モラハラ妻チェックテスト|特徴と対処法まとめ【2025年完全版】
「家にいても落ち着かない」「なぜか家族の中で居場所がない」「妻と話すのがしんどい」このような症状があるなら、もしかしたらあなたは妻から「モラハラ」を受けているかもしれません。
モラハラというと「夫から妻へ」のイメージが強いですが、実際には 妻から夫へのモラハラ被害も深刻な社会問題 となっています。
内閣府の令和5年度調査(2024年3月公表)によると、配偶者から暴力を受けたことのある男性は22.0%(約5人に1人)にのぼり、そのうち 7.2%は繰り返し被害を受けている という実態があります。
ただし、モラハラをする妻は直接的な暴言よりも陰湿で巧妙な手法を使うことが多く、被害者は「自分の受け取り方が悪いのかも」と自責してしまいがちです。
この記事は、以前公開した「モラハラ妻の特徴」の記事をベースに、2025年完全版として大幅にアップデートしたものです。
10年間で2500件超のモラハラ相談を解決してきた専門家が、最新の知見を加えて、モラハラ妻の特徴をタイプ別に分類し、効果的な対処法を徹底解説します。
まずは記事を読む前に、簡単なチェックテストで現状を把握することをお勧めします。
まずはここから!関連チェックテスト
根本的な解決を目指す方へ
私自身、ASD・ADHD混合型で診断済みであり、夫婦でモラハラの問題を克服した専門家です。
2024年11月に週刊文春オンラインで3回連載され、NHKや産経新聞など全国11媒体で紹介されました。
私たち夫婦も新婚時にはモラハラ加害者と被害者になってしまいましたが、夫婦で協力してモラハラを克服しました。
この記事の対処法も参考になりますが、根本的な解決には、なぜモラハラが起きるのか、どう克服したのかを知ることがはるかに重要です。
週刊文春オンラインでも掲載された実体験をまずはお読みください。
被害者の視点から学ぶ
これらを読んでから戻ってきていただくと、より深く理解できるはずです。
10年間で2500件超のモラハラ相談を解決してきた専門家として、モラハラ妻の特徴をタイプ別に分類し、効果的な対処法を解説します。
もくじ
- あなたの妻は大丈夫?受動攻撃・不機嫌ハラスメント診断チェックテスト
- モラハラ妻のタイプ別分類と特徴
- 【弱】受動攻撃タイプ – 最も多い女性特有のモラハラ
- 【中】不機嫌ハラスメント(フキハラ)タイプ
- 【強】メンヘラ・被害者面タイプ
- タイプ別・効果的な対処法
- 受動攻撃タイプへの対処法
- 不機嫌ハラスメントタイプへの対処法
- メンヘラ・被害者面タイプへの対処法
- モラハラ妻が生まれる4つの根本原因
- 実家依存症との関連性
- モラハラ被害に遭いやすい夫の特徴
- ASD受動型の特徴を持つモラハラ被害者
- 毒親育ちのモラハラ被害者に多い特徴
- モラハラ妻への基本的な対処法
- まとめ
あなたの妻は大丈夫?受動攻撃・不機嫌ハラスメント診断チェックテスト
以下の項目で複数当てはまる場合、あなたは妻からモラハラを受けている可能性があります。
5項目以上で要注意、10項目以上で深刻な状況と考えられます。
モラハラ妻のタイプ別分類と特徴
モラハラ妻は大きく3つのタイプに分類できます。
それぞれタイプによって攻撃方法や対処法が異なるため、まずは自分の妻がどのタイプかを見極めることが重要です。
【弱】受動攻撃タイプ – 最も多い女性特有のモラハラ
最も多く見られるタイプで、直接的な攻撃は避けて遠回しに嫌がらせをします。
典型的な行動パターン
- LINEを既読スルーして、わざと返事をしない
- 約束を守らず「忘れてた」「聞いてない」と言い逃れ
- 頼んだことをわざとやらない
- 借りた物を返さない
- 話の最中にあくびをしたり、スマホをいじって無関心な態度を取る
- 「好きにすれば」「勝手にして」など冷たい返事
皮肉・嫌味による攻撃
- 「○○さんの旦那さんは家事も育児も完璧で羨ましい」(遠回しな比較)
- 「お疲れ様でした(冷たい口調)」(家族なのに他人行儀)
- 「あなたのお母さんって、友達いなさそうだよね」(家族への嫌味)
あるある事例
夫:「今度の日曜日、子どもと公園に行く約束だったよね?」
妻:「え?そんな話聞いてない。私、忙しいって言ったでしょ」
実際、妻は「いいよ」と合意していたが、聞いてないと嘘をついた
【中】不機嫌ハラスメント(フキハラ)タイプ
不機嫌を武器にして家族をコントロールするタイプです。
典型的な行動パターン
- 思い通りにならないと急に不機嫌になる
- 大きなため息をつき、不機嫌オーラを撒き散らす
- 無視を決め込み、話しかけても返事をしない
- 家事を意図的にサボる
- わざと冷たい口調で必要最低限のことしか話さない
- 子どもの前でも露骨に夫を無視する
家庭内での排除行動
- 夫が近づくと家族の会話が急に止まる
- 子どもの前で「お父さんは忙しいから」と家族行事から排除
- 夫がいると明らかに空気が重くなる
- 目を合わせない、よそよそしい態度
- 夫の食事だけ手抜きにする、または作らない
- 夫の洗濯物だけ別にする、または洗わない
- 子どもに夫の悪口やダメな部分を吹き込んで、家族全体で夫を嫌うように仕向ける
あるある事例
夫が帰宅 → 妻が明らかに不機嫌
夫:「どうしたの?何かあった?」
妻:「別に何もない」(大きなため息、冷たい口調)
夫:「何か悪いことした?」
妻:「自分で考えて」(その後、夫の夕食は用意されていない)
夫:「夕食は?」
妻:「お腹すいてないから作ってない」(自分と子どもは外食で済ましている)
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【強】メンヘラ・被害者面タイプ
最も厄介なタイプで、自分を常に被害者として位置づけ、周囲を巻き込みます。
典型的な行動パターン
- 「死にたい」「消えたい」と言って同情を引く
- 意見や助言をすると否定や批判と捉えてブチギレる
- 自分の非を絶対に認めず、全て夫のせいにする(他責思考)
- 「あなたの受け取り方の問題」と責任転嫁
- 外では献身的な妻を演じ、夫を悪者に仕立て上げる
- 何か問題があると「そんなつもりはない」「勘違いでしょ」
- 思い通りにならないと包丁で茶碗を叩き割るなどの破壊行為
被害者面の典型例
- 「私は悪くない」「私は間違っていない」を連発する
- 「私がこんなに家事をしているのに、なぜ文句を言われないといけないの?」
- 「あなたの稼ぎが悪いのが、全てのストレスの原因」
- 「私は家族の為に、一生懸命やっているのに、なぜ私が責められるの?」
- 「私がこんなに尽くしているのに、あなたは感謝を全くしない」
- 相手から離婚を切り出されると「絶対に親権は渡さない」「あなたの安月給じゃ慰謝料も払えないんでしょ?」と脅迫
- 夫が同性の友人と会うことも「浮気するつもりでしょ」と制限をかける
- 夫がテレビで女優を見て「綺麗だな」と言うだけで途端に不機嫌になる
- 夫に問題を指摘されると「私のどこが悪いって言うの?」と逆ギレ
論点すり替えの事例
夫:「さっきの言い方、ちょっときつくない?」
妻:「いつ、私がきつい言い方をしたの?あなたの被害妄想でしょ」
夫:「子どもの前では言わないでほしいって話だよ」
妻:「私はそんなつもりで言ったんじゃない。あなたの捉え方が歪んでいるだけけ」
これは「ガスライティング」と「論点すり替え」の組み合わせです。
夫が「言い方がきつい」「子どもの前で言わないで」という具体的な問題を指摘しているのに、妻は「被害妄想」「そんなつもりじゃない」と現実を否定し、さらに「あなたの捉え方が歪んでいるだけけ」と夫の受け取り方の問題に論点をすり替えています。
タイプ別・効果的な対処法
受動攻撃タイプへの対処法
基本方針:明確にツッコミを入れる
受動攻撃をする人は直接的な反論を非常に嫌がります。
そのため、矛盾点に対してツッコミを入れることで行動を改善させることができます。
LINEの既読スルーに対して
- 「えっ、また既読スルーされたんだけど? もしかして嫌われてる?」
- 「私、何かスルーされることしちゃったかな?」
約束を守らない場合
- 「あの時、OKって言ったよね?」
- 「そういう嫌がらせってこと?」
皮肉や嫌味に対して
- 「えっ、これって嫌味を言われているの?」
- 「何か、その言い方って、ちょっとトゲがあるよね」
注意するポイント
- 相手の機嫌が良い時に、雑談の中で笑顔を交えながらさりげなく行う
- 怒ったり攻撃的な口調は避ける
- 緊張感を和らげて、如何に笑いに変えるかが重要
不機嫌ハラスメントタイプへの対処法
基本方針:距離を置いて話し合い
不機嫌になっている時は建設的な会話は困難です。
そのため、まず距離を置き、後で必ず話し合うことが重要です。
フキハラへの対応
- 相手の機嫌が戻るのを待つ
- 一時的な距離を置く
- その場で理由を追及しない(状況悪化の可能性)
- ご機嫌を伺わない
後日の話し合い
- 「昨日は、ずっと不機嫌だったけど、何かあったの?」
- 「思ってることは何でも話してくれていいから」
- 「君が不機嫌なのも、見てて辛いから話をしてくれる?」
注意すべきポイント
- 相手に対して不機嫌な態度をとらない
- 相手の人格を否定しない
- 自分の言葉に責任を持つこと
メンヘラ・被害者面タイプへの対処法
基本方針:毅然とした境界線の設定
最も困難なタイプですが、明確な境界線を示し、一貫した対応を続けることが重要です。
「死にたい」アピールへの対処
- 妻:「もう死にたい」
適切な対応:
- 「死にたいくらい辛いことがあったんだね?」(共感を示す)
- 「君がいなくなるのは絶対に嫌だから話を聞かせてくれる?」(安心感を与える)
- 「でも、毎回、そういう言葉で俺をコントロールするのはやめてほしい」(境界線を示す)
責任転嫁への対処
- 妻:「あなたの受け取り方の問題じゃない?」
適切な対応:
- 「俺の受け取り方の問題かもしれないけど、君の言い方も攻撃的でトゲがある言い方だとは思うよ」
- 「もし、攻撃する意図がないのなら、どういう意味で、そのフレーズを言ってるのか説明して欲しい」
- 「君と僕の価値観が、あまりにも解離しているので」
モラハラ妻が生まれる4つの根本原因
原因1:毒親育ちによる世代間連鎖
多くのモラハラ妻は、自身も毒親に育てられた経験があります。
夫を見下すモラハラ妻の背景には、幼少期の体験が大きく影響しているケースがあります。
母親から繰り返し言われた言葉
- 「お父さんは高卒で稼ぎが悪いから、私がパートに出ないといけない」
- 「こんな甲斐性なしのダメ男と暮らすと、ろくな人生を送れない」
現在の夫への攻撃
- 「あなたに偉そうな口を聞かれる筋合いはない」
- 「男のクセに弱音ばかり吐くなよ、情けない」
幼少期の母親の苦労や父親への愚痴を散々聞かされた為、このような価値観が生まれ、その価値観を基準に夫を攻撃していると思われます。
原因2:発達障害やパーソナリティ障害の特性によるもの
ASDまたはグレーゾーンなどの傾向
- 空気を読むことが苦手
- 相手の立場になって考えることが困難
- 思ったことをそのまま口に出してしまう
- 「本当のことを言って何が悪いの?」と悪意なく発言
ADHDまたはグレーゾーンなどの傾向
- 衝動性が強く、思ったことをすぐ口に出す
- 感情のコントロールが困難
- 一度激怒すると止まらない
- 頭に浮かんだことを矢継ぎ早に話してしまう
境界性パーソナリティ障害の傾向
- 理想化とこき下ろしの両極端を揺れ動く
- 「死にたい」「消えたい」と言って関心を引く行動
- 見捨てられることへの過度な不安
- 感情の起伏が激しく、怒りの衝動をコントロールできない
- 慢性的な空虚感を抱えている
- 自己理解・他者理解が乏しい
境界知能の傾向
- 認知機能の弱さから話し合いが困難
- 相手の話を正確に理解することが難しい
- 語彙力が低く、言語化能力が弱い
- 見通しが甘く、後先考えない行動を取る
- 被害妄想が強く、些細なことで「バカにされた」と感じる
原因3:被害者意識の強い性格
被害者意識の実例
- 「あなたが甲斐性なしだから欲しいものも買えない」
- 「友達の旦那さんはもっと稼いでいるのに」
- 「なぜ私だけがこんな目に遭わないといけないの?」
「足るを知る」という発想がなく、「夫は妻を幸せにして当たり前」と考えているため、満たされないと感じると「悪いのは夫で自分は被害者だ」と思い込みます。
優しすぎる夫の特徴
- 理不尽なことでも謝ってしまう
- 「家族のために我慢すべき」と思い込む
- 妻の感情を自分の責任だと感じる
- 妻の暴言を「自分に問題があるから」と自責する
このような夫の「すぐに謝ってしまう習慣」により、モラハラ妻は「自分は正しい」と思い込み、さらにエスカレートしていきます。
原因4:ガスライティング(心理操作)という手法
一部のモラハラ妻は、ガスライティングという心理操作を使って夫を追い詰めます。
これは相手の記憶や現実認識を意図的に混乱させる手法です。
ガスライティングの典型例
- 「さっき言ったこと」を「そんなこと言った覚えはない」と否定
- 「あなたの記憶力やばくない?」「最近ボケてきてるよね、大丈夫?」と洗脳
- 物を隠しておいて「また無くしたの?しっかりしてよ」と責める
- 「あなたの受け取り方が過剰なの」「被害妄想よ、それ」と現実を歪曲
これにより被害者は自分の記憶や判断力に自信が持てなくなり、妻に依存するように仕向けられます。
ガスライティングの特徴と対処法はこちら
実家依存症との関連性
モラハラ妻の多くに見られる実家依存症
モラハラ妻の強度に関わらず、多くの場合で実家依存症の傾向が見られます。
これにより夫婦関係がさらに複雑化し、モラハラを助長する要因となります。
実家依存症の定義と特徴
実家依存症とは、結婚後も精神的・経済的に実家を過度に頼り、自立できていない状態を指します。
実家依存症の典型的な行動パターン
- 月に複数回、長期間実家に帰る(1週間〜10日間)
- 姉妹や親との長時間電話を頻繁に行う(週3回以上、2時間以上)
- 夫の年収や生活費の金額を実家の親兄弟に言いふらす
- 義姉の夫や甥っ子と夫の年収を勝手に比較する
- 些細なことを理由に実家に逃げ込む
実家依存症によるモラハラの増幅
夫への攻撃的発言の例
- 「あなたと一緒にいると頭がおかしくなる」
- 「私はあなたより実家を選ぶ」「あなたなんかいつでも捨ててやる」
- 「障害者のあなたと一緒に居てあげてるだけ、ありがたいと思えよ」
夫の家族への暴言の例
- 「あなたの母親は掃除のできない認知症のボケ老人」
- 「母(実母)の料理はサイコー。あなたの母(義母)の料理はゴミ」
- 「あなたの親の面倒なんて絶対に見たくない。一人でのたれ死ねばいい」
実家依存症による論点すり替えの例
夫:「月に10日も実家に帰るのは多すぎない?」
妻:「私には実家に帰る自由もないの?あなたは私を束縛して楽しいの?」
夫:「束縛じゃなくて、家族の時間も大切にしてほしいという話だよ」
妻:「あなたこそ、仕事ばかりで家族のことなんか考えてないじゃない」
これは典型的な「論点すり替え」です。
夫の「帰省頻度が多い」という具体的な問題提起に対して、妻は「束縛」「自由がない」という被害者論に論点をすり替え、さらに「あなたこそ仕事ばかり」と夫への攻撃に転じて、元の問題から完全に逃げています。
論点すり替えについて知りたい方はこちら
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モラハラ被害に遭いやすい夫の特徴
ASD受動型の特徴を持つモラハラ被害者
モラハラ被害者の中には、ASD(自閉スペクトラム症)の受動型の特徴を持つ方も多く見られます。
ASD受動型の典型的な特徴
- 他人からの関わりは受け入れるが、自分からは関わらない
- 自己表現が苦手で主体性がない
- 言われたことだけをする受け身の姿勢
- 無口で無表情、自己意見がない
- 他人への興味や関心が薄い
- 他者の要求を受け入れすぎてストレスを抱えやすい
モラハラ被害との関連性
なぜモラハラを受けやすいのか
- 自己表現の困難:自分の気持ちや意見を言葉にすることが苦手なため、モラハラ妻の理不尽な要求に反論できない
- 受け身の姿勢:「誘われれば従う」「言われたことだけをする」という特性により、モラハラ妻のコントロールを受け入れてしまう
- 他者の要求の受け入れ:相手の要求を断ることが困難で、理不尽なことでも受け入れてしまいがち
ASD受動型の人へのアドバイス
段階的な自己表現の練習
- まず「嫌だ」「困る」といった基本的な感情表現から始める
- 小さなことから自分の意見を言う練習をする
- 相手の要求に対して「考える時間をください」と一旦保留にする習慣をつける
自分の特性を理解する
- ASD受動型の特性を理解し、それが悪いことではないと認識する
- 自分のペースを大切にし、無理に積極的になろうとしない
- 専門家のサポートを受けることも重要
ASDについて詳しく知りたい方はこちら:モラハラ被害者のためのASDチェックテスト|診断と改善法をご活用ください。
毒親育ちのモラハラ被害者に多い特徴
モラハラ被害者の多くは毒親育ちの特徴を持っています。
そのため、幼少期の経験が大人になってもモラハラを受けやすい体質を作り出してしまいます。
些細なことでも許可を求めてしまう
- 幼少期に「勝手なことをするな」「私の言うことだけを聞いていればいい」と批判された経験から、モラハラ妻に対しても同じ行動を取ってしまう
自分の意見がわからない・言えない
- 「お前の意見なんか聞いてない」「私の言うことに従え」と言われ続けた結果、モラハラ妻から理不尽なことを言われても反論できない
自分に自信が持てない
- 「お前なんか産まなければ良かった」「お前は何の取り柄もない」などの暴言を真に受け、現在もモラハラ妻の暴言を信じてしまう
相手の顔色を伺ってしまう
- 毒親が理不尽に怒り出し、何が怒らせるポイントなのかわからず、不安や恐怖から身についた体質
嫌だとハッキリ断れない
- 「口答えをするな」「そんな子はうちの子じゃない」と言われ、見捨てられる恐怖からモラハラ妻の理不尽な要求にも断れない
自分が折れて相手に合わせる・我慢する
- 何を言っても無駄だと心が折れた経験から、モラハラ被害が続いていても我慢してしまう
その場を取り繕うために謝ってしまう
いつもの喧嘩のやり取りを思い出してみてください。
妻からの人格否定や理不尽な発言を一方的に言われて「あなたが悪い」「謝れ」といった要求がある場合、それに対して収拾をつけるために、あなたから謝罪してしまうことはありませんか?
このような謝ってしまう傾向は被害者に多く見られるもので、これは幼少期から続いていることが多いです。
詳しい毒親育ちの特徴と対処法はこちら: モラハラ被害者に多い毒親育ちとは
自責体質のため、モラハラ被害が続く
モラハラ妻の多くは他責体質であり、誰に対しても「相手や周りが全て悪い」という思考のため、内省はしません。
一方で、多くのモラハラ被害者は幼少期から自責体質であり「お前が悪い」「お前が私を怒らせる」などと言われ続けたため、何か問題が起きた場合、最終的には自分に問題の要因があると責める傾向があります。
そのため、モラハラ妻と被害者の相性が合ってしまうのです。
モラハラ妻への基本的な対処法
境界線を設定する
絶対に譲れない境界線を明確にする
まず、紙に書き出してください:
- 絶対に言われたくないこと
- 大切にしていること(価値観)
- これだけは譲れないこと
言われたくないことの事例
- 自分の家族を侮辱することは許さない
- 子どもの前での暴言は絶対にやめてほしい
- 仕事に対する敬意を持ってほしい
- 人格否定の言葉は一切受け入れない
とりあえず謝ることを止める
今後は、本当に悪いと感じる時以外は、あなたから謝ることを止めてください。
このパターンが繰り返されることで、妻からのモラハラが継続してしまいます。
暴言を真に受けない
今後は、あなたへの暴言があったとしても「真に受けない」ようにしましょう。
暴言は相手が自分の意見を通すために言っているだけであって「相手はそう思うんだ」と軽く受け流すようにしてください。
妻との会話量と接触を減らす
会話量を減らす方法
- 無理に話さない
- 話す必要がある時だけ話す
- 無言の空気を怖れず慣れること
- 愛想笑いをしない
- 本当に面白い時だけ笑う
接触機会を減らす方法
- 妻との接触機会(一緒に寝る、食事、外出など)が増えると、暴言を受ける機会も増える傾向にある
- 妻の加害者体質が改善しないうちは、関わりを減らすことでモラハラを軽減することが大切
【この記事を書いた人】
経験と専門性
- 夫婦でモラハラの問題を克服した専門家
- ASD・ADHDの混合型診断済み
- モラハラ加害者としての更生を実現
- 週刊文春オンラインでの3記事の連載で加害者心理と更生過程を完全公開
臨床経験(2010年〜)
カウンセラーとして幅広い支援経験
- 公的機関での生活保護・生活困窮者自立支援
- 福祉施設での精神疾患・発達障害者支援
- うつ病の方の復職支援
- 元受刑者・薬物依存者への更生支援
- ひとり親・DV被害者相談
- 企業内パワハラ相談
- 自助グループ・セミナー開催
メディア掲載実績
新聞・雑誌掲載
- 週刊文春オンライン(2024年11月 3記事連載)
- 産経新聞(2021年9月)
- 神戸新聞 まいどなニュース(2021年3月)
- 中日新聞 ねぇねぇちょっと特別編(2021年12月)
- ウレぴあ総研 ハピママ(2023年7月 3記事掲載)
テレビ・ラジオ出演
- NHK「ほっと関西」(2021年11月出演)
- KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(2021年9月出演)
全国11媒体でモラハラ解決の専門家として紹介
モラハラの問題で苦しんでおられる方々の少しでも力になりたいと思っています。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の内容が、あなたが抱えている問題解決の一助になれば幸いです。
モラハラで苦しんでいるあなたへ
私たち夫婦も、かつては離婚寸前まで追い込まれました。
しかし諦めずに夫婦で協力し、モラハラの問題と真正面から向き合い、解決することができました。
現在は幸せに暮らしています。
すぐに離婚だと諦めないでください。解決への道は必ずあります。
私たちがどのようにして危機を乗り越えたのか、被害者妻と加害者夫の両方の目線でリアルに書いています。
被害者の視点から学ぶ
もし「記事は理解できたけれど、うちの場合はどうすればいいのかわからない…」と感じているなら、一人で抱え込まず、ぜひ私たちにお話を聴かせてください。
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あなたが少しでも穏やかな毎日を取り戻せるよう、心から願っています。

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