【相談事例】モラハラをする彼氏と結婚すべきか悩んでいます

今回はモラハラをする彼氏との今後について悩まれているAさんの事例を紹介します。
Aさんがカサンドラ症候群の状態から自分自身を取り戻し、彼氏の加害者体質の改善の流れを時系列で説明します。

この記事はこんな方におすすめです

  • 彼氏との結婚に不安を抱えている方
  • 彼からモラハラ被害を受けている方
  • モラハラ加害者の変容が知りたい方

結婚適齢期で「今の彼氏と結婚していいのか」と悩まれる女性は多くおられます。その方達の参考になればと思っております。
モラハラ解決までの流れを詳細に書いていますので、少し長くはなりますが最後まで読んで頂けたら幸いです。

※プライバシーに配慮して本人特定できないように一部改変しています※本人の了承確認済※

もくじ

  1. 被害者Aさんの相談内容と彼の暴言集
  2. セッションで気づいたこと
  3. モラハラ解決のプロセスや流れ
  4. Aさんと彼の生い立ちと価値観について
  5. 彼が暴言を吐いていた理由
  6. 彼の生活改善の内容
  7. お互いの関係性の改善内容
  8. さいごに

被害者Aさんの相談内容と彼の暴言集

被害者Aさんの相談内容

私は28歳で彼は32歳で、付き合い始めて1年半になります。
最近、彼のモラハラが酷くなり、どうしたらいいのかわからず悩んでいます。
出会いはマッチングアプリから結婚を前提にということでお付き合いを始め婚約しました。
彼は高学歴で大手企業勤務のため、高級ブランドの鞄や時計をプレゼントしてくれたり、頻繁に旅行に連れて行ってくれたりなど、幸せな日々を過ごしていました。
しかし、付き合って6ヶ月目以降から彼の暴言がひどくなり、彼が思い通りにならないと突然キレることが増えてきました。
ただ、キレた後は我に返ったように必ず謝罪はしてくれます。
彼が根っからの悪い人ではないとは思いますし、そう思いたいです。
最近は言い合いの度にモラハラの内容も酷くなってきて先日はついに腕を強く掴まれました。
そのことを周りに相談すると別れた方がいいと言われましたが、出産のタイムリミットを考えると決断できずにいます。
このまま彼と結婚すべきか、別れるべきか悩んでいて、眠れない日が続いています。
この問題について相談させてください。

彼の暴言集

  • 代わりの女なんかいくらでも見つけられるから
  • 片親で学歴も低いのに婚約してあげたのを忘れるなよ
  • 非常識な親元で育ったから、そんな異常者になるんだよ
  • 何回俺を怒らせればわかる?ほんとクズだな
  • 言い訳ばかりして変わらないままだよね?バカなの?消えてくれる?
  • 元カノはもっと痩せていたし可愛かった。顔面偏差値低いんだから手を抜くなよ

ただ暴言を吐いていない時は優しいので、彼が将来的に成長して変わってくれるのではないかと思ってしまいます。

セッションで気づいたこと

それにしても酷い暴言の数々で、聞くに堪えない人格否定のオンパレードです。
また、矛先がAさんだけではなく、Aさんの親にまで及んでいるのが、更にAさんには聞くに耐えられない部分だとは思います。
こうやってモラハラ問題に関わると、当人同士だけでなくお互いの実家も含めた問題が絡まって難解になるケースが多々あります。

面談の当初はAさんだけの受講でしたが、Aさんが彼氏の加害者体質の改善を強く望んでいたため、Aさんが彼氏を説得し、途中から彼氏も加害者プログラムを受講しました。
当初は彼氏からすればAさんが別れたい程、悩んでいるとは全く理解しておらず、寝耳に水の様な態度でしたが、コチラからAさんの心境などをリアルに伝えたところ、彼氏自身もAさんとの結婚を望んでいるため、加害者体質の改善に取組むとの話になりました。

今回は、Aさんと彼氏とのモラハラ解決のプロセスや流れを説明していきますね。

モラハラ解決のプロセスや流れ

状況確認と情報の共有
初回の面談では現在の状況確認と共に、生い立ちや家庭環境、家族との関わり方、また、お二人の関わり方が共依存機能不全に陥ってないか、またアダルトチルドレン(AC)ではないかなどをテストし確認していきます。

なぜ、モラハラ解決なのに生い立ちから振り返ることが必要なのかと疑問を持たれる方もいると思いますが、実は生い立ちにはたくさんの情報が含まれており、現在の性格や人との関わり方は生い立ちに大きく影響されているからです。特に重要なのは両親との関係であり、現在の人間関係の基盤となっているからです。

お互いの一次感情に気付く
被害者の場合
自身の「本当はこうして欲しかった」という感情を振り返り、打ち明けることで自他の境界線をつくる
加害者の場合
「自分自身のルールを書き出すこと」で、自分を見つめ返し何も飾らない素直な気持ち(一次感情)にたどり着く
一次感情をもとに話し合いを深める
被害者の場合
踏み入られたくない部分を守るために境界線をひく練習をする。嫌という感情を相手に伝わるよう言語化する。
加害者の場合
マイルールや親からの価値観の取り込みに気付く。怒りのコントロール法を練習する。自分が本当は何がしたいのかを理解し自己一致する

Aさんと彼の生い立ちと価値観について

Aさんの生い立ち・価値観の理解

Aさんの生い立ちについてですが、いわゆる毒母に育てられたとのことです。

母親は幼少期から進路や恋人に至るまで全てに口を出す管理タイプでした。
さらに、Aさんには10歳程年の離れた弟がいますが、両親は育児や家事をまともにせず、ギャンブルに明け暮れ、ネグレクトや育児放棄の状態でした。
そのため、中学生の頃からAさんは遊びに行くこともできず、弟の世話や家事全般を担当していました。
このような過酷な生育環境は、現在でいうヤングケアラーに該当します。
また、Aさんは両親の頼りなさから幼少期から「私がしっかりしなければならない」という思いで生きてきたと話しています。
両親はギャンブル依存症であり、文房具などの必要な物もまともに買い与えず、給食費も支払わずにいました。
これは一般的にモンスターペアレントと呼ばれる状況であり、金銭面でもかなり苦労したようです。
これらの経験から、Aさんは結婚相手においては絶対にお金で苦労したくないと考え、高収入の人を希望していたと言います。

Aさんの生い立ちを振り返ると、家庭崩壊や機能不全家庭といった状況が明らかです。

彼女はアダルトチルドレンのテストでイネイブラー(支え役)に該当し、幼少期から家族を支える役割を果たしてきました。

また、現在も、その役割は継続され彼を支えていることに気付きました。

幼少期から母親には様々な決定権を握られ、恋人ができても口出しを受けたり、進路についても自分の主張が聞き入れられなかったと述べられています。

中学生の頃からは、早く実家を出ることを考えていたそうです。

母親に対しては自分の意見を言っても怒鳴り散らされ、所有物のように扱われる状況がありました。

また、父親は無関心で中身のある話をすることもなかったと述べられています。

このような家庭環境で育ったため、Aさんは常に孤独を感じていたとのことです。

彼の生い立ち・価値観の理解

彼の両親は共に高学歴で、父は有名企業の役員とのことです。

父は男尊女卑の傾向があり、学歴至上主義でプライドが高く、母は常に父が不機嫌にならないように良妻賢母として振る舞っていました。

母は専業主婦で、家事育児をきっちりこなしていましたが、少しでも家事ができていない部分があると、すぐに父が粗探しをし暴言を吐いていたそうです。

また、父からは常に「一流の大学に入り、一流企業に入らない奴は、この家の恥さらしだ」「そんなクズは、この家には必要ない」といった言葉を受け続けたため、彼は寝る間を惜しんで必死に勉強をしてきたとのことです。

彼はACテストではヒーロー(英雄)に該当します。

これらの家庭環境から、彼の現在の性格が形成されたと考えられます。

彼の父が母にしていることと、彼がAさんにしていることはほぼ同じで、学歴や性別に基づいて常に優越感を持とうとしています。

また、彼の男尊女卑や学歴至上主義の思考は父の影響と思われ、それをそのまま引き継いでいます。

結婚への価値観についても、妻は夫を立てるのが当たり前という昭和の時代の男尊女卑の思考を持っていることに気付きました。

一方、彼の方はプライドが高く、面談当初は全く自分のことを話さず、ワークをする様に促す時も「これをすることに何の意味があるのか?」などと攻撃的な口調でしたが、ワークの目的や効果などを論理的に伝えると徐々に納得をされながらカリキュラムを進めていきました。

彼が暴言を吐いていた理由

彼のマイルールの例

  • 一流の大学に入り一流企業に入らないといけない
  • 出来損ないのクズは必要ない
  • 妻は夫の機嫌を取る事を優先すべき

この他にもたくさんルールはありましたが、彼のモラハラの原因は親から取り入れたマイルールが原因でした。

幼少期は自分自身を守る為にマイルールが必要で今まで従順に守っていたが、この価値観が親からの刷り込みであると気付いたことが深い自己理解へと繋がりました。

また、この「価値観を維持すること」と「彼女との分かり合って暮らす生活」どちらを重視するのかと確認したところ、間髪いれずに「彼女との生活」と答えたため、徐々にこの価値観を手放していく様にお伝えしました。

一次感情を理解したことで、自身の本音に一つずつ向き合わせ怒りのコントロール法を身に付けてもらいました。

彼の生活改善の内容

加害者に多い、仕事が非常にできる有能なタイプで過労状態でした。

若く体力はあるけれど、残業や休みも少なく常に高ストレス状態で、許容量を超えているのかもしれないと面談中に打ち明けてくれました。

彼の生活改善の例

  • 睡眠時間の確保と睡眠の質を高め体から安定させる
  • 飲み会やそもそもの酒量を減らす
  • 筋トレやサウナで整う等の身体をリフレッシュさせる
  • 仕事を一人で抱え込まないようにする
  • タスク自体を減らす
  • 頼ることに対する認識を変える
  • 上手く采配することも必要だと認識を変えた

お互いの関係性の改善内容

また仕事のストレスについて、男が弱音を話すのはカッコ悪いとの思いがあったが、一方で誰にも言えず抱え込んでしんどいとも仰ったため、Aさんに話すことを提案しました。

Aさんに傾聴の基礎を習得してもらって、少しづつではあるがお互いの理解が深まったと実感されていきました。

その後、順調に結婚の話が進んで幸せになられたという報告をいただいております。

また、何か行き違いがあった時は、必ずリジェネに相談するというルールを設けられているそうで、相談料は必要経費とのことです。

さいごに

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

彼がモラハラ行動を引き起こす背後にはさまざまな要因が考えられます。

これらの要因を排除することで、モラハラの傾向は改善される可能性があります。

例えば、20代の彼であれば仕事に不慣れなのが原因でストレス過多になり、モラハラに至っていることもあります。

その場合はワークライフバランスを整えることで劇的にモラハラが軽減することがあります。

また、モラハラパーソナリティの人々は怒りの感情のコントロールが苦手ですが、我々のモラハラ加害者プログラムには、それらの改善方法もありますし、多くの加害者体質の改善事例もあります。

また、モラハラ被害にあいやすい人々は、元々の被害者体質もあるため、これらを改善することで、モラハラ夫との関係を再構築された方も多数おられます。

ですので、一人で抱え込まずに、まずは気軽にご相談してくださいね。

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