モラハラ妻に多い「私は悪くない」と自己正当化する自称被害者の特徴と見極め方
今回は、モラハラ妻に多い「私は悪くない」と自己正当化する自称被害者の特徴と見極め方について説明します。
私たちの講座には、モラハラ加害者と被害者体質の改善講座がありますが、どちらの講座を選択するのかは自己申告制です。
被害者プログラムを受講する人の中にも、支援を開始すると明らかに攻撃的で加害的な行動を取る人が一定数います。
その特徴として、被害者という立場を利用し、パートナーを一方的に悪者に仕立て上げ、自身の問題には一切向き合わず「相手が全て悪い」「相手が変わるべきだ」と一方的に相手を責め続けることが挙げられます。
自称被害者にモラハラ発言がある場合には、我々は指摘や行動改善を促しますが、少し言っただけでも「私が悪いと言うことでしょうか!?」と反論し、怒りを示すことがあります。
カサンドラ症候群の特徴として怒りのコントロールが出来なくなるというものがあります。
また、一番つらい状態のときには支援者の手を振りほどいてしまうことがあるというのももちろん理解しています。
ただ被害者体質にはない自己中心的な発言やこちらをコントロールしようとする行動なども見受けられるため、一定数の自称被害者が存在するという結論に至りました。
率直に言って、支援する側としても、一番手を焼きます。
自称被害者が厄介なのは、被害者の椅子に座ることで誰からも非難されないという自覚があるのに認めようとしないからです。
今回は、このような自称被害者からモラハラ被害を受けているであろう被害者の方に向けて、その特徴を説明していきます。
パートナーから「あなたのしていることはモラハラだ」と指摘されていたとしても、実際はあなたの方が被害者の可能性があるため、自称被害者の特徴や行動から判断していただければと思います。
この内容を免罪符として「わたしが真の被害者だ」と悪用されることを懸念して一切の発信を避けてきました。
このように丁寧に解説しようが結局は「自身が真の被害者である」と認知して、いたちごっこになる可能性が高いのでしょう。
また、全て自己責任にしてしまう被害者体質の場合は「わたしは自称被害者だったんだ」と傷ついてしまう可能性もあります。
伝えたい人に思う様に届きそうにないのですが、リジェネとしては再構築する限り加害者と被害者を決めてレッテル貼りをする必要はないと考えています。
今回の内容が心のどこかに引っかかって正しく届くことを願っております。
最後まで読んでいただければ幸いです。
この記事はこんな方におすすめです
- モラハラ被害者の方
- パートナーが自称被害者だと思う方
- 自称被害者の特徴が知りたい方
もくじ
- 被害者でいることのメリットは?
- 純粋な被害者の特徴
- 自称被害者の特徴と純粋な被害者との違いを説明
- 「私は悪くない」「私は間違っていない」というフレーズを多用する
- 相手からの加害性を主張するが絶対に離婚はしない
- 我々に暴言を吐いたりコントロールしようとする
- 自分の非は一切ないと断言する
- 100%他責である
- LINEを返さないと鬼LINEを送ってきてブチギレる
- 被害者体質の改善を促すが一切行動しない
- 支援開始をしても我々の忠告を全く聞かない
- 人間関係を制限したり嫉妬が異常である
- 自身の感情や想いを言語化するのが極端に苦手である
- 問題解決への具体性がない
- 無自覚に自称被害者を主張する主な事例
- 感情タイプだから
- 自称被害者への対処法
- まとめ
被害者でいることのメリットは?
まず、自分を被害者の立場に置くことでのメリットは下記です。
被害者でいることのメリット
- 相手を責めてもいい権利
- 相手を謝らせる権利
- 相手を思うようにコントロールできる権利
- 誰からも責められず怒られない権利
- 大切に扱われる権利
この内容について、詳細を知りたい方はコチラを参照にしてください。
次に、純粋な被害者と自称被害者の特徴について説明していきます。
純粋な被害者の特徴
純粋(本当の)な被害者の特徴
- 自分の非は素直に認める
- 問題解決へ必要な行動を取る
- 自身の問題にも向き合う
- 客観的なフラットな意見を求める
- 相手との問題点を具体的に語れる
- 相手の改善して欲しい部分を具体的に語れる
- 状況によっては離婚も視野に入れる
- 質問の意図や言葉の背景を考える
純粋な被害者の特徴として、自身を客観的に見る能力があり、一時的にパニックになったとしても長く感情に流されずに冷静で論理的です。
他者の感情にも敏感であり、例え相手が不機嫌であっても感情に流されずに相手に配慮することができます。
また、自身が被害者であっても、加害者と協力して問題解決を試み、自身の課題を受け入れ改善する意欲があります。
このようなフラットな思考のため、夫婦間の問題や自身の問題について具体的に言語化でき、相手の理解度を考慮しながらコミュニケーションを取ることができます。
また、夫婦間の喧嘩の原因を語る際も、自身の責任やイライラの原因、トラブルの経緯などを具体的に説明できます。
自称被害者の特徴と純粋な被害者との違いを説明
「私は悪くない」「私は間違っていない」というフレーズを多用する
このようなフレーズは加害者によく見られる傾向です。
これらの発言が出る理由は、自分の意見に反対されたり、批判されたりすると「攻撃された」「責められた」と感じるからです。
しかし、客観的に見れば、疑問点があるから質問しているだけで「ただの質問」であり、責めている訳ではないことは明らかです。
同様に、モラハラ解決に必要な行動を提案しても、「絶対にやりたくない」「言いたくありません」とはっきり意思表示します。
意思表示はもちろん悪いことではありませんが、譲るポイントが全くないというのが特徴です。
相手からの加害性を主張するが絶対に離婚はしない
それほど嫌なら離婚すればいいと思いますが、絶対にしません。
いくら聞いても相手や周りの人間がおかしいとばかり主張します。
その内容は「私がこんなにしてるのに返さない」「思ったようにしてくれないからモラハラだ」といった論点がずれているものが多く「明日にでも離婚する」と豪語していても、いってらっしゃいのキスをしている等の発言と行動に矛盾があります。
また、我々に対しても本音は一切といっていいほど明かしません。
これは「なぜモラハラ被害を受けても離婚したくないのか?」と真剣に一度も考えたことがないため、自身の本音を言語化できないからだと思われます。
また、相手から離婚を切り出されると「絶対に親権は渡さない」「離婚したら子どもには絶対に会わせない」「あなたの安月給じゃ慰謝料も払えないんでしょ?」などと脅しや人格否定を使い、離婚を阻止しようとすることもあります。
我々に暴言を吐いたりコントロールしようとする
例えば、夫婦でプログラムを受講する場合、夫婦同士での連絡は我々が仲介し、双方の意思を伝える役割を担う場合があります。
しかし、自称被害者の場合は、相手が期待するような行動を取らないと怒りを爆発させます。
さらに、その怒りを我々に向けてぶつけることもあります。
例えば「高い金を払っているのに、あなたは何の役にも立たない」「何も解決していない」「カウンセリングなんて何の意味もない」といった言葉を投げかけてきます。
また、「共謀して自分を陥れようとしている」など陰謀論のような根拠のない冤罪をふっかけてくることもあります。
これらの人格否定の行為は経験の再現であり、パートナーにも同様の人格否定を日常的に行っていることが想定されます。
自分の非は一切ないと断言する
夫婦間において、どちらかが絶対に正しいとか間違っているということは基本少ないもので、双方が折り合いを付けながら暮らしています。
誰もが体調不良やストレス過多で、イライラして不機嫌になることがあります。
相手の状況を考慮し、客観的な視点を持つことが重要ですが、自称被害者のこの視点はありません。
相手の気持ちを考えず、主観でしか物事が見れないため「自分に非は無い」と断言できるのだと思われます。
100%他責である
被害者特有の相手を思いやる思考がありません。
例えば、夫が不機嫌な場合は、「疲労が溜まっているのかな?」「仕事でのストレスがあるのかも」などと、配慮する思考が嫌でも優先で出てしまうのが被害者体質です。
しかし、自称被害者にはその思考は一切なく「モラハラだ」「ありえない」と被害を受けたことを主張するのが最優先となります。
LINEを返さないと鬼LINEを送ってきてブチギレる
これは、我々との信頼関係が築かれた後に現れる行動ですが、営業時間外や定休日でも返信を早急に求めてきたり、急に今から電話したいなどの過剰要求をしてきます。
こちらの事情を一切考慮せず、一方的に提案し、既読を付けてもいない段階から即レスをしてくれないと怒り心頭になります。
この行動はカウンセリングの世界では、経験の再現として知られ、信頼関係が築かれた相手に対して見られる行動と解釈されます。
我々にしている行動は、より近い存在であるパートナーにも同様にしていると解釈します。
相手が仕事中や真夜中に急用でもないのに、鬼LINEや鬼電をするのは、パートナーに対してあまりにも配慮がない行動です。
それが日常的に繰り返されると、ストレスを感じるのは当然であり、怒るのも無理はありません。
ただし、自称被害者は自分の行動を全て棚に上げ、相手に怒られた部分だけを強調し、我々に対して「こんな酷い目に遭った」と主張してきます。
このような偏った切り取り報道のような主張を見抜く必要があります。
被害者体質の改善を促すが一切行動しない
モラハラ被害を受けているのは被害者自身に問題があるのではなく、幼少期に身に付けてしまった被害者体質に問題があります。
その体質改善のためのワークに取り組むように促すと「私が悪いと言ってるんですか!?」と飛躍した論理を展開したり、このような内容は理解しているとテキストもしっかり読まず、宿題もやりません。
もちろん我々としては出来なくても頑張れなくても失敗してもいいのですが、自身の体質改善に取り組もうとする意欲の欠片も見えないのが、自称被害者の特徴です。
支援開始をしても我々の忠告を全く聞かない
これも加害者に多い行動です。
基本的に講座を受講する状況は離婚の瀬戸際であるケースが大半です。
そのため、ケンカや暴言を吐くと致命的であり、即離婚に至ることもあります。
ですので、絶対にしないようにと注意を促します。
しかし、こちらの助言を全く聞かずに、怒りの感情をパートナーにぶつける加害者は非常に多いです。
加害者は喧嘩をした後に報告してきますが、反省や自責の念はまったくありません。
それどころか「正しいことを言った」「相手が悪いから仕方なかった」「我慢できなかったことは悪いが相手の方が悪い」と当然である態度を取る人もいます。
さらに、復讐を果たしたいことが目的に変化してしまうケースもあります。
例えば、自分から円満調停を申し立てて相手の覚悟が決まってしまい逆に離婚調停を申し立てられ移行してしまったり、絶対に離婚したくないのに警察にリークして逮捕させたり等があります。
これは、客観的に見ればすぐに本末転倒であるということがわかりますが、自称被害者である本人だけはそのことに気づいていません。
人間関係を制限したり嫉妬が異常である
例えば、夫が同性の同僚や友人と会うことを制限するケースもあります。
また、夫が街中の女性を見ただけで浮気を疑ったり、テレビで女優を見て「可愛い」「綺麗な人だな」と言うと明らかに不機嫌になることもあります。
さらに、初対面の友人に対して空気の読めない発言をして、一方的に悪いのに「あんな人とは二度と会わないで」と制限をかけるケースも見受けられます。
信頼関係があれば、友人との交流は性別等の区別をする必要などなく尊重されるべきです。
自身の感情や想いを言語化するのが極端に苦手である
被害者体質に至った根源を確認するために、幼少期の母との関わり方を探ることがありますが、一切エピソードが出てこず「全く問題ないです」とだけ言い切ります。
これは自身の感情や家族間のフレーズなどを全く覚えていないため、言語化できないからだと思われます。
また、パートナーへの批判は止まらないほど饒舌なのに、自分のことになると極端に口数が減り、何なら語りたがらないというのも、加害者にはよく見られる特徴です。
問題解決への具体性がない
夫婦での問題解決についての質問に対しては一貫して「自分に非はない」「相手が変わればいい」という具体性に欠ける回答が多いです。
純粋な被害者であれば、被害者という立場であっても、自身の問題点の改善に積極的に取り組もうとする傾向があります。
自称被害者の場合、そのような思考が欠けているように思われます。
無自覚に自称被害者を主張する主な事例
被害者の立場でいることのメリットや、自称被害者の特徴は理解できたが、これらの行動を本人は意図せず取っている場合が多いです。
その場合は、なぜ「私が被害者だ」「私は間違っていない」と、何の疑いもなく自己正当化するのかを、精神疾患や発達障害などの特徴から検証してみます。
自己愛性パーソナリティ障害
自己愛性の特徴である「誇大性」「特権意識」の影響で「自分は完璧な人間であるという万能感」や「自分は人より優れている」と思っています。
そのため、自分自身が賞賛されることはあっても非難されることが受け入れられません。
また、人に対して謝る行為を「恥をかく行為」「負けを認める行為」と捉える傾向があるため、自分に非があることに気付いたとしても、絶対に謝らないという傾向があります。このような心理から、自己を被害者だと主張すると思われます。
境界性パーソナリティ障害
鬼LINEや鬼電話をかけてくる理由には、特性上のいくつかの要因が関係しています。
まず「理想化とこき下ろし」の特性が挙げられます。
理想化は、相手を「この人は私の全てをわかってくれる」「私にはこの人しかいない」などと完璧な存在として思い込む傾向です。
一方で、こき下ろしは、その理想に反する行動をしたときに、相手を否定的に評価する傾向です。
理想化とこき下ろしの間には大きなギャップがあり、相手が期待に添わないと「裏切られた」と急激に感情が変わります。
例えば、相手が期待に反する行動を取ると「あなたは最低な人間だ」「そんな酷い人だとは思わなかった」といった暴言を吐くことがあります。
このような行動は、感情の起伏が激しいことにも関連しています。
感情の起伏が激しい人は、一度の出来事で感情が大きく変動し、極端な反応を示すことがあります。
このような特性が組み合わさると、鬼LINEや鬼電話といった行動が生じる可能性があります。
また、怒りの感情を抑えられず、見捨てられることが何よりも怖いため、相手から返信があるまでLINEや電話を、なりふり構わずかけてしまうと思われます。
また、異常な嫉妬についても、境界性、いわゆるメンヘラ体質の場合、見捨てられ不安から「自分の人生=パートナーしかいない」と認識するため、相手が異性と話すことも、見ることすら許せないという極端な思考に陥るのだと思われます。
ASD(アスペルガー症候群)
発達障害であるASDは、脳の特性から、相手の気持ちを理解することが難しく、自身のルールを絶対正しいと信じる傾向があります。
自分が理解していることは、相手も当然理解していると思い込みやすく、些細な指摘でも自己否定と感じて攻撃的になることがあります。
また、自身のルールを守らない人を敵視し「絶対に許せない」と考えることもあります。
さらに、極端な白黒思考に陥りやすく「謝ることは負けだ」といった歪んだ認知を持ち「私は悪くない」と主張する傾向があります。
許せない復讐心
モラハラ被害者の中には、相手へ復讐したくなる程、強い怒りを抱く人もいます。
心の回復過程を考えると、モラハラ被害を受けている時は全ての感情のゲージが低下し、抑うつ状態になります。
しかし、「私がモラハラ被害者だった」と認識すると、感情が次第に回復し、その過程で怒りの感情が湧き出てくることがあります。
この怒りの強さは、モラハラ被害を受けた期間や心の傷の深さに比例します。
この回復過程の段階では、怒りを抱えることが自然な反応であり、他責期の怒りは自己コントロールが難しいことがあります。
そのため「私は悪くない」「相手が全て悪い」と主張することもあるかもしれません。
被害者の心の回復過程の説明が気になる方はコチラ
カサンドラ症候群
パートナーがASD(アスペルガー症候群)により、共感能力が低く情緒的なコミュニケーションが取れないストレスから、心身の不調に至る状態を指します。
ただ、広義では障害などに関わらず、パートナーと情緒的なコミュニケーションが取れないストレスが要因で、心身の不調に至る状態としても使用します。
カサンドラ症候群になると、慢性的なストレスにより怒りの感情がコントロールできなくなると考えられます。
これは怒りの感情以外に、誰にも理解してもらえないという悲しさや虚しさなどの一次感情を抱えているからと思われます。
これらの強い怒りの感情や自分には味方が居ない不安感も相まって「私は悪くない」と主張しているのだと思われます。
あなたの妻がカサンドラ症候群に該当するか見極めたいと言う方は、こちらのカサンドラ症候群チェックテストを試してみてくださいね。
チェック後は、また、このページに返って来てくださいね。
感情タイプだから
ここまでの説明を聞いて、うちの妻(彼女)は、そこまで症状は酷くはない、精神疾患や発達障害では無いという方は、単にお互いの脳の構造の違いにより、パートナーに振り回されているだけなのかもしれません。
次に脳の構造の違いである、論理・感情タイプについて簡単に説明します。
論理・感情タイプとは
通称、論理・感情タイプとは、モラハラ専門家の我々リジェネが長年のモラハラ解決への実践で培った知識と心理学の諸学説(エニアグラム・ビッグファイブ理論、交流分析)と発達障害などの脳機能の違いから生まれた、新しい手法です。
まだまだ、新しい手法のため、日々、研究やアップデートをしています。
ざっくり説明すると、論理タイプは「マルチタスクが得意」で「社会性や規範を重視する」という特徴、感情タイプは「一点集中が得意」で「個を重視する」ような特徴があります。
これは、どちらが良いとか劣っているという話ではありません。
単に、脳の構造が違うという話です。
それぞれに特性があり、得意や不得意、向き不向きなどの特性があります。
ちなみに、モラハラ妻(彼女)に振り回されやすい、夫(彼氏)に多いのは論理タイプの傾向があります。
社会性や規範を重視するために、感情的で衝動的な妻の行動が理解できず、何度も同じ失敗を繰り返して振り回されるので、心が削られる夫が多いです。
例えば、モラハラ妻に多い、メンヘラ特有の下記の特徴は、感情タイプがモラハラモードになった時に起こる反応と類似しています。
感情タイプの特徴
- 感情的で衝動的にキレる
- かまってちゃんである
- 電話やLINEの返信を急かす
- 会話に纏まりが無い
- 行動に計画性が無い
ですので、まずは論理・感情タイプのチェックリストを試してみてください。
論理・感情タイプの対処法も掲載していますが、今回のブログは、自称被害者を主張するモラハラ妻に特化した内容で以下に自称被害者特有の行動と対処法を記載しますので、また戻ってきて頂いて最後まで読んで頂ければ幸いです。
ちなみに、論理・感情タイプの脳内や思考について知りたい方は、コチラのブログも参考にしてくださいね。
自称被害者への対処法
「私は悪くない」「あなたが悪い」というフレーズを言ってくる場合
この場合は、どの部分が悪かったのかを具体的に確認しましょう。
もし、自称被害者が「⚪︎⚪︎の言い方が嫌だった」「本当はこうして欲しかった」などと具体的に言ってきた場合は、素直に非を認めて謝ってください。
また、質問をしたことで感情的に怒鳴る場合は、会話にならないので落ち着くまでは物理的な距離を取るようにしてください。
また、言語化が苦手で溜息や睨んでくるなど不機嫌になった場合も同様、機嫌が治るまでは放置してください。
暴言を吐いたりコントロールしようとする場合
まず、あなたが「絶対に言われたくないこと」を妻が口にした場合は、急に不機嫌になっても構いません。
まずは「そういうことを言うのを止めてくれるか?」と牽制してください。
それでも相手が言い続ける場合は「しつこいな」「いい加減にしろ」と語気を強めて伝えます。
ここでの注意点は、決して感情的にはならずに毅然と自分の意思を伝えることです。
これでも収まらない場合は「もう我慢の限界だから弁護士に相談しようと思っている」「こんな関係が続くなら離婚した方が、よっぽど楽だ」と告げても良いでしょう。
もちろん、本当に離婚をするかは別としてです。
自称被害者に多いのは、自己愛性の性格に由来する、根拠のない自信です。
これらは、どんなに暴言を吐こうが、あなたが「自分の元から絶対に離れない」と本気で思っています。
自分の所有物だと思っています。
この今までのコミュニケーションのパターン、図式を崩すためにも、離婚をちらつかせる一言は効果的だと思われます。
暴言については、あなたをコントロールするために言っている可能性があるので真に受けないようにしてください。
また、相手から人格否定や理不尽な発言を一方的に言われ「あなたが悪い」「謝れ」といった要求がある場合、それに対して収拾をつけるために、あなたから謝罪していることはないですか?
もしそうであるならば、今後は、本当に悪いと感じる時以外は、あなたから謝ることを止めてください。
このパターンが繰り返されることで、妻からのモラハラが継続してしまいます。
LINEを返さないと鬼LINEを送ってきてブチギレる
LINEの即レスや仕事中や真夜中に電話をしてくる場合などは、仕事中や深夜には電話は出来ないとルールを決めてハッキリ伝えることが重要です。
あとで「そんなルールは聞いていない」「知らない」と言われないようにLINEや書面など、証拠が残るものを残しておき、その都度、本人に見せて責任を取らせることが重要です。
人間関係の制限や嫉妬が異常である
例えば、同性の同僚や知人と会うことですら制限をしてくる場合もあります。
その場合は「会社の付き合い上も必要だ」友達と会うのも「プライベートの気分転換には必要だ」と毅然と伝えることが必要です。
それを伝えても「私は友達とは会わないし、あなたとずっと一緒に居たい」と主張してきたら「あなたはそうかもしれないが、私は友達も同僚も大切にしている」と再度、伝えてください。
その前に「君のことが、いちばん大切なのは間違いないよ」と添えることは忘れないでください。
まとめ
あなたが加害者だと言われた場合であっても、相手に自称被害者の特徴や行動があるならば、モラハラ被害を受けている可能性があります。
まずは、私たちに相談してくださいね。
あなたが一日でも早く、その苦しみから解放され、少しでも生きやすくなるために、私たちリジェネはサポートさせていただきます。
一人で抱え込まずに、まずは気軽にご相談してくださいね。
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なぜモラハラ加害者は被害者面をするのかについて興味のある方は、こちらの記事も参照にしてくださいね。
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