メンヘラ妻の受動攻撃チェック|モラハラ被害診断
「妻は怒鳴らないし、暴言も吐かない。だけど、家にいると息が詰まる」
「話しかけても無視される。理由を聞いても『別に』と返される」
「子どもと妻が楽しそうに話していて、自分が近づくと会話が止まる」
「家族のグループLINEで、自分だけ返信がない。話題にも入れてもらえない」
そんな違和感を抱えていませんか?
怒られていないのに責められているような気がする、家庭にいるのに孤立しているような感覚がある。
それは、あなたが受動攻撃を受けている可能性があります。
以前の記事「モラハラ加害者に見られる受動攻撃の特徴と見極め方」では、性別を問わず加害者に共通する受動攻撃の全体像を解説しました。
今回は、その中でも女性に多く見られる受動攻撃、特にメンヘラ傾向のある妻に特有の受動攻撃に焦点を当てます。
無視・ため息・沈黙といった「空気による支配」は、言葉で責めるよりも見えづらく、周囲から理解されにくいものです。
その結果「何もされていないのに、なぜか苦しい」という状態に陥ります。
証拠もなく、誰にも説明できないからこそ、余計に苦しくなります。
この記事では、メンヘラ妻に多く見られる受動攻撃の具体的な特徴とチェックテスト、実際に効果のあった対処法をまとめました。
「これはうちの話かもしれない」と感じた方は、ぜひ最後まで読んでください。
もくじ
受動攻撃チェックテスト
以下の項目で、いくつ当てはまるか確認してください。
5個以上当てはまる場合、妻から受動攻撃を受けている可能性が高いです。
受動攻撃の特徴とは
受動攻撃は、怒鳴る・責めるといった直接的な攻撃ではありません。
言葉を使わず、空気や態度で相手を支配するモラハラの一種です。
特にメンヘラ傾向のある妻の場合、感情を言語化せず、沈黙や不機嫌という“空気”で不満を伝えてきます。
以下は、実際に多くの相談事例で見られた具体的な行動です。
無言・沈黙による支配
- 話しかけても無視される。「ねえ、今日どうだった?」→沈黙
- 理由を聞いても「別に」「なんでもない」と返される
- 食事中も一言も話さず、ため息だけが聞こえる
- 自室にこもり、ドアを強く閉めることで怒りを表現する
- LINEの既読スルー。返信せず、相手に不安を与える
不機嫌な態度で圧をかける
- 大きなため息をつく。「はぁ…」と何度も聞こえるように
- 舌打ちや睨みつけ。言葉ではなく、表情で怒りを伝える
- ドアを強く閉める、物を乱暴に置くなど、音で感情を表現する
- 子どもとだけ会話し、夫が近づくとピタッと止まる
言葉による遠回しな攻撃
- 「○○さんの旦那は優しいよね」と他人と比較
- 「好きにすれば」「勝手にして」と突き放す
- 「お疲れ様でした」と他人行儀な言葉遣い
- 「どうせ私なんて」と被害者ぶる
- 「死にたい」「消えたい」と言って同情を引こうとする
子どもを巻き込む
- 子どもに夫の悪口を言う:「パパはいつも怒ってばかり」
- 子どもを味方につけて孤立させる:「ママの方が大変なんだよ」
- 子どもが妻の顔色を伺うようになる。夫に話しかけづらそうにする
受動攻撃への対処法
受動攻撃に対して、やってはいけないのは「察すること」「顔色を伺うこと」「機嫌を取ること」です。
1. 不機嫌な時は距離を置き、落ち着いた時に話し合う
相手が不機嫌オーラ全開の時は、物理的に距離を置きましょう。
別の部屋に行くなど、同じ空間を避けてください。
相手が落ち着いた時に「昨日は、ずっと不機嫌だったけど、何かあったの?」「思ってることは何でも話してくれていいから」と話し合いましょう。
2. 皮肉や嫌味には笑顔でツッコミを入れる
LINEの既読スルー、約束を守らない、皮肉や嫌味には、明確にツッコミを入れましょう。
具体例:
- 既読スルー → 「えっ、また既読スルーされたんだけど? もしかして嫌われてる?」
- 約束を守らない → 「あの時、OKって言ったよね?」
- 皮肉や嫌味 → 「その言い方って、ちょっとトゲがあるよね」
コツ: 相手の機嫌が良い時に、雑談の中で笑顔を交えながらさりげなく行います。
3. 「死にたい」発言には共感後に精神科受診を促す
「死にたいくらい辛いことがあったんだね?」と共感を示した後、繰り返される場合は「かなりしんどそうだから精神科を受診したら?」「絶対死んでほしくないから、うつ病みたいに酷くなる前に精神科を受診してほしい」と受診を促しましょう。
4. 境界線を設定し、とりあえず謝ることを止める
紙に「絶対に言われたくないこと」を書き出してください。
- 自分の家族を侮辱することは許さない
- 子どもの前での暴言は絶対にやめてほしい
- 人格否定の言葉は一切受け入れない
本当に悪いと感じる時以外は、あなたから謝ることを止めてください。
5. 会話量を減らし、改善しない場合は「離婚」を示す
- 無理に話さない
- 話す必要がある時だけ話す
- 愛想笑いをしない
相手が話し合いに応じず、行動を改善しない場合は「もう限界で弁護士に相談するつもりだ」「このような関係が続くなら離婚した方が楽だと思う」と冷静に淡々と伝えましょう。
注意: DVなどの過激な反応が予想される場合は使用を控える。
【この記事を書いた人】
経験と専門性
- 夫婦でモラハラの問題を克服した専門家
- ASD・ADHDの混合型診断済み
- モラハラ加害者としての更生を実現
- 週刊文春オンラインでの3記事の連載で加害者心理と更生過程を完全公開
臨床経験(2010年〜)
カウンセラーとして幅広い支援経験
- 公的機関での生活保護・生活困窮者自立支援
- 福祉施設での精神疾患・発達障害者支援
- うつ病の方の復職支援
- 元受刑者・薬物依存者への更生支援
- ひとり親・DV被害者相談
- 企業内パワハラ相談
- 自助グループ・セミナー開催
メディア掲載実績
新聞・雑誌掲載
- 週刊文春オンライン(2024年11月 3記事連載)
- 産経新聞(2021年9月)
- 神戸新聞 まいどなニュース(2021年3月)
- 中日新聞 ねぇねぇちょっと特別編(2021年12月)
- ウレぴあ総研 ハピママ(2023年7月 3記事掲載)
テレビ・ラジオ出演
- NHK「ほっと関西」(2021年11月出演)
- KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(2021年9月出演)
全国11媒体でモラハラ解決の専門家として紹介
モラハラの問題で苦しんでおられる方々の少しでも力になりたいと思っています。
まとめ
受動攻撃は、目に見えないモラハラです。
しかもそれは、周囲からは理解されにくく、相談しても「気のせいじゃない?」「奥さん疲れてるだけでしょ」と片付けられてしまうこともあります。
だからこそ、自分の感覚を信じてください。
「これはおかしい」と思ったなら、それは“おかしい”のです。
- 空気に付き合わない
- 察しない
- 機嫌を取らない
一度だけ言葉にして、それ以上は追わない。
相手の感情に合わせて動かず、自分の判断で動く。
受動攻撃は、言葉ではなく空気で支配する行為です。
その空気を破るには、あなた自身の言葉と行動が必要です。
そして何より、「自分の感覚を疑わないこと」。
それが、支配から抜け出すための第一歩です。
モラハラで苦しんでいるあなたへ
私たち夫婦も、かつては離婚寸前まで追い込まれました。
しかし諦めずに夫婦で協力し、モラハラの問題と真正面から向き合い、解決することができました。
現在は幸せに暮らしています。
すぐに離婚だと諦めないでください。解決への道は必ずあります。
私たちがどのようにして危機を乗り越えたのか、被害者妻と加害者夫の両方の目線でリアルに書いています。
被害者の視点から学ぶ
もし「記事は理解できたけれど、うちの場合はどうすればいいのかわからない…」と感じているなら、一人で抱え込まず、ぜひ私たちにお話を聴かせてください。
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