ASD( 自閉スペクトラム症 ) モラ脳 分析&対策

どうも。るみ姐です。

夫がモラハラ加害者特有の色々な思考や特性を理解してもらうために、チェックテストの結果を公表して「こんな脳内なんだ」とセルフで自分を晒していく「モラハラ脳」ブログシリーズです。

夫の結果を通して、過去の感情や現在の変化を公表するものなので、当てはまらない場合もありますから、あくまで「ひとつのパターン」だと思ってください。


夫の人格構成で一番大きく該当しているはずのASD( 自閉スペクトラム症 )編「分析&対策してみた」です。

当事者の方だけでなくASD特性のパートナーを持つ方は、パートナーへの対策に役立てて頂ければと思います。

リアルな描写を書いているため、長くはなりますが最後まで読んで頂ければ幸いです。

※ASDテストに当てはまるからと言ってASDだと断定するものではありません。予めご了承ください。

この記事はこんな方におすすめです

  • ASD夫からモラハラ被害を受けている方
  • ASD夫の脳内が知りたい方

ASD( 自閉スペクトラム症 )とは

前回のブログに詳細を書いているので先に読んでね!

もくじ

  1. ASD( 自閉スペクトラム症 ) テスト
  2. ASD(モラ脳)分析&対策
  3. 妻からのまとめ

ASD( 自閉スペクトラム症 ) テスト

  • 興味があることと無いことの差が激しい
  • 肌触りや食感等で非常に不快に感じることがある
  • 雑談などのおしゃべりが苦手
  • 大人数より、ひとりの方が好き
  • 友達が少ない(いない)
  • 会話を遮って話してしまう事がある
  • 騒がしいところが苦手
  • 数字等の細かな部分に目がいく
  • 物事を言葉通りに受け取ってしまい失敗したことがある
  • やり方や予定が突然変わるとパニックになる

たくさん当てはまって「生きづらい」と感じている方は、一度相談してください。

ASD(自閉スペクトラム症 )とADHD(注意欠如・多動症)の違い
「ミスが多い・空気が読めない・こだわりが強い」という部分が類似しているので、専門家でも判別は難しいとされています。
例えば、「空気が読めない」という項目は、ASDもADHDも太っている人に対して、「太っていますね」と空気を読めずにいってしまうのは同じです。
ASDの場合は「事実をいっているだけ」であり、悪意もありません。
会話としておもてなししていると思っている場合もあるでしょう。
悪びれる素振りもないことから、周りから勘違いされやすいです。
一方、ADHDの場合は、こんなことを言うのは悪いなと思いながらも「つい言ってしまう衝動性」で発言してしまいます。
考えるより先に発言や行動をしてしまうので、悪意がないのは周りからしても一目瞭然で理解されやすいです。
併発されている場合も多いので、どちらかということに拘らなくてもいいとは思いますが、どうしても見極めたい場合は、専門機関への受診をおすすめします。

ASD(モラ脳)分析&対策

興味があることと無いことの差が激しい

いつもは夫が好きなジャンルの会話が多いかも。まぁ合わせているというよりは、ほぼ趣味が同じ。
また、夫との共通でない部分については、私は共有したくないタイプのヲタクなので、ひとりの時間を有意義に過ごしています。
友人も広く多くいるし、実家の家族とも仲良しなので、夫にスルー(ほぼ無視)されようが基本的には気にしていません。
どんなスルーかというと、私がゲームをしていたら「それはどうやったら終わるゲームですか?」と質問してきて、それについて私が「これは箱庭系ゲームだから終わりがないんだよ」と返事すると「箱庭系とはなんですか?」と質問するので答えていると、黙って自室に戻っていく…
質問に対して答えていても、興味がない話題になったらすぐに立ち去るので、はじめはイラついていたけど、今は「面白れぇやつじゃん」と思っています。

聞いてほしい話の場合は、以下2点は必ず必要
・必要時間と簡単な内容説明をすること
・簡潔に結論から話すこと
「私はいま〇〇で悩んでいるので、相談に乗って欲しい。〇〇の知識があるならアドバイスが欲しい。〇分くらいで終わると思う」というような始まりで話すと、しっかり聴くスイッチがONしてくれる。

肌触りや食感等で非常に不快に感じることがある

好き嫌いというか「エビは無理!だけど、エビフライは好き!!」というような謎のシステムがある。
梅干しが嫌いなのだが、梅干しとシソの違いをハッキリ理解しておらず、シソも嫌いだと言っていた。
しかし、一番好きなドレッシングが青じそドレッシングだったり、ささみシソチーズフライが好きだったりする。
しっかりと確認をする前に自分の感覚で認知したら、そうだと強固に思い込む節がある。
これは、変化させるのが大変ではあるが、「ほら大丈夫でしょ?」「これならいける?」と実際に経験させるのが早かった。

雑談などのおしゃべりが苦手

雑談というか不必要な会話はほとんどしないので、私が司会者のように話を振ると話してくれることが多い。
夫が楽しく話している時は合いの手を入れつつ聴く側に徹して、話を取らないようにしています。
価値観に触れたことや興味があることを中心に話してくることが多い。
これは、本人的には重要な共有事項だと判断して私に話してくれているので、その気持ちを尊重した対応を心がけてはいる。(彼以外の人でも)
疲れている場合は、「〇〇やってん」「○○やってんな。へぇーすごいね」というように語尾だけ繰り返して、ある程度満足感を感じたのがわかったら、「本日は営業終了です!」というと、部屋に戻ってくれるルールが定着している。

大人数より、ひとりの方が好き

以前のわたしは圧倒的に大人数の場で輝ける人が素晴らしくて、ひとりはダメだという差別意識があった。
しかし、夫の価値観を知ることで、ひとりの良さににも気付いた。いまは、どちらも好きなので、夫の好きにしたらいいと思っている。
基本的に5人以内で、数回会話したことがある人が半数以上の場合でないと些細なことで情緒が乱れる。
以前は、ビジネスの場だとしても無理だったが、葛藤を乗り越えて時間制限はあるものの参加出来るようになった。
これは、人数が多かったり、知らない人が多いと想定外が増えるのでストレス指数が跳ね上がるようだ。
少人数での会話だとスラスラと話して毒素があり面白いので、彼の面白さを知って欲しいとは個人的に思っている。

友達が少ない(いない)

夫は友達ゼロ宣言をしている。拗ねていらないのではなく人間が煩わしいようだ。
自分の両親も接しにくい人だからと、2時間以上は一緒にいたくないらしい。
対等な関係の友人を作ることは難しいようで、異性との交際や会社などの上下関係や相談にのるなどはできるらしい。
もし友人を作るならば、マルチに対応出来る存在を探しており、しかもストレスを与えてこない人がいいようだ。無理だろ。
今のところは私くらいしか友達の役割が出来る人いないが、丁重にお断りさせていただいている。苦しくないなら友達がいなくてもいいやん。

会話を遮って話してしまう事がある

感情が高ぶるとかなり遮ってくるのはあるが、それは私含めて誰でもある事だと思う。
ただ、論破王の動画音が部屋から聞こえている時期は、遮って早合点した見立てで話してくるなどはあった。論破王ブームは終わったようだ。マイブームにかなり左右される。

騒がしいところが苦手

カフェなどであまりに騒がしい場合や周りの人が興味のある会話内容をしている場合は、イライラしてしまいやすいので、退店するか席替えをするようにしている。
この場合の声掛けは私から行う。「大丈夫?」とかだと移動することが出来ないので、具体的に「ここだと効率が悪そうだから、移動してくれない?」などと言うようにしている。
また、そこそこ落ち着ける場所を何店舗も見つけてあるので、移動は容易いものだと認知してもらうようにしている。
何時間か作業したい場合は、はじめからレンタルオフィスやカラオケなどで過ごすようにしている。

数字等の細かな部分に目がいく

わたしがかなり雑なので、この部分はとても助かっている。「うるさいな」と思うことが多いが、自分にない視点を持ってくれている人が近くにいて、言ってくれるのはありがたいと思っている。うるさいなとはおもうけれど。

物事を言葉通りに受け取ってしまい失敗したことがある

「怒らないから正直に言って」「今日は無礼講だから」を本気で信じるタイプである。わたしはその部分が面白いと思うし、私の周りの人もその部分を面白いと認知してくれている。
いいぞ!もっとやれ!!と思っている。

やり方や予定が突然変わるとパニックになる

「おもっていたのと違う!!!!」とパニックになることはよくあった。本人の努力で想定内を増やして、頻度はかなり減ったと思う。
彼のペースが変わらないように、配慮してスケジュールを組むようにしている。
「何を優先するのか、何が大事なのか」「ふたりが仲良く幸せに暮らしていくことを前提としたルール作り」をしている。
また、以前決めたルールも生活スタイルや価値観の変化に合わせてアップデート(見直し)を必ずするようにしている。
「この部分はかなり譲っているので、その代わり私の〇〇は自由にさせてくれ」というような交渉を数年前にしたものが、今は「〇〇かどうかは私に決定権があるので、〇〇とします。あなたに対して出来ることは、△△です。」というような会話に変化出来たのは、感動的だと思う。成長し続ける男なので、かっこいいなと思う。伸びしろ半端ねぇー。

妻からのまとめ

妻からのまとめ

振り返ると、私はもっと感情的で「普通〇〇やん」と彼をジャッジして苦しめてしまっていた部分があったのだと思う。
また、彼の特性を本当の意味で理解していなかったし、色々と世話を焼いて彼の成長を阻害してしまっていたと思う(これは今も私の課題)
フォローする部分を見極められるようになったのと、失敗しようが恥をかこうが「それはあなたの問題だね」と割り切れるようになったのは大きいと思う。
今は、お互い精神的に安定して、お互いを尊敬して尊重できているので、いい関係だと思いますし、もっと良くなると思いますし。お寿司。

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