モラハラのカウンセリングとは|被害者・加害者・夫婦で選ぶ場所が変わります

今回は、モラハラのカウンセリングについて説明していきます。

結論から言うと、モラハラのカウンセリングは、受ける人の立場と目的によって、選ぶ場所が変わります。

「カウンセリングを受ければ良くなる」と考えて選ぶと、「期待していたのと違った」となることがあります。

この記事では、被害者・加害者・夫婦、それぞれの場合の考え方と、選ぶときの目安をまとめます。

「カウンセリング」と呼ばれるものは、大きく3種類あります

メンタルクリニックなどで、臨床心理士や公認心理師が行うカウンセリングは「掘り下げ型」が中心です。

あなたの話をじっくり聴いて、本人の気づきを待ちます。

夫婦問題のカウンセラーは、離婚や再構築など、夫婦関係全般を扱います。

ただし、モラハラを専門にしているとは限りません。

私たちリジェネは、状況を整理して、使える選択肢を具体的にお伝えする「選択肢提示型」で関わっています。

どれが優れているという話ではありません。

今のあなたの状態に合う場所を選ぶことが大切です。

掘り下げ型(クリニックなど)夫婦問題のカウンセラー選択肢提示型(リジェネ)
話の聴き方じっくり聴いて、本人の気づきを待つ夫婦関係全般を聴く状況を整理して、選択肢を具体的に示す
アドバイス基本的にしないカウンセラーによって違う具体的にお伝えする
向いている人落ち着いて、自分と向き合いたい人夫婦関係全般を相談したい人今すぐ、何をすればいいか知りたい人

より詳しい比較は、モラハラで限界の時、メンクリと相談所どちらを選ぶ?|元被害者が語る使い分けにまとめています。

被害者がカウンセリングを選ぶときの目安

限界まで追い詰められているときは、自分と深く向き合う「掘り下げ型」が、つらくなることがあります。

夫婦問題のカウンセラーに「どうしたいですか」と繰り返し聞かれて、答えられない自分に自信をなくす人もいます。

そのため、まずは安全と選択肢を整理します。

少し落ち着いてから、掘り下げ型を併用するという考え方もあります。

あなたは今、どちらの状態に近いでしょうか?

  • 気持ちを、ゆっくり整理したい → 掘り下げ型が向いています
  • 今すぐ、何をすればいいか知りたい → 選択肢を示してくれる場所が向いています

加害者がカウンセリングを選ぶときの目安

この記事は、加害行為を擁護するものではありません。

相手を傷つけた責任は、変わりません。

そのうえで、反省だけを強いても、本質的な問題は解決しません。

まずは、睡眠を取るなど、体調の回復が先です。うつ状態が重いときは、精神科の受診も勧めます。

体調が戻ってきてから、自分の言動のパターンに、向き合えるようになります。

受けられる人と、難しい人

カウンセリングは、受ければ変わるものではありません。

自分の言動と向き合う気持ちが、まず必要です。

私たちの相談でも、連絡をくれた加害者の約1割は、受講に至りません。怒りすぎて会話にならない、自分の正当性ばかり主張する、といった状態だからです。

相談員やパートナーに、攻撃的な言葉を向ける場合も、お受けできないことがあります。

受ける前の目安として、次の3つを確かめてみてください。

  • 自分の言動で、相手が傷ついた可能性を、一度は考えられる
  • 指摘されたときに、怒らずに、最後まで聴ける
  • 相手を変えるためではなく、自分が変わるために受ける

当てはまらないときは、まず、体調の回復と、安全な環境づくりを優先してください。

当てはまる方は、初回相談(無料)で、いまの状況をお聞かせください。

詳しくは、なぜ、モラハラ加害者のメンタルケアは軽視されるのかにまとめています。

夫婦で相談するときの目安

夫婦で相談する場は、どちらかに問題があると決めるための場所ではありません。

ふたりだけだと、同じ話になってしまうときがあります。

第三者が間に入ると、話が進むことがあります。

私たちリジェネは、そのための技法として「オープンダイアローグ」も取り入れています。

別居や離婚を迷っているときは、Re:lation(リレーション)で、決める前の整理をお手伝いしています。

カウンセリングを選ぶ5つの質問

選ぶときの5つの質問
☐ モラハラ特有の構造を理解しているか
☐ 聴く型か、示す型か。今の状態に合うか
☐ 医療が必要なときに、つないでもらえるか
☐ 回数や料金の説明が、最初にあるか
☐ 守秘義務が守られるか

私たちリジェネの立ち位置

私たちは、以前「モラハラ解決専門カウンセリング」という名前で活動していました。

いまは、公認資格者と区別するため、カウンセラーとは名乗っていません。

一緒に悩んで考える「相談員」として活動しています。

名前は変わっても、カウンセリングで大切にされてきた聴き方と守秘義務は、そのまま受け継いでいます。

まとめ

  • カウンセリングは、立場と目的で、選ぶ場所が変わります
  • 限界のときは、掘り下げ型がつらくなることがあります
  • 加害者も、反省より先に、体調の回復が必要です。ただし、自分と向き合う気持ちがないと、受けるのは難しくなります
  • 夫婦で相談するときは、第三者が間に入ると、話が進みやすくなります
  • 選ぶときは、5つの質問で確かめてみてください

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【この記事を書いた人】

経験と専門性

  • 夫婦でモラハラを解決した実体験者
  • 2015年から2500件超の相談解決実績
  • 行動心理学をベースとしたモラハラ加害者・被害者の心理分析
  • 加害者と被害者の思考・行動パターンの解明と改善指導
  • 発達障害特性を持つ夫婦関係の調整とサポート
  • カサンドラ症候群からの回復支援
  • 夫婦間コミュニケーション改善や改善方法の開発
  • 同じ経験を持つ専門家として、あなたの状況に寄り添うことが可能

メディア掲載実績

新聞・雑誌掲載

  • 週刊文春オンライン(2024年11月 3記事連載)
  • 産経新聞(2021年9月)
  • 神戸新聞 まいどなニュース(2021年3月)
  • 中日新聞 ねぇねぇちょっと特別編(2021年12月)
  • ウレぴあ総研 ハピママ(2023年7月 3記事掲載)

テレビ・ラジオ出演

  • ABEMA『秘密のママ園』(2026年4月出演)
  • NHK「ほっと関西」(2021年11月出演)
  • KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(2021年9月出演)

全国12媒体でモラハラ解決の専門家として紹介

モラハラの問題で苦しんでおられる方々の少しでも力になりたいと思っています。

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私たちがどのようにして危機を乗り越えたのか、被害者妻と加害者夫の両方の目線でリアルに書いています。

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