反社会性パーソナリティ障害チェックテスト|モラハラ加害者のソシオパス診断
以前に「反社会性パーソナリティ障害を持つモラハラ加害者の特徴と対処法」という記事を書きましたが、今回は実際にチェックできる診断テストと反社会性・サイコパス・ソシオパスの違いについて詳しく解説いたします。
反社会性パーソナリティ障害は男性の約3%、女性の約1%が該当するとされ、モラハラ加害者の中でも特に「モンスター級」と呼ばれる深刻なケースに多く見られます。
反社会性パーソナリティ障害の特徴を持つ場合、本人が自身の加害性を認め、精神科で治療を受けない限り改善は期待できません。
特に身体的暴力がある場合、同居は非常に危険であるため、離婚を検討することをお勧めします。
ただし、すぐに離婚を決断するのが難しい方もいるでしょう。
そのような場合は、この記事を参考に身の安全を確保する方法を考えていただければと思います。
このチェックテストは、DSM-5診断基準に基づいて作成された本格的な診断ツールです。
ただし、この障害に該当する人は自己診断を避ける傾向があり、多くの場合、被害者側が加害者の特徴を客観的に判断するために使用されます。
また、現在進行形でモラハラ被害を受けており、緊急の対処法をお求めの方は、まず「モラハラ夫への対処法まとめ」をお読みいただくことをお勧めします。
長文となりますが、最後までお読みいただければ幸いです。
この記事はこんな方におすすめです
- 反社会性パーソナリティ障害について知りたい方
- モラハラ被害者の方
- 反社会性パーソナリティ障害への対処法が知りたい方
もくじ
- 反社会性・サイコパス・ソシオパスの違い
- 反社会性パーソナリティ障害セルフチェックテスト
- チェック結果と次のステップ
- 反社会性パーソナリティ障害の基本情報
- 反社会性パーソナリティ障害と併発しやすい問題
- Re:geneでの支援について
- まとめ
反社会性・サイコパス・ソシオパスの違い
これらの用語は混同されがちですが、実は明確な違いがあります。
反社会性パーソナリティ障害の特徴
反社会性パーソナリティ障害は医学的な正式診断名です。
DSM-5という国際基準で定められた精神疾患で、社会のルールを無視し、他人の権利を侵害する行動パターンが特徴です。
サイコパスの特徴
サイコパスは生まれつきの気質です。
冷静で計算高く、表面的には魅力的で社交的に見えます。
感情が薄く、人を操るのが得意で、罪悪感をほとんど感じません。
ガスライティングのような巧妙な心理操作を行うのもこのタイプです。
相手の記憶や判断力を意図的に混乱させ「あなたの記憶力が悪い」「被害妄想だ」などと洗脳していきます。映画やドラマで描かれる「知的な犯罪者」のイメージに近いです。
ソシオパスの特徴
ソシオパスは環境によって作られます。
幼少期の虐待やネグレクト(育児放棄)、家庭内での情緒的な不安定さが主な原因となります。
これにより他人との信頼関係を築くことが困難になり「愛情を感じない」といった感覚を持つようになります。
感情的で衝動的、怒りやすく暴力的な特徴があり、サイコパスと違って感情の起伏が激しく、時には罪悪感を感じることもあります。
自己中心的な価値観が強く、モラハラ加害者に多いのはこのタイプです。
簡単に言うと:
- サイコパス:冷静で計算的、ガスライティングなど心理操作が得意、生まれつき
- ソシオパス:感情的で衝動的、環境が原因
- 反社会性パーソナリティ障害:両方を含む医学的診断名
ガスライティングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
反社会性パーソナリティ障害の特徴や対処法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
反社会性パーソナリティ障害セルフチェックテスト
以下の項目について、あなたの行動や考え方を振り返ってチェックしてください。 該当する項目にチェックを入れてください。
6個以上該当する場合、反社会性パーソナリティ障害の可能性があります。
重要な注意事項
- このチェックテストは自己診断ツールです。医学的診断とは異なります
- 反社会性パーソナリティ障害の確定診断は精神科医のみが行えます
- 暴力や危険な行為がある場合は、今すぐ安全な場所へ避難してください
チェック結果と次のステップ
6つ以上該当した場合
反社会性パーソナリティ障害の可能性が高いです。
この場合、同居は非常に危険であり、特に身体的暴力がある場合は即座に離婚を検討することをお勧めします。
モラハラ被害を受けている方へ
反社会性パーソナリティ障害の加害者は改善が極めて困難であり、被害者の安全確保が最優先です。
Re:geneのモラハラ被害者プログラムでは、このような深刻なケースに対応した専門的なサポートを提供しています。
プログラムで学べること
- 反社会性パーソナリティ障害への安全な対処法
- 危険な状況からの脱出方法
- 法的手続きのサポート情報
- 心理的ダメージからの回復方法
- 被害者体質の改善
4-5個該当した場合
中程度の反社会的傾向があります。
一部の特徴に該当する場合でも、組み合わせによっては危険な状況になる可能性があります。
専門的な相談を検討してください。
3個以下の場合
反社会性パーソナリティ障害の可能性は低いですが、他の要因によるモラハラや問題行動の可能性があります。
反社会性パーソナリティ障害の基本情報
発症頻度について
- 男性:約3%
- 女性:約1%
- モラハラ加害者の重篤ケース:高い頻度で見られる
主な原因
- 遺伝的要因
- 妊娠中の喫煙や出産時のトラブル
- 幼少期の虐待や育児放棄
- ADHD等の発達障害の併発
詳細な特徴や対処法については、上記リンクの既存記事をご参照ください。
反社会性パーソナリティ障害と併発しやすい問題
よく併発する精神疾患
- ADHD(注意欠如・多動症)
- ギャンブル依存症
- 双極性障害
社会的影響
- 家庭内暴力
- 経済的搾取
- 子どもへの悪影響
Re:geneでの支援について
被害者体質改善講座
反社会性パーソナリティ障害の加害者からの被害を受けた方のための専門プログラムです。
このような方に
- 反社会性の加害者から被害を受けている方
- 安全な離別方法を知りたい方
- 心理的ダメージから回復したい方
【主な内容】 反社会性パーソナリティ障害の理解、安全確保の方法、法的手続きの基礎知識、心理的回復技術、被害者体質の改善など
詳細はこちら
夫婦関係改善講座
反社会性の特徴が軽度の場合や、離婚が困難な状況での対処法を学ぶプログラムです。
このような方に
- すぐには離婚できない状況の方
- 子どものために関係継続を考える方
- 安全な距離の取り方を知りたい方
【主な内容】 安全な境界線の設定、危険回避の技術、子どもの保護方法、段階的な関係改善戦略など
詳細はこちら
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は反社会性パーソナリティ障害の診断チェックテストに特化した内容でしたが、あなたが抱えている問題解決の一助になれば幸いです。
もし「チェックテストの結果、危険な状況にあると分かったけれど、どう対処すればいいのかわからない…」と感じているならば、一人で問題を抱え込まず、ぜひ私たちにお話を聴かせてください。
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また、もし
- 冷静に考えられない
- 些細なことでイライラしてしまう
- 不眠が続いている
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