元モラハラ加害者の本音|妻の実家帰省や友人関係が許せなかった理由

今回は、モラハラ加害者だった私が、モラハラ時に妻の実家帰省や友人関係が許せなかった理由を書いています。

今回は「元モラハラ加害者の本音」シリーズの第2回です。

全3回であり、今後は以下の内容で投稿していく予定です。

※第3回は順次公開予定です。公開され次第、リンクを追加します。

妻が実家に帰ることへの嫌悪感、友人たちからの「入れ知恵」への怒り、女子トークへの嫌悪感、そして離婚されるかもしれないという焦りなど、当時の私の歪んだ思考を包み隠さず書きました。

実家帰省を「ホームシック」だと決めつけ、友人たちを「出しゃばりババア」と罵り、妻を「取り戻しに行く」と考えていた私の思考は、今振り返ると本当に気持ち悪いものです。

長くはなりますが、最後まで読んでいただければ幸いです。

※この記事は、加害性が強く、攻撃的で生々しい描写が含まれます。

フラッシュバックや不快感を覚える可能性がある方は、ここで読むのを止めることをお勧めします。

もくじ

  1. 妻の自立と私の葛藤
  2. 「結婚したのは妻とだけ」という認識
  3. 妻の実家への送迎が苦痛だった
  4. 妻をおかしくした友人たちの入れ知恵
  5. 女子トークへの嫌悪感
  6. 友人からの批判
  7. 飲み会での泥酔問題
  8. 私の仕事への批判
  9. 日常的なストレス
  10. 離婚されるかもしれないという焦り
  11. まとめ

妻の自立と私の葛藤

妻の実家への帰省を受け入れられなかった理由

まず、私は、妻が実家に帰ることを良しとしなかった。

これは私の両親の影響が大きい。

私の両親は、葬式の時しか実家に帰らず、親戚付き合いもほとんどなかった。

そのため私は、結婚したら原家族を何よりも優先するものだと思い込んでいた。

妻がすぐに「実家に帰りたい」と言うのは、信じられなかった。

単なるホームシックだと思っていたし、メンタル的に弱い人間なのだと見なしていた

また、妻が実家に帰ると、自分のご飯がなくなる。

外食は面倒だし、自分のルーティンが崩れる実害を受けるのが嫌だった。

生活費を渡しているにも関わらず、その間の食事もなく、私が自炊するか外食しなければならず、日常よりも負担を強いられた。

さらに、妻の姉は毒親で、金の催促ばかりしてきたり、妻の幼少期から妻を所有物のように扱い、ヤングケアラーとして扱っていた。

そんな人間と関わって、ろくなことはないし、縁を切ってほしいし、自分は全く会いたくないと思っていた。

そんな姉にも会おうとする妻の心情が、全く理解できなかった。

「結婚したのは妻とだけ」という認識

私は妻と結婚したのであって、妻の家族とは結婚していない。

定期的に親戚と会うという契約もしていないし、そんなことは合意していない。

私の親は、そんなことは一切していなかったので、妻が頻繁に実家に帰る行為が異常に見えた。

「そんなに実家が好きなら、ずっと実家にいろよ。私は可愛い猫と暮らすので帰ってくるな」とさえ思っていた。

妻の親や親族は、自分の娘である妻に会いたいのであって、特に私に会いたい訳ではない。

だから帰省は、盆と正月のみで良いと思っていた。

妻の行動は、現在の家族、私と猫の3人を大切にしていないとも見受けられた。

家族を大事にしない悪い奴だと思っていた。

妻の実家への送迎が苦痛だった

妻は、毎月実家に帰ると平気で1週間や10日も帰ってこなかった。

そのため、私が妻の実家に迎えに行っていた。

しかし妻の家族は、妻を長期間引き留めていたにも関わらず、特に謝罪もなかった。

それどころか「えっ、もう帰るの?」「まだ、ゆっくりしていったらいいやん」などと、極力引き留めようとする。

10日間も居たくせにだ。

そういう無神経な発言に対して、私は毎回、腹わたが煮えくり返りそうになっていたが、毎回それを堪えて、何も言わずに飲み込んでいた。

また、ゲストである私に対して、特におもてなしをする訳でもなく、放置してくる。

そういう冷遇も苦痛だった。

妻の実家は、車で2時間近くかかり、はっきり言って遠い。

私は当時フルタイム勤務をしており、休日は貴重だった。

その1日を犠牲にし、時間とお金を使っているにも関わらず、その点については一切触れられない。

ただ一方的に負担を強いられるばかりで、非常にムカついていた。

私の感覚では、毎回、妻を連れ戻すために、この話の通じない人たちから、妻を取り戻しに行くつもりだった。

妻をおかしくした友人たちの入れ知恵

私は妻が友人と会うことを良くは思っていなかった。

その理由は妻が実家に帰る理由とほぼ同じだが、妻が従順でなくなった要因の一つに、女友達からの入れ知恵も関与していると思っていたからである。

中には人間的に良い人もいるのだが。

友人と会った後の妻の変化

妻が私の言うことを聞かなくなったり、言い返してきたりするのは、もっぱら友人と会ったり、実家に帰った後である。

また、妻は実家に帰った後、必ず風邪を引いたり、寝込んだりしていた。

私からすると、何で休息を与えてやったのに、リフレッシュ休暇を与えてやったのに、体調を壊しているんだ? 意味がわからないし、妻に風邪をうつした彼らを本気で恨んでいたし、どんどん嫌いになっていった。

なぜなら、私との生活においてデメリットしかなく、私は実害を受けている被害者だと思っていたからだ。

女子トークへの嫌悪感

私は妻の実家での母や姉同士の会話、妻の友人の女子トークなどを目の当たりにしているが、基本的に誰かの愚痴や噂話などの欠席裁判、聞いたことのない友人の話、思いついたことを何でも話すオチのない会話のどれかである。

基本的に女子同士が集まると、夫の愚痴で盛り上がる。

私がその場にいても、男認定はされず、いないもの、空気のような扱いで、これでもかと夫への不平不満を言い放つ。

私なら、このような時間は時間とお金の無駄と思うので絶対に行かない。

友人からの批判

妻は聞いてもないのに、実家で起こったことや、友人と会った時の出来事などを言ってくる。

その中で私に対して批判的な声もあった。

例えば、私は発達障害のため、自宅で仕事、作業ができない。

自宅は体を休める場所という認知のため、仕事モードにならず、本を読もうとすると一瞬で寝落ちするからだ。

だから絶対にカフェで仕事をするようにしている。

会社員生活が長いせいで、外に出ると仕事モードになり、本も3時間程度読めるし、7時間程度はライティング作業に集中できるのだ。

そのような理由があるのだが、私が自営業の仕事をカフェですることについて、ある友人が「贅沢すぎる」「節約しろ」と言っていたらしいのだ。

私の特性を何一つ知らない、お前にそんなことを言われる筋合いはないし、私は今でもその女が嫌いなため、二度と会わないと決めている。

飲み会での泥酔問題

妻は友人と会うと、ほとんど飲み会になる。

そこで泥酔状態になり、電車で寝過ごしたり、終電で帰れないなども5割の確率であった。

その度に私が迎えに行ったりで、私にとって迷惑でしかない。

また、泥酔した妻は酒癖が悪く、人が変わったかのように攻撃してくる。

そういう妻も好きではなかった。

妻をそうさせた友人共への嫌悪感のみが募り、今でも良い印象はない。

私の仕事への批判

私の家庭運営にも口出しされた件も見過ごせない。

私は決して高収入ではないし、妻とは生活費は折半で運営しようと合意を取っている。

私が会社員でカウンセラーをしていた時は非正規雇用であり、その理由は自営業と二足の草鞋のためという理由があるにも関わらず、彼らは「甲斐性がない」「正社員になれよ」「さっさと仕事を変えろよ」「そんな仕事、ただ話を聞くだけでしょ?」という批判を私に直接ではなく、妻を通して言ってくるのだ。

これに対しても私は「お前にそんなことを言われる筋合いはない」と思い、嫌悪感しかないのだ。

妻が聞いてもないのに、一から十まで何でも話す性格も問題あると思うのだが、聞いてしまったものはしょうがない。

私は彼女たちのSNSをブロックしているし、金輪際会うことはないと思っている。

私は出しゃばりな女が嫌いなのだ。

男尊女卑で且つ昭和的な思想があったため、控えめで男を立てる従順な女性を求めていたのだ。

妻は、この出しゃばりババア共の影響、悪影響によって従順さを失い、突然フェミニストのように自分の権利のみを訴え、自立だ何だと言ってきているのだと、その時は本当に思っていた。

あいつらの悪影響で妻はどんどん頭がおかしくなっていく。

この出しゃばり女たちのせいで、妻は私のことを特別扱いしなくなったし、私を立てなくなった。

私はモラハラ加害者であるが、この時点では、私は被害者だと思っていた。

妻がおかしくなったのは、妻の周りの人間たちからの悪影響だと本気で思っていた。

日常的なストレス

これらの不平不満が日常的にあったのでストレスはかなりあった。

また、妻は私の両親についても色々と文句を言っていたが「お前が、そんなことを言える立場ではない」と思っていたので、そのストレスもあった。

離婚されるかもしれないという焦り

私は妻とは絶対に離婚しないという根拠のない自信があった。

しかし、妻が自立していき、親族や友人たちから入れ知恵され、どんどん図太くなり、反論してくるようになった。

以前は私が強く言うと、泣いたり引いていたのに、睨んできて、強い口調で言い返してくる。

フェミニスト的な自己主張の要素も強くなっていった。

また、自営業の仕事で金を稼ぎ出し、マウントを取ってくる感じもあった。

これには焦った。

不本意ではあるが、妻の言い分を認めたり、家事を私が手伝ったりするようになった。

例えば、新婚時は風呂掃除のみだったが、現在の私の家事は「風呂掃除、洗濯、洗い物、ゴミ出し、掃除機をかける、猫のトイレを変える、猫にご飯をあげる」などだ。

これは、妻がやらないから、それらに耐えかねた私が渋々行っている感があるが、今は習慣化されている。

結果的に歩み寄っていた。

今振り返ると、妻を一人の人間として見ておらず、自分の思い通りになる存在だと思い込んでいたのだと痛感する。

次回は、先輩との対話で気づいた「怒りの下にある本音」について書きます。

【この記事を書いた人】

経験と専門性

  • 夫婦でモラハラの問題を克服した専門家
  • ASD・ADHDの混合型診断済み
  • モラハラ加害者としての更生を実現
  • 週刊文春オンラインでの3記事の連載で加害者心理と更生過程を完全公開

臨床経験(2010年〜)

カウンセラーとして幅広い支援経験

  • 公的機関での生活保護・生活困窮者自立支援
  • 福祉施設での精神疾患・発達障害者支援
  • うつ病の方の復職支援
  • 元受刑者・薬物依存者への更生支援
  • ひとり親・DV被害者相談
  • 企業内パワハラ相談
  • 自助グループ・セミナー開催

メディア掲載実績

新聞・雑誌掲載

  • 週刊文春オンライン(2024年11月 3記事連載)
  • 産経新聞(2021年9月)
  • 神戸新聞 まいどなニュース(2021年3月)
  • 中日新聞 ねぇねぇちょっと特別編(2021年12月)
  • ウレぴあ総研 ハピママ(2023年7月 3記事掲載)

テレビ・ラジオ出演

  • NHK「ほっと関西」(2021年11月出演)
  • KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(2021年9月出演)

全国11媒体でモラハラ解決の専門家として紹介

モラハラの問題で苦しんでおられる方々の少しでも力になりたいと思っています。

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございました。

今回は、妻の実家帰省や友人関係が許せなかった理由を書きました。

妻の家族への嫌悪感、友人たちからの「入れ知恵」への怒り、そして離婚されるかもしれないという焦りなど、当時の私の歪んだ思考を包み隠さず書きました。

次回以降は、以下の内容を予定しています。

  • 第3回:私の加害性の変容と妻への感謝

モラハラで苦しんでいるあなたへ

私たち夫婦も、かつては離婚寸前まで追い込まれました。

しかし諦めずに夫婦で協力し、モラハラの問題と真正面から向き合い、解決することができました。

現在は幸せに暮らしています。

すぐに離婚だと諦めないでください。解決への道は必ずあります。

私たちがどのようにして危機を乗り越えたのか、被害者妻と加害者夫の両方の目線でリアルに書いています。

もし「記事は理解できたけれど、うちの場合はどうすればいいのかわからない…」と感じているなら、一人で抱え込まず、ぜひ私たちにお話を聴かせてください。

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