結婚後にモラハラ夫になる男の特徴と見極め方
結婚後にモラハラ夫になる男性には、その多くに共通する特徴があります。
この記事はこんな方におすすめです
- 彼と結婚はしたいが不安がある方
- モラハラ加害者について知りたい方
- 幼少期からモラハラ被害に遭いやすい方
現時点で日常的に暴言を吐いていれば、この人はモラハラ気質だから一緒に居るのは難しいだろうと諦めがつくでしょう。
しかしモラハラ加害者に多いのは世間体を重視して損得勘定が強いため、相手から別れを切り出されるような不利なことはしません。
また、モラハラ加害者はプライドが高く、何よりも周囲の評価を気にするため、外面は一般の人よりも寧ろ良かったりします。
モラハラは人目につかない家庭内という閉鎖的な空間で行われます。
恋愛期間中は良い人だったのに、結婚したらモラハラ夫に変わったというのは、これらの理由が挙げられます。
ただ、結婚前でも、モラハラ気質が垣間見える場面は多々あります。
それらの見極め方や加害者の特徴などをモラハラ解決専門家の視点で説明していきます。
もくじ
人の話を聞かない
結婚生活は他人との共同生活であり、そのため様々な場面で価値観の違いが生じることがあります。
このような場合、話し合いを行い、折り合いをつけていかなければなりません。
しかし、相手の言葉を聞かない場合、話し合い自体が難しくなる可能性が高いです。
また、話を聞かない人は、基本的に自己主張ばかりし、相手を理解する視点がありません。
そのため、相互理解が難しい状況になり、あなたが我慢しなければならないことが増えるでしょう。
結婚生活は協力と相互理解が不可欠であり、話し合いを通じて問題を解決することが大切です。
店員に対して急に態度が変わる
店員や公的機関の職員などは、基本的に客に対して反論できない立場であるため、モラハラ気質があると本音が出やすいことがあります。
たとえば、彼女には丁寧に話す一方で、飲食店の店員に対して急にタメ口で上から目線で指示的に話す場合、彼の中で「お客様は神様だ」という思考があり、そのような扱いをされて当然だと考えていることが多いです。
このような思考を持つ場合、家族になった途端に妻にも「自分を神様扱い」「旦那様扱いをしろ」と強要する可能性が考えられます。
自分の周囲の人をランク付けする
モラハラ加害者に多いのは、人をランク付けして見下す発言です。
たとえば、「アイツはFランク大学出身のクズだ」「彼はリクルートから来たらしい」「〇〇に住んでる奴は民度が低い」「ブルーカラーの奴に偉そうに言われたくない」といった発言があれば、要注意です。
モラハラ加害者は他者の評価を重視し、他人の年収、学歴、地位、車種などに過度に興味を示す傾向があります。
彼らは他人を自分よりステータスが上か下かでしか判断せず、その人の人間性や性格などを無視します。
また、このタイプの男性は結婚後、妻の親族や友人に対しても軽蔑的な態度を取ることがあるため、妻に対して直接、親族を批判することも平気で行います。
自分の価値観を押し付けてくる
人はそれぞれ自身の価値観や個人のルールを持っていますが、これらを他人に押し付けてくる場合、あなたが我慢を強いられる状況が増えると思います。
たとえば、相手が「恋愛関係になったら電話帳やLINEから異性の連絡先を完全に削除しろ」と主張したり、「異性が一人でもいる飲み会や集まりへの参加は禁止だ」と要求する場合、友人や仕事仲間との付き合いが難しくなるでしょう。
同様に、彼女が「〇〇ってYouTuberが面白くて好き」と言ったとき、彼が「アイツの何が面白いの?」「YouTuberって全員、テンションが高いだけで中身のない大学生の会話みたいだから見ない方がいい」と否定することも、価値観を押し付ける行為です。
今後、共同生活をする際に価値観が度々否定されたり、押し付けられる場面があると、あなたが我慢せざるを得ない状況が予想されます。
ケンカになった時のキレ方が異常
自分の意にそぐわない瞬間に急に大声で怒鳴ったり、物に当たるような非常に異常なキレ方をする場合、要注意です。
このようなブチギレの傾向がある場合、家庭という閉鎖空間ではさらにエスカレートする可能性があります。
さらに、これまであなたに対して「俺の全てをわかってくれる最高の人」と褒め称えていたのに、あなたが少しでも彼の意にそぐわない発言をしてしまった時に掌を返したかの様に「オマエは最低」「マジでクズだな」「出会わなければ良かった」「俺の目の前から今すぐ消えろ」と真逆の暴言を吐く場合、境界性パーソナリティ障害の傾向があるかもしれません。
このようなメンヘラ体質の人々は、何か問題があると両極端な態度をとり、あなたを振り回す傾向があるため、関係を続ける上で苦労が絶えないと思われます。
ギャンブルが依存症レベル
ギャンブルが依存症レベルになっている場合、負けた話を一切せず、むしろずっと勝ち続けていると豪語することが特徴です。
どんなギャンブルであれ、基本的には続けるほど赤字になる傾向が強まります。
だから勝ち続けることは不可能です。
それらを認めない場合、自分を客観的に見れていないか、自分に都合の悪いことは隠蔽する体質だと考えられます。
誤解を招かないように説明しますが、生活費を家庭に入れ、自身の娯楽のための小遣いとしてパチンコなどを楽しむことは全く問題ありません。
しかし、多くのギャンブラーは自己管理が出来ず、生活費や子供の給食費や文房具代までを使い込んで、経済的に破綻する状況に陥ることがあります。
彼らはお金を注ぎ込めば「負けた分は必ず取り返せる」と本気で信じており、消費者金融で借金を重ね、返済できなくなり、ブラックリスト入りや自己破産に至ることも珍しくありません。
さらに、お金を借りるためには手段を選ばず、身内に嘘をついてまでパチンコに没頭するモラハラ加害者も存在します。
このような依存症状態では、本人の意志だけではギャンブルをやめることが難しく、精神科などでの治療が必要です。
しかし、本人はギャンブル依存症であることを認めないことが多いため、家庭内での折り合いが難しく、離婚に至るケースが多いのも事実です。
マザコンである
彼がマザコンであるかどうかを確かめるには、まず彼の実家に足を運び、関係性を見極めることが必要です。
若い世代には母親と異常に親しい関係を持つ息子が増えているため、これには要注意です。
ただし、マザコンの特徴的な行動が現れるのは、大抵、結婚後に家事や育児などに関わるようになってからです。
彼はしばしば母親との比較からくる発言を繰り返すでしょう。
例えば母は「毎日、掃除機をかけてた」「毎日、俺が好きな物を作ってくれてた」など、何かとキモい発言を連発することが予想されます。
また、マザコン夫の母親は一般的に息子を溺愛し、嫁は「愛する息子を奪った女」として見なすことが多いため、姑との関係は基本的には敵対的です。
マザコンの夫は妻が姑から非難されている場合でも、100%母親の味方をする傾向があります。
姑からの非難が妻へのモラハラであると明らかであっても、夫は「母も悪気はないと思う」と言い放つことがあり、夫と義母との関係を含め、結婚生活は難しいことが予想されます。
さらに、マザコン夫の母親の中には過干渉な毒母も多く、育児に干渉し、食べ物や服装、教育に口を出すことがある場合もあります。
さいごに
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
あなたの彼氏はいくつ当てはまりましたか?
彼がモラハラ加害者の多くの特徴に当てはまったため、将来に対する希望が見えず、やっぱり別れないといけないのかと落胆している方もおられると思います。
しかし、まだ諦める必要はありません。
彼がモラハラ行動を引き起こす背後にはさまざまな要因が考えられます。
これらの要因を排除することで、モラハラの傾向は改善される可能性があります。
例えば、20代の彼であれば仕事に不慣れなのが原因でストレス過多になり、モラハラに至っていることもあります。
その場合はワークライフバランスを整えることで劇的にモラハラが軽減することがあります。
また、モラハラパーソナリティの人々は怒りの感情のコントロールが苦手ですが、我々のモラハラ加害者プログラムには、それらの改善方法もありますし、多くの加害者体質の改善事例もあります。
また、モラハラ被害にあいやすい人々は、元々の被害者体質もあるため、これらを改善することで、モラハラ夫との関係を再構築された方も多数おられます。
ですので、一人で抱え込まずに、まずは気軽にご相談してくださいね。
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あなたのモラハラ被害が一日も早く軽減することを我々は願っております。

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