メンヘラ妻(彼女)の特徴と対処法
本日は、メンヘラ妻(彼女)の特徴と対処法について説明していきます。
いわゆる、メンヘラという言葉は2010年頃からネットスラングとして使われ始めました。
一般的には、メンタルヘルス(心に問題を抱えている人)の略語と言われています。
現在は、広義で使われており下記の問題を抱えている人なども該当します。
広義のメンヘラの事例
- 心に闇を抱えている人
- 精神的に不安定な人
- 恋愛依存症な人
- 自傷行為をする人
- かまってちゃんな人
なども含めた総称として、メンヘラと呼ぶ場合もあります。
ちなみにメンヘラとは、精神疾患や病名ではありません。
我々の様に心を取り扱う人間としては、極力使いたくない言葉です。
蔑視や差別に繋がる言葉であるということは理解した上で、あえて今回はメンヘラについて解説したいと思っています。
この記事はこんな方におすすめです
- メンヘラ妻からのモラハラ被害を受けている方
- メンヘラ妻への対処法が知りたい
- メンヘラ妻と共存する方法が知りたい
もくじ
- 境界性パーソナリティ障害とは
- 論理・感情タイプとは
- メンヘラ妻の特徴と対処法集
- 心の境界線を引く
- 必要な心構え
- 人格否定などの明らかな暴言を吐く場合
- 出来ることと出来ないことを明確に伝えること
- 「死にたい」「消えたい」などと言ってくる場合
- 私は暴言を言っていないなどと嘘を付く場合
- 同性の同僚や知人と会うことを制限してくる場合
- 過度な飲酒や喫煙やギャンブル依存の場合
- メンヘラ妻に自己理解をさせるには
- まとめ
境界性パーソナリティ障害とは
メンヘラという言葉自体は診断名ではないですが、メンヘラの特徴と近いと考えられるものが、境界性パーソナリティ障害です。
代表的な特徴としては下記があります。
境界性パーソナリティ障害の特徴
- 自傷行為や自殺企図
- 感情の起伏が激しく衝動的にキレる
- 自分の期待に応えないと暴言を吐く(脱価値化)
- 自己理解・他者理解が乏しい
- 人間関係が不安定
メンヘラの全てが、境界性パーソナリティ障害かというと、決してそうではありません。
境界性パーソナリティ障害の診断基準は、DSM-5 という世界的な基準で定められています。
妻や彼女が、その診断基準に該当するかが気になるという方は、コチラのブログも参考にしてください。
境界性パーソナリティ障害の有病率については、厚生労働省の公式発表が存在せず、ネット上の情報によれば1%とされています。
しかし、これらの数値は実際に診断されたものではなく、出所が不明確なため、信憑性には欠けます。
また、境界性パーソナリティ障害の特徴の、自傷行為や自殺企図は、10代や20代前半までは多いですが、20代後半になると減少傾向にあります。
ここまでの説明を聞いて、うちの妻(彼女)は、そこまで症状は酷くはない、精神疾患では無いという方は、単にお互いの脳の構造の違いにより、パートナーに振り回されているだけなのかもしれません。
次に脳の構造の違いである、論理・感情タイプについて説明します。
論理・感情タイプとは
通称、論理・感情タイプとは、モラハラ専門家の我々リジェネが長年のモラハラ解決への実践で培った知識と心理学の諸学説(エニアグラム・ビッグファイブ理論、交流分析)と発達障害などの脳機能の違いから生まれた、新しい手法です。
まだまだ、新しい手法のため、日々、研究やアップデートをしています。
ざっくり説明すると、論理タイプは「マルチタスクが得意」で「社会性や規範を重視する」という特徴、感情タイプは「一点集中が得意」で「個を重視する」ような特徴があります。
これは、どちらが良いとか劣っているという話ではありません。
単に、脳の構造が違うという話です。
それぞれに特性があり、得意や不得意、向き不向きなどの特性があります。
ちなみに、メンヘラ妻(彼女)に振り回されやすい、夫(彼氏)に多いのは論理タイプで、モラハラ被害者の傾向があります。
社会性や規範を重視するために、感情的で衝動的な妻の行動が理解できず、何度も同じ失敗を繰り返して振り回されるので、心が削られる夫が多いです。
例えば、メンヘラ特有の下記の特徴は、感情タイプがモラハラモードになった時に起こる反応と類似しています。
感情タイプの特徴
- 感情的で衝動的にキレる
- かまってちゃんである
- 電話やLINEの返信を急かす
- 会話に纏まりが無い
- 行動に計画性が無い
ですので、まずは論理・感情タイプのチェックリストを試してみてください。
論理・感情タイプの対処法も掲載していますが、今回のブログは、メンヘラ妻に特化した内容で以下にメンヘラ妻特有の行動と対処法を記載しますので、また戻ってきて頂いて最後まで読んで頂ければ幸いです。
ちなみに、論理・感情タイプの脳内や思考について知りたい方は、コチラのブログも参考にしてくださいね。
メンヘラ妻の特徴と対処法集
心の境界線を引く
いずれの対処法を行うにしても、メンヘラ妻に振り回されないようにするために、毅然とした対応をする必要があるため、大前提として、心の境界線を作る必要があります。
まずは自分の本音に耳を傾けてください。
自分の本音を理解するには、まずは紙を用意し「自分が言われたくないこと」「大切にしていること」を思いつく限り書き出してみてください。
つまり、メンヘラ妻(彼女)から言われたくないこと、されたくないこと、これはモラハラだと思うことを書き出すということです。
他人から言われたくないことの事例
- 事あるごとに浮気を疑われる
- 鬼LINE、鬼電話をしてくる
- 友達に一切、会わせてくれない
- 身内や友人の批判をしてくる
- 自分の仕事をバカにされる
- 元夫、元カレと比較して否定される
- 容姿を批判してくる
などです。
これらはあなたが絶対に言われたくないこと、踏み込まれたくない領域、心の境界線(本音)になります。
この境界線については誰に対しても絶対に譲らないでください。
いつものケンカのやり取りを思い出してみてください。
- メンヘラ妻から明らかに理不尽なことをきっかけに攻められる
- 「あなたが悪い」と長時間にもわたって言われ続ける
- 収拾がつかず自分から謝る
もしこのような経緯で謝っているのなら、それは絶対にしないことです。
今後は人格否定的なワードを相手が言ってきたら絶対に譲らず、謝らないと誓ってください。
また、禁止事項としては、あなたが身内の悪口を言われた時に、相手に対して「オマエの母親もバカじゃないのか?」と言い返すのはNG
理不尽な会話の燃料を増やして火に油を注ぐだけなので、言わない方が良いです。
あくまでも「自分の機嫌で他人に暴言を吐く必要などないから相手にしない」という姿勢のみで関わることが重要です。
必要な心構え
次に相手に対する姿勢ですが、仮に先ほどの暴言があったとしても、今後はそれを真に受けないようにしましょう。
相手が自分の意見を通す為に言っているだけで、それが真実ではないことを理解してください。
また、感情の起伏が激しく、あなたを振り回してきますが、どんな言葉を投げかけられても一喜一憂せず、冷静でいることが重要です。
常に冷静でいるためには、メンヘラ妻が褒めてくる時も、こき下ろす時も、常に同じ対応をすることが必要です。
良い時も悪い時も過剰反応せず、温かいが冷静な一貫した態度で付き合うようにしてください。
メンヘラ妻に多いのは幼少期に父親が不在であったり、叱られた経験が少ない人が多いです。
そのため、ダメなことはダメだと叱ってくれるような、父性を求めている人が多かったりします。
ですので振り回しても、びくともしない父親的な対応をすると心が安定する場合があります。
ただし、妻を叱れるようになるには信頼関係が重要です。
人格否定などの明らかな暴言を吐く場合
メンヘラ妻は、人との深い関わりの経験もなく、適切な距離感がわからないため教育が必要です。
先ほどのワークの心の境界線を元に、暴言を吐いてきた時は「暴言を吐くのは止めろ」「それは絶対に許さないぞ」と毅然と対応してください。
出来ることと出来ないことを明確に伝えること
LINEの即レスや仕事中や真夜中に電話をしてくる場合などは、仕事中や深夜には電話は出来ないとルールを決めてハッキリ伝えることが重要です。
あとで「そんなルールは聞いてない」「知らない」と言われないようにLINEや書面など、証拠が残るものを残しておき、その都度、本人に見せて責任を取らせることが重要です。
「死にたい」「消えたい」などと言ってくる場合
この場合は寄り添いは必要です。
「どうして死にたいと思うの?」と直接的に聞くよりは「死にたいくらい辛いことがあったの?」と聞く方が答えやすいです。
この質問の意図は、メンヘラ妻が、このような発言をするのは「夫がかまってくれないから」と拗ねている場合が大半です。
また、メンヘラ妻は感情的で内省もせず、語彙力も自己理解も乏しいため、自身が何で「死にたい」と思うのかを自覚していない場合が多いです。
ですので、寄り添った後に「俺は君が居なくなるのは絶対に嫌だな」「今日は、かまってあげれなくてゴメン」などと伝えると、先ほどとは打って変わって喜び出すこともあるので効果的です。
私は暴言を言っていないなどと嘘を付く場合
境界線パーソナリティ障害傾向や感情タイプは怒りの感情に支配されやすいです。
また、怒っている時はパニック状態で頭がフリーズしており、暴言を言ったことを本当に覚えていない場合もあります。
ですので、可能な限り、LINEのスクショなど証拠は残して、メンヘラ妻のほとぼりが冷めた時に、その都度、証拠を突きつけて責任を取らせることが重要です。
同性の同僚や知人と会うことを制限してくる場合
人間関係を制限してくる場合は「会社の付き合い上に必要だ」同性の友達と会うのも「プライベートの気分転換には必要だ」と毅然と伝えることが必要です。
それを伝えても「私は友達とは会わないし、あなたとずっと一緒に居たい」と主張してきたら「君はそうかもしれないが、俺は友達も同僚も大切にしている」と再度、伝えてください。
その後に「でも君のことが一番、大切なのは間違いないよ」と添えるとベストかとは思います。
過度な飲酒や喫煙やギャンブル依存の場合
依存症レベルの場合は、まずは通院を促してください。
依存症レベルですと、本人の意思では止めれないので、まずは、それらを本人に伝えて自覚を促してください。
依存症の方の特徴として、まず自身が依存症だと認める人は、ほぼいません。
ですので「あなたの体が心配だから」「長生きして欲しいから、病院に行って」と何度も促すことが重要です。
また、自殺企図、自傷行為、薬物乱用など、生死に関わる行動を取る時は「次に、それをしたら入院しようね」と素面の時にハッキリ伝えることも必要になります。
飲酒をして暴言を吐くなら「そういうあなたは好きではない」「改善しないなら離婚も考える」とハッキリ突き放しても良いと思います。
これは、ある意味、境界性パーソナリティ障害の特徴の見捨てられ不安を逆手に取った対処法でもあるので、注意が必要です。
メンヘラ妻に自己理解をさせるには
メンヘラ妻は他者視点がないため、自分の行動や発言が他人から、どう見られているのかを理解していない人が多いです。
また、人間関係も長続きせず友人も少なく、パートナー以外の他者には、どう思われてもいいと言う人も多いです。
そのような思考のため、大人になっても社会性も協調性もない衝動的な行動を取り続けます。
これらを止めさせるためには、自身の行動が周囲から「どう見られているのか」を伝えていく必要があります。
大前提として信頼関係が必要ではありますが、たとえば「俺にキレる時は、いつもめっちゃ怖い表情してるで」「いつも、この話題でキレるよな」などと、明るめのトーンで伝えると「えっ、本当に?」「それはゴメン」と本人なりに気付くこともあり、暴言への布石として有効ではあります。
また、先程の言い方で気付かない時は、真面目なトーンで「いつもイライラしたら酒を飲んで暴言を吐くよな?」「いい加減、止めて欲しいんだけど?」「こんなことが続くと身が持たないから一緒に居るのが難しくなるよ」と単刀直入に伝えることも、自己理解をさせるためには必要になります。
まとめ
ネット上で流布されているメンヘラ対策として寄り添うことが重要とありますが、恐らく、メンヘラ妻を持つ夫は、長年、そのような対応はされてきたと思います。
ですので、それ以上、寄り添うことのみを行うと更に依存心が強くなり、夫の心身が壊れますので毅然とした対応をする必要があると思われます。
例えば、メンヘラ妻自身が、自身の境界性パーソナリティ障害傾向を自覚し治療して治したいのであれば、精神安定剤などを服用しながら医者が寄り添う支援をするのは効果的ではあります。
しかし、メンヘラ妻に振り回されている夫が、それをするのは現実的ではないのでお勧めしません。
最近は男性のモラハラ被害者も増えてきています。
あなたが男性でも、傷ついたと感じたなら、その気持ちは抑え込む必要はありません。
実際、我々の元には「夫とやり直したいと思う加害者妻」の受講も増えています。また、夫婦でのモラハラ解決講座を受講する方も増えています。
あなたが一日でも早く、その苦しみから解放され、少しでも生きやすくなるために、私たちリジェネはサポートさせていただきます。
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また、パートナーからのモラハラ被害で心身ともに疲れている方は、カサンドラ症候群になっている可能性がありますので下記のチェックリストも試して頂ければと思います。
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