論理・感情タイプ 脳内の解説

本日は、論理・感情タイプ、それぞれの脳内について解説していきます。

もくじ

  1. 見ている世界の感覚
  2. マルチタスク型と一点集中型について
  3. 人間関係について
  4. 感情タイプの反応が突然なくなる理由
  5. 感情タイプが頭が真っ白になる理由
  6. 感情タイプが怒られた後にケロッとしている理由
  7. 仲良くなった相手への対応の違い
  8. 感情タイプが普通がわからない理由
  9. 感情タイプが「普通わかるでしょ?」という表現が通用しない理由
  10. 論理タイプは発言には意図があると思っている
  11. 愛情表現の違い
  12. 感情タイプが仕事でも家事でもミスが多い理由
  13. まとめ

見ている世界の感覚

論理タイプと感情タイプとの世界の見え方の違いについて説明します。

これを理解するために、ゲーム「FPS(一人称視点)」と「TPS(三人称視点)」の違いがわかりやすいと思います。

本来はシューティングゲームの一人称視点か三人称視点かを表現する言葉でしたが、現在はゲーム内の視点そのものを表現する様に幅広く使われています。

FPS(一人称視点)は自身が操作しているキャラクターの視点そのままでプレイするのが特徴で、代表するゲームはバイオハザードやAPEXなどが挙げられます。

TPS(三人称視点)は自分が操作するキャラクターの後ろから世界全体を見ている視点で、代表するゲームはフォートナイトやスプラトゥーンです。

感情タイプの世界

一人称のゲームは、世界が自分視点で描かれているので自分の行動によってドアが現れ、エレベーターが開くなど、自己が主体であるという操作感覚を味わえます。

感情タイプは、一人称視点ゲームと同じように自分の今見えている範囲内を詳細に見る事が出来ます。

手元部分にピントが合わせて意識を集中し、それ以外の領域や死角にはほとんど意識を向けずぼやっとしか見えていません。

常に自分自身の視点に集中しているため、サッカー中継のような客観的視点を持つことを要求されても難易度が高く難しいです。

長期的な目標に向けてコツコツと向かうことが苦手なのは、あまり長期になると見えていない範囲に該当するからです。

また感情タイプに相談やアドバイスを求めた場合には、自己の経験や視点に基づいて語る傾向にあります。

論理タイプの世界

逆に論理タイプは三人称視点で世界を見ています。

三人称視点というのは、自分ごと後ろから世界が見えている状態を指し、すべてを俯瞰的に把握している状態です。

サッカー中継のように広角で俯瞰的な視点で物事を見る論理タイプは、常に客観的な視点で世界を捉え、味方や敵の動きを把握し、次の動きや選択肢を考えます。

短期的なことだと熱量が足りず間に合わなかったり、即断即決で即行動というようなイレギュラーが苦手です。

これは遠くの範囲を見るのには適しているリーダー体質だが、見えすぎるが故に情報過多となり不安が膨らみやすくエビデンスを集めて推敲する時間が必要だからです。

このような特性から、論理タイプに相談した場合、物事を抽象的に説明し、知識を羅列して話す傾向があります。

マルチタスク型と一点集中型について

マルチタスクとは、複数の作業を同時に進行できる能力を指し、ひとつひとつ完了させていくのをシングルタスクとされています。

論理タイプがマルチタスクが得意で、感情タイプはシングルタスクが得意です。

ただし、どちらが良いというわけではなく、これは脳の情報処理の特性によるものです。

マルチタスクは、防犯カメラやハッカーの部屋のように小さなモニターが複数あり、気になることがあればカメラを切り替えてズームするような感覚です。

感情タイプはシングルタスクであり、一つの作業に深く集中しやすいという傾向にあります。

ただし、例外として、車の運転中に音楽やラジオを聴くような、一つの行為として処理できる場合もあります。

論理タイプに管理職が多く、感情タイプに芸術家肌が多いというのはこのような差異があるからです。

人間関係について

論理タイプは、人との関わり方を商店街や江戸時代の平屋のイメージに例えています。

自分がその町内の一員として存在していて、向かいや両隣にはご近所さんがいる感覚です。

この感覚を持ち、他者とのコミュニケーションを取りながら関係性を築くことが当たり前と捉えています。

一方、感情タイプは、離島にひとり(家族)暮らしている感覚に例えられます。

フェリー船に乗ったり、高い橋代を払ったりと何かと労力がいるので、他者との関わりは必要な時に、自分が出て行きたい時に出ていくという感覚です。

論理タイプは社会で生きていく上で、他者とのコミュニケーションを取ることが当然と考えています。

一方、感情タイプはコミュニケーションを取ること自体に労力を感じ、かなりの努力が必要とされます。

人間関係の相関図についても違いがあります。

自己への意識が強いのが感情タイプであり、論理タイプは大勢の中に自分がいるという感覚です。

この特性から、論理タイプは発言する際に「これを言ったら⚪︎⚪︎さんはどう思うか」「△△さんは機嫌が悪くならないかな?」など他者の視点を考慮します。

反対に感情タイプは他者の視点を考えず、思ったことをすぐに口に出してしまう傾向があります。

感情タイプの反応が突然なくなる理由

感情タイプ特有の突然、充電が切れたように「ぼーっとする」感覚があります。

感情タイプには、自分の心にオアシスとなる場所があり、心のホームポジションと呼ばれる存在があります。

これは、本当にくつろげる場所であり「家の中的な場所」や「安心できる場所」です。

日常的に関わる社会とは別に、脳内にメタバースを作っているような感覚です。

これは、マインドワンダリングとも呼ばれます。

この感覚は僕自身にもあり、基本的には自分の内側で暮らしており、必要な時だけ外の世界と関わる感覚です。

街中を歩いている時でも同じであり、自分の内側と対話や自問自答をしながら歩いています。

外の世界との関わりは、感情タイプにとってはエネルギーを消耗する作業であり、エネルギーを充電するために心のオアシスに戻る必要があります。

そのため、感情タイプは、「自分の内的世界」と「一般社会」の2つの世界で生きているような感覚を持っています。

感情タイプが頭が真っ白になる理由

感情タイプ特有の「頭が真っ白になる状態」、つまりフリーズやパニック状態に陥る原因は、論理タイプと比べてワーキングメモリ(作業領域)が小さいためです。

これを料理で例えると、感情タイプはまな板の大きさが小さく、コンロも1つだけの1人暮らし用のキッチンで1品ずつしか作るのは難しい状態です。

逆に論理タイプはコンロがたくさんあって作業スペースの広いキッチンなので、同時にする作業がいくつかあっても混乱にはなかなか至りません。

ですので、論理タイプが自分と同じように感情タイプは質問をたくさんしたり、長い説明をしてしまうと情報の処理が追いつかないため、パソコンがフリーズするように頭が真っ白になってしまいます。

このフリーズ状態になると、外界からの情報は何も入らず質問内容などは覚えていません。

そのため、まずは外界との接続の安定を図るために、その状態を自覚し、深呼吸をしたり「今、パニック中だから、ちょっと待って」と相手に伝える必要があります。

ちなみに僕自身も頭が真っ白になる状態を経験したことがあり、特にPCでの事務作業時には30分に一度、眩しくて視界が真っ白になることがありました。

これはある意味、自動的にスイッチが切れる、シャットダウンのような感覚でした。

僕の場合は、30分おきにマインドフルネスのような深呼吸を数回繰り返すと、眩しさが軽減され、また作業に取りかかれるようになりました。

また、外部からの感覚刺激が多い環境(眩しい光、多くの貼り紙がある壁)、喋り声や騒音などでも頭の中がごちゃごちゃになり、目の前が突然真っ白になることがあります。

さらに、フリーズ状態に陥った場合、気づいた時には周囲の状況が変わっていることがあります。

例えば、カフェや電車で気づいたら隣の客がおじさんからお姉さんに変わっていたり、飲み会で気づいたら物が片付けられていたりします。

一方で、論理タイプは心のオアシス的な場所がなく、フリーズすることもスイッチもありません。

常に脳内が24時間フル稼働しているのがデフォルトで、妻の場合は、温泉に入っていても、仕事のことが浮かんでくることがあるようです。

論理タイプに多いのが瞑想やイメージワークが苦手という点です。

瞑想は脳内の思考を止めて自律神経を切り替える作業であり、感情タイプはスイッチをオフにすれば瞑想モードに入れますが、論理タイプはそういう感覚がわからないと仰る方が多いです。

感情タイプが怒られた後にケロッとしている理由

感情タイプは、ケンカや怒られた後や翌日に何事もなかったかのように振る舞いますが、これは記憶が消えたわけではなく、感情の処理が論理タイプよりも長けている点が挙げられます。

感情タイプは衝動的に怒りますが、熱しやすく冷めやすく、その場で感情を出す人も多いため、出すことでスッキリし、引きずることはほとんどありません。

また、心のスイッチをオフにすることで、自分の世界に逃避したり、別のことに興味を向けたりすることで気分転換にもなり、感情のゲージも下がりやすいです。

一方、論理タイプは心のスイッチを切れないため、感情の処理が難しくなります。

論理タイプの多くが口にするのが、自分の中に箱のようなものを作り、負の感情を放り込み続けて外に出ないように封印しているとのことです。

ただ、この箱が開いた場合、負の感情は止まらなくなり、感情を出したことによる罪悪感にも捉われます。

また、その感情をぶつけた相手から怯えられたり怖がられたりすると、傷が深まってしまうとのことです。

稀に感情タイプの方でも、怒りの感情を引きずる事象がありますが、それらは主にトラウマ的な、自身の中で処理できていない事柄である場合が多いです。

仲良くなった相手への対応の違い

これらについてもタイプにより違いはあります。

論理タイプは親密になると、会う頻度やコミュニケーションも増えて、ネットワークの線が太くなるような感覚を持ちます。

一方、感情タイプは、恋人や夫婦になったとしても、コミュニケーションを取ること自体が特別なことである感覚には変わりはありません。

ただ、めちゃくちゃ仲良くなった人だけに、私の島に入ってきて良いという許可証や永久ビザを発行するような感覚があります。

感情タイプは親しくなるほど、自動的に素が出て、スイッチオフになりやすいです。

この理由は、気遣いやサービスは、社会生活で頑張って他所行きの対応をしているため、エネルギーがもたないことと、ある意味、心を許せる相手には安心するため、自分の素を見せる感じです。

例えるなら、猫がずっとお腹を見せて寝転がる、ゴロニャンの状態です。

ただ、これらの対応や価値観の違いがトラブルの要因になりやすいのも事実です。

論理タイプは親しくなるほど相手へのサービスの質が上がり、感情タイプは結果的に相手へのサービスが低下するため「大切にされていない」「釣った魚には餌をやらないということか?」「愛情表現が足りない」といった誤解が論理タイプから生まれることがあります。

感情タイプからすれば、素を見せる行為は「愛情が減った」のではなく、むしろ「信頼が上がった状態」でしかありません。

しかし、論理タイプには、それらの説明を積極的に伝えない限り、常に不安や不信感を抱える状態になります。

また、感情タイプの感覚として、相手に対して、どれだけ素を出してくれるかが、愛情のバロメーターとも言えます。

例えば、論理タイプが以前よりも積極的な行動を示してくれたとしても、相手から素を感じられない場合、「気を許してもらえていないのかな?」「水臭いな」「信頼されていないのかな?」などと解釈されます。

感情タイプは心を許すほど、場合によっては相手との距離感が近くなりすぎて、論理タイプからは失礼な態度を取る場合があります。

これは自分と他人との境界線が曖昧なためで、他者に対して境界なく侵入し、相手を自分の延長として取り込み、同調圧力をかけてくる場合がありますが、論理タイプは親しき中にも礼儀を重んじますので注意が必要です。

纏めますと、論理タイプは、仲の良い人とはずっと一緒にいられる感覚を持ちますが、感情タイプは、恋人や夫婦であれ、定期的に「自分の心のオアシスに戻る時間は必要」という感覚であり、この感覚が論理タイプには理解できないため、トラブルになりやすいです。

この感覚は僕にもあり、家族であれ、親しい友人であれ2時間以上一緒にいると疲れます。

その場合は、そっとしておいて欲しいし、黙っておいて欲しいし、ドライブ中であれば、横で寝ておいてくれれば良いと感じます。

お互いの脳機能の特性や愛情表現の形が異なることを理解し、相手の行動への誤解を減らすために努めることが、より良い関係を築くための鍵だと思います。

感情タイプが普通がわからない理由

感情タイプは、全く普通がわからないという訳ではありませんが、俗にいう暗黙の了解的な普通がわかりにくい傾向があります。

例えば、新しい職場に勤務する場合、論理タイプは同僚や先輩の行動を客観的に観察し、情報収集をして、そのデータの分析や自身の経験則も加味して、その会社での平均的な行動や振る舞い「その会社での普通」を推し量る感覚があります。

この行動は、多くのデータを元に算出されるため、まず外れることはありません。

また、論理タイプは、この平均的な普通の感覚を、全ての人が持っていると思っているため「それくらい、常識だよね」「そんなの当たり前」というフレーズが出るのです。

一方で、感情タイプには、このようなデータに基づく「その場の平均的な普通」の概念はありません。

感情タイプは、客観的に相手を見るという視点がなく、あくまでも自分が主体です。

したがって、論理タイプからの「普通、それくらいわかるよね」という言葉は、感情タイプには全く刺さりません。

では、感情タイプがその場での普通をどのように認識しているのでしょうか。

感情タイプは、主体は自分自身であるため「怒られるか、怒られないか」「これ以上は絶対にダメ」という、NGラインを肌感覚や経験的に見極めています。

そして、その場でのNGラインが理解できたなら「そのラインの中では自由だ」と判断し、微調整をかけて適応していく感覚です。

ただし、肌感覚のため、外れる場合もあります。

それらの経験から、怒られるのを回避するために、詳細な業務マニュアルや上司からの詳細な指示を求めたりします。

また、自分の管轄外の仕事に線引きをして、頑なにやらないのは、普通がわからないことに対する一つの対策であり、自己防衛であるともいえます。

論理タイプが主張する「普通」とは、その場に応じての平均値、相対的な概念であり、感情タイプが主張する「普通」とは、全世界共通の普遍的なもの、絶対的な感覚です。

例えば、論理タイプが主張する平均値の「普通」であれば、A社では通用した普通が、B社では全く通用しないことがあります。

感情タイプからすれば、論理タイプが主張する可動式の「普通」は「他社で通用しない時点で普通ではない」「普遍的ではない時点で、それは普通ではない」という認識のため、スレ違いが起きるのです。

感情タイプが求めている「普通」の感覚の定義は、論理タイプからするとかなり重いものであり、この温度差の違いにより、会話が噛み合いません。

この感覚の違いにより、例えば、論理タイプの人が、感情タイプの人に、この会社での「普通」を伝えたい場合は、まずは「NGライン」を伝えるのが一番、伝わりやすいと思います。

感情タイプは、普通や常識に縛られずに自由に行動する傾向があります。

そのため、論理タイプからすると、そのような自由奔放な振る舞いを羨ましく感じる部分があります。

その一方で、感情タイプの自由な行動には、空気が読めない、思うがままに振る舞う、好き勝手に生きるという側面もあります。

これにより、論理タイプからすれば、感情タイプの一部の行動に対して尊敬できないと感じることもあります。

感情タイプが「普通わかるでしょ?」という表現が通用しない理由

これらは曖昧な表現や前後の文脈を理解しにくい特性が関係しています。

感情タイプはしばしば、曖昧な表現に対して理解が難しい傾向があります。

例えば、病院で医師から「最近いかがですか?」と聞かれると、「何がですか?」や「どういう意味ですか?」と聞き返すことがあります。

これは、曖昧な表現や前後の文脈を十分に理解していないためです。

さらに、病院で「指を骨折しました」と本人が言ってきた場合、医師が「じゃあ、指を見せて」と言ったら「どの指のことですか?」とキョトンとする反応もあります。

通常の流れであれば、骨折した指を見せることが当然とされますが、曖昧な表現だと感情タイプには理解しづらい場合があります。

論理タイプは発言には意図があると思っている

感情タイプの人が「荷物が重たい」と聞こえる声で言った場合、論理タイプの人は「荷物を持って欲しいんだな」と察して、荷物を持ってあげると思います。

しかし、その際に相手からキョトンとされたり、「えっ何で?」と言われた経験はありませんか?

これは、感情タイプの人には、発言に意図はなく「ただ重いから衝動的に言っただけ」だからです。

論理タイプからすれば、せっかく気を利かせてあげたのに、全く感謝の言葉もなかったりするとストレスが溜まります。

このような感覚の違いがトラブルの元になります。

論理タイプは常に社会との関わりを持っており、周囲に目を配らせているため、相手の些細な一言であれ、サッカーで言えばパスを回された感覚になります。

口から発した言葉は「基本的に人が見ていることが前提」であり、他人に受け取られるのが当たり前と考えます。

論理タイプは周囲の発言に反応し、コミュニケーションという名のパスを回し合っている感覚です。そのため、相手の行動の先々を読んで行動をするのです。

反対に感情タイプは、発言に意図がなく、単に思ったことを、そのまま言葉にすることが多いです。

例えば、暑い時に「暑い」と言うのと同じです。

荷物を持って欲しいと思うなら「重いから持って」と単刀直入に言います。

まとめると、論理タイプの「発言には意図がある前提」と感情タイプの「衝動的に発言をしただけ」という相反する性質の違いが、人間関係のトラブルの要因です。

これらの解決策は、お互いの性質を尊重した上で、会話や行動で違和感を感じたら、必ずお互いに「実際に口にして伝える」「疑問を口にして確認する」ことが重要になります。

愛情表現の違い

感情タイプの性質として「自分の好きなもの」「自分が良いと思っているもの」を相手にプレゼントする習慣があります。

これは「私の世界の良いものを分けてあげたい」「共有したい」という思考からきています。

一方で、論理タイプはまず「相手の立場」で「相手の役に立つもの」「喜びそうなもの」を中心に何をプレゼントするかを考えます。

プレゼントの内容は相手が喜ぶものであれば、自分が好きでもないものや全く評価をしていないものでも構いません。

また、論理タイプがプレゼントしたのに相手の反応が良くなかった場合は、「あ〜、気に入らなかったんだ」と解釈し、次回はもっと喜んでもらえるよう努力しようと思うことが一般的です。

感情タイプと論理タイプでは、愛情表現や交流のあり方に対する考え方が異なります。

論理タイプの愛情表現は、普段から誰にでもしていることのサービスや質を大事な相手に向けて上げる傾向があります。

そのため、相手に対しても同様のサービスや質を期待し、見返りを求めることがあります。

したがって、そのような行動や態度が見られないと、不満だけでなく「私に愛情がないのでは?」と感じることもあります。

一方、感情タイプは相手に興味がないと交流しません。

彼らにとって、交流は愛情や関心の証明であり「交流=愛情」という感覚を持っています。

そのため、相手との交流を持とうとする意思そのものが、相手に対する好意や関心を示す行動として捉えられます。

感情タイプにとっての愛情表現は「一緒にいること」そのものであり、「嫌なら一緒にいないよ」という言葉は、彼らの中では一般的な感覚であり、世の中の全ての人が持っている感覚と思っています。

感情タイプが仕事でも家事でもミスが多い理由

感情タイプがミスを減らせない理由は、彼らの特性に起因しています。

彼らは一点集中型であり、自分主体の視点のため、死角が多くなります。

ミスを指摘されると、「次は絶対にミスはしてはならない」と過度に緊張し、注意をミスした部分に絞りがちです。

また、汚名返上の為にも、以前よりも増して、細かく丁寧に且つ、素早く沢山こなそうとします。

その結果、さらに視野が狭くなり、見落としや抜けが発生しやすくなります。

ただ、本人からすれば細心の注意を払っているのに、さらにミスをして怒られる為、どうしたらいいかわからない状態になり、フリーズします。

一方、論理タイプは客観的な視点を持ち、ミスを犯すことはほぼありません。

彼らにとって、同じミスを繰り返す感情タイプの行動は理解できないものであり、「いい加減」「やる気がない」と映ります。

結果的に、このような行動が信頼を失う要因となります。

一方、論理タイプは客観的な視点を持ち、ミスをすることは、ほぼありません。

彼らからすれば、同じミスを繰り返す感情タイプが理解できず「いい加減」「やる気がない」ように映り、結果的に信頼が失われていきます。

また、これらの他の要因には、先ほど述べたマインドワンダリングの特性も関連しています。

作業中でも、目の前の課題から意識が離れ、あれこれと思いを巡らせてしまい、集中して一つのことを成し遂げるのが苦手な点も挙げられます。

さらに、遅刻をすることも、時間の見積もりが甘いことから起こることがあります。

動きに無駄が多く、非効率的であるため、気づいたら時間がどんどん過ぎてしまうこともあります。

こうした問題に対処する方法としては、定期的に手を止めて一旦全体を確認することや、集中したら一旦視野を広げてから再び集中すること、また一呼吸おいてから全体を見渡してから行動することなどが挙げられます。 

まとめ

感情タイプと論理タイプの違いいかがだったでしょうか?

あるある!と感じていただけたり、パートナーのここが困っていると感じていることが明確になったりしたかなと思います。

きっちり別れている人だけではにですし、部分的に論理で部分的には感情の方ももちろんいます。

自身をもっと知ることで、相手を知ることに繋がり、ふたりの相互理解に繋がります。

相互理解に向けたヒントとしてお使いくださいね。

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