デリカシーがない妻の特徴と対処法
本日はデリカシーがない妻の特徴と対処法を説明していきます。
デリカシーは「デリケート」の名詞形であり、繊細さや気配り、配慮といった意味を持ちます。
そのため「デリカシーがない」という表現は、相手への配慮や気配りがない状態を指します。
さらにざっくり説明すると「相手を思いやる気持ちがない」「無神経な行動」といった意味合いが含まれます。
「デリカシーがない」という表現は、一般的には女性が男性に向けて使用されることが多く、男性の方がデリカシーがないとされることもありますが、それは男女で「デリカシーがない」部分に対する感覚が異なるためです。
男性のデリカシーの欠如は、明白な容姿批判や公然で大声での発言などが一般的ですが、女性の場合は、微妙な嫌味を含んだ発言や笑いながらの皮肉など、笑い話として流されやすいことがあります。
そのため、そのような行動が明るみに出にくく、容易にスルーされがちです。
一方で、これらの行動を振り返ると、それが明白なモラハラに該当する場合もあります。
言われた側の男性は「何か嫌な感じがする」と感じるかもしれませんが、これらの行動がデリカシーの欠如の域を超えていることに気付く必要があります。
このため、今回はこれまでのモラハラ妻に関する実例を元に、デリカシーの欠如した妻の行動とその対処法について説明していきます。
最後までお読みいただければ幸いです。
この記事はこんな方におすすめです
- 妻の対応が何か嫌だと感じる方
- デリカシーがない妻の脳内が知りたい方
- デリカシーがない妻の対処法が知りたい方
もくじ
- デリカシーがない妻の特徴
- 人の悪口や批判をする
- 空気が読めない
- 人の気持ちがわからない
- プライベートに踏み込んでくる
- 大人としてのマナーが悪い
- がさつで品位が無い行動
- なぜデリカシーのない行動を取るのか?
- ADHD
- ASD
- 感情タイプだから
- デリカシーがない妻への対処法集
- 明らかな暴言を言ってくる場合
- 他人と比較など遠回しに批判をしてくる場合
- 大人としてのマナーやガサツな行為については
- まとめ
デリカシーがない妻の特徴
人の悪口や批判をする
悪口の事例
- 夫の親兄妹や友人の悪口を平気で言う
- あなたのお母さんは相手をしていて疲れる
- あんな性格だから友達がいないんでしょうね
- こどもへのプレゼントで貰った服が安物でセンスもないから捨てたい
- 夫の幼馴染に対して、キモいから付き合うのを止めたら?と批判するなど
周囲の人を勝手にランク付けする
- ママ友や周囲の夫の学歴、年収、車などで上下を決める
- 周りを引き合いに出して、勝っている部分を主張する
- 自分の子どもを勝手に周囲と比較し優越感に浸る
基本的にしょぼいマウンティングなので聞いていて疲れる
また、そもそも比較することに何の意味もなく、そうやって優越感に浸らないと自分を保てないのかと哀れに思う
容姿をディスってくる
- ちょっとハゲてきたわね
- シミが多くて老人みたい
- 太り過ぎだし腹も出過ぎでしょ
空気が読めない
夫と周囲の人を比較する
- 「︎⚪︎さんの旦那さん、今度、部長になったんだって」
- 「◻︎さんは、今度、駅前のタワマンに引っ越すんだって」
- 「△さんは、ベンツに乗り換えたみたいよ」
妻にとっては単なる世間話であり、無自覚に言っているかもしれないが、夫からすれば勝手に格付けされて「オマエはダメだ」と言われている気がしてしまう
この話をしたら、夫がどう思うかという配慮がない発言である
つまらない話を延々としてくる
- 一方的にオチのない話を延々としてくる
- 思い付きで話すので何の話をされているのかわからない
- 時系列の最初からまとまりのない話をしてくる
- 全く知らない友人や興味のないイケメン俳優の話をされる
一方的に話すことで本人は満足そうでコミュニケーションが取れていると勘違いしている
集団でいるのに自分の意見を絶対に曲げない
- 例えば、みんなでUSJに行った後に夕飯を食べる店も予め決めているのに「絶対にその店は嫌だ」「こっちの方がいい」と一人だけごねる
- チェックアウトの時間になってからトイレに長時間入る
- 避けようのないアクシデントであっても明らかに機嫌が悪くなる
- 協調性もなく、社会性もない行動をしていても本人は空気が読めないので気が付かない
人の気持ちがわからない
人の秘密を平気で他人にバラす
- 友人などがいる前で「そう言えば⚪︎⚪︎さんの夫が不倫してるんだって」「△△さんのところって、実は生活保護らしいよ」と平気で秘密をバラす
- 本人は何の悪気もなく、世間話として話しているが、言われた方は信頼感をなくす
貰った物を平気で捨てる
- 貰う時は「欲しかった!」などと言い、帰宅して即ゴミ箱に入れる
- 「こういうのは欲しくないから誰かあげる」とプレゼントした人が目の前にいるのに横流しする
プライベートに踏み込んでくる
聞かれたくないことを平気で聞く
- 「旦那さんって弁護士なんでしょ、年収はいくら貰ってるの?」
- 「どこの大学卒?」「⚪︎さんってバツイチだよね、何で離婚したの?」
- 「母子家庭だったら大変じゃないの?」「お子さんって療育手帳あるの?」と仲が良くないのにズケズケと聞く
大人としてのマナーが悪い
食べ方や所作が汚い
- 食べながら話す
- 咀嚼音がうるさい
- お風呂に入らない
- 家の中を全裸でうろつく
- 目やにがついている
- おならやゲップを目の前でする
ハンカチやハンドタオルを使わない
- 外出時にハンカチを持って行かない
- トイレに行ったら濡れた手を服で拭く
- そもそもトイレで手を洗わない
がさつで品位が無い行動
掃除や整理整頓をしない
- 夫がハウスダストのアレルギーがあるのに掃除機をかけない
- カーペットに髪が束で落ちていても掃除機をかけない
- 便器や洗面所が汚れていても平気そう
- 物を床に放置する
- バッグの中身はぐちゃぐちゃである
- 掃除をしないくせに、あなたの部屋はゴミ屋敷だと批判してくる
結婚後に容姿や服装に気を遣わなくなった
- 外出するにも全くメイクをしない
- 楽だからと部屋着と変わらない服で外出する
- 服がヨレヨレでもアイロンがけをしない
- ムダ毛の処理を一切しない
- 髪もボサボサ、たまに鼻毛が出ている
- 体型に気を遣わない
- お風呂に入らず清潔感がない
なぜデリカシーのない行動を取るのか?
デリカシーのない行動を取る理由
- 空気が読めないから
- 相手の気持ちがわからないから
- 思ったことをそのまま言っているだけ
- マウントを取りたいから
- 人に負けるのが嫌だから
- 自分が100%正しいと思っているから
- 面白いと思っているから
などが該当すると思います。
ただ、これらの行動が度を過ぎており、社会性や協調性の欠如、情緒的なコミュニケーションの難しさが挙げられます。
こうした観点から、発達障害の視点からデリカシーのない行動を取る理由を解説していきます。
発達障害は、生まれつきの脳の特性であり、行動や情緒的な面での特性が見られます。
一般的には、ADHD、ASD、LDの、この3つを指します。
診断は国際的な基準であるDSM-5によって行われます。
また、発達障害の症状はあるものの、診断基準に満たない場合はグレーゾーンと呼ばれます。
厚生労働省の2020年の発表によると、発達障害と診断された人の数は全国で約48万人であり、さらに潜在的には800万人が該当するとも言われています。
さらに、グレーゾーンや無自覚な人は、それ以上に存在する可能性があります。
発達障害について詳しく知りたい方は、こちらのブログも参照にしてください。
ADHD
ADHD(注意欠如多動性障害)は、不注意、多動性、衝動性の3つを中心的な症状とする発達障害です。
以下に説明していきます。
まず、特性として衝動性があり、思ったことをそのまま口に出してしまうことが挙げられます。
また、多動性もあり、頭に浮かんだことを矢継ぎ早に早口で話してしまうため、まとまりのない話を延々と続ける傾向があります。
ADHDの人は空気を読む能力はあるのですが、衝動性が勝ってしまい、夫が疲れていても自分の話を一方的に続け、結果的にデリカシーに欠ける行動を取ってしまうことがあります。
また、知り合い程度の人に対してもプライベートな話題を率直に聞いてしまうことも、衝動性によるものと考えられます。
ただし、夫の不快そうな反応を見て「またやってしまった」と反省することもあります。
それでも同じ状況になると、衝動性が抑えられず、同じ行動を繰り返してしまうという特性があります。
また、掃除や整理整頓が苦手です。
掃除においては、順序立てて一度に複数の作業をこなさなければならないため、脳の特性上、作業記憶領域が少なく、マルチタスクが苦手です。
また、注意力が散漫になり、集中力が続きません。
そのため、掃除はかなりハードルが高く、苦手な行為となります。
時間や工程の管理が苦手なため、外出時にメイクをする時間が取れなかったり、服を選ぶ時間がなくいつも同じ服を着ることがあります。
また、優先順位が低いものは先延ばしにする傾向があるため、入浴や脱毛が面倒に感じられることもあります。
ASD
発達障害であるASDは以前はアスペルガー症候群として知られていました。
現在、ASDは自閉症、高機能自閉症、およびアスペルガー症候群などを含む障害の総称として使用されています。
ASDの脳の特性には、空気を読めないことや興味があることを一方的に話し続ける傾向があります。
そのため、夫が不快な表情をしていても、話を止めることなく一方的に話し続けてしまうことがあります。
また、相手の立場になって考えることが難しいため、悪口や批判であっても思ったことをそのまま口に出したり、初対面でもプライベートなことを平気で聞いてしまう傾向があります。そのような行動に対して叱責されても「本当のことを言って何が悪いの?」と意に介さないことがあります。
他者視点を持ちにくく、自分自身は困っていないため、社会人としてのマナーや身だしなみの整え方、風呂に入ることの意味などに理解が及ばない傾向もあります。
また、拘りが強いため、自分が望まないものを贈られると明らかに反応が悪く、不要と感じると躊躇なく捨てることもあります。
ASDの特性として、謝ることが苦手です。
これは、相手の表情や感情を読み取りにくい特性と、自身の持つルールに対する強い拘りが影響していると考えられます。
相手から謝罪を求められても、自身の行動がマイルールに沿っていた場合「私は間違っていない」「悪くない」と判断し、謝らない傾向があります。
また、自身のルール以外の行動や考え方を受け入れるのが難しいという要素も関与しています。
感情タイプだから
ここまでの説明を聞いて、うちの妻(彼女)は、そこまで症状は酷くはない、発達障害では無いという方は、単にお互いの脳の構造の違いにより、パートナーに振り回されているだけなのかもしれません。
次に脳の構造の違いである、論理・感情タイプについて簡単に説明します。
論理・感情タイプとは
通称、論理・感情タイプとは、モラハラ専門家の我々リジェネが長年のモラハラ解決への実践で培った知識と心理学の諸学説(エニアグラム・ビッグファイブ理論、交流分析)と発達障害などの脳機能の違いから生まれた、新しい手法です。
まだまだ、新しい手法のため、日々、研究やアップデートをしています。
ざっくり説明すると、論理タイプは「マルチタスクが得意」で「社会性や規範を重視する」という特徴、感情タイプは「一点集中が得意」で「個を重視する」ような特徴があります。
これは、どちらが良いとか劣っているという話ではありません。
単に、脳の構造が違うという話です。
それぞれに特性があり、得意や不得意、向き不向きなどの特性があります。
ちなみに、モラハラ妻(彼女)に振り回されやすい、夫(彼氏)に多いのは論理タイプの傾向があります。
社会性や規範を重視するために、感情的で衝動的な妻の行動が理解できず、何度も同じ失敗を繰り返して振り回されるので、心が削られる夫が多いです。
例えば、モラハラ妻に多い、メンヘラ特有の下記の特徴は、感情タイプがモラハラモードになった時に起こる反応と類似しています。
感情タイプの特徴
- 感情的で衝動的にキレる
- かまってちゃんである
- 電話やLINEの返信を急かす
- 会話に纏まりが無い
- 行動に計画性が無い
ですので、まずは論理・感情タイプのチェックリストを試してみてください。
論理・感情タイプの対処法も掲載していますが、今回のブログは、デリカシーがない妻に特化した内容で以下に対処法を記載しますので、また戻ってきて頂いて最後まで読んで頂ければ幸いです。
ちなみに、論理・感情タイプの脳内や思考について知りたい方は、コチラのブログも参考にしてくださいね。
デリカシーがない妻への対処法集
明らかな暴言を言ってくる場合
あなたや、あなたの身内や友人への批判など、あなたが絶対に言われたくないことを言ってきた場合は「そういうことを言うのは止めろ」「絶対に許さないぞ」と毅然と対応してください。
それでも相手が言い続ける場合は「しつこいな」「いい加減にしろ」と語気を強めて伝えます。
ここでの注意点は、決して感情的にはならずに毅然と自分の意思を伝えることです。
他人と比較など遠回しに批判をしてくる場合
そういうことを言われると「俺が劣っている」「⚪︎⚪︎さんより下と言われているみたいだから止めてくれ」と、ここでも自身の想いを冷静に毅然と伝えましょう。
また、ASDや感情タイプなど他者視点がなく悪意なく言っている場合もあるので、その場合は自覚させる意味でも繰り返し伝える必要があります。
大人としてのマナーやガサツな行為については
これらは、特性上、改善するのが難しい場合もあるので、本人が出来ることと出来ないことを明確にして貰う必要があります。
その上で、出来ないことには、夫が協力してあげる必要があります。
片付けが出来ないのであれば、一緒に手伝ったり、収納場所を決める、床に物を置かない、定期的に物を捨てるなどのルールを共有することが必要です。
また、毎回、妻の話が長い場合は「⚪︎分までなら聞ける」「⚪︎時には寝たい」など自身の意思を具体的に伝える方が良いでしょう。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
デリカシーのない妻の中には明らかに暴言や人格否定をしている妻もいます。
女性の場合は、嫌味を含んだ発言や笑いながらの皮肉など、わかりづらい部分が多いので「これってモラハラ?」と感じたなら、まずは、私たちに相談してくださいね。
最近は男性のモラハラ被害者も増えてきています。
あなたが男性でも、傷ついたと感じたなら、その気持ちは抑え込む必要はありません。
実際、我々の元には「夫とやり直したいと思う加害者妻」の受講も増えています。また、夫婦でのモラハラ解決講座を受講する方も増えています。
あなたが一日でも早く、その苦しみから解放され、少しでも生きやすくなるために、私たちリジェネはサポートさせていただきます。
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パートナーからのモラハラ被害で心身ともに疲れている方は、カサンドラ症候群になっている可能性がありますのでこちらのチェックテストも試して頂ければと思います。
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