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今回は、12年ぶりのインフルエンザA型で、理性が吹き飛んだ一週間について書きました。
究極にしんどい時、人は冷静ではいられず、感情のコントロールが本当に難しくなります。
普段なら流せることに苛立ち、まともに言葉も出てこなくなる。
これは、加害者である私が日々向き合っている「余裕のなさ」と、どこか地続きなのかもしれません。
こんな風に、今後も不定期で私の感情や思考を言語化し、モラハラ加害者の思考や認知の理解に役立てて頂ければ幸いです。
モラハラで苦しんでいるあなたへ
私たち夫婦も、かつては離婚寸前まで追い込まれました。
しかし諦めずに夫婦で協力し、モラハラの問題と真正面から向き合い、解決することができました。
現在は幸せに暮らしています。
すぐに離婚だと諦めないでください。解決への道は必ずあります。
私たちがどのようにして危機を乗り越えたのか、被害者妻と加害者夫の両方の目線でリアルに書いています。
被害者の視点から学ぶ
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