ABEMA『秘密のママ園』出演報告|番組で解説した”モラ堕ち妻”の2つの要因
こんにちは、モラハラ解決相談所リジェネの所長を務めている太田瑠美です。
この度、ABEMAで放送された『秘密のママ園』に出演させていただきました。
放送日は2026年4月19日、テーマは「モラハラ化(モラ堕ち)妻」についてです。
番組では時間の都合でお話しきれなかった部分も多くあったため、この記事で補足していきたいと思います。
モラハラ相談を受ける中で、私が強く感じているのは「一人で抱え込む前に、まず構造を知ってほしい」ということ。
この記事が、そのきっかけになれば幸いです。
※この記事は約5分で読めます。
出演の目的:モラハラの啓蒙活動として
私は日頃、モラハラのご相談をお受けしています。
モラハラは精神的な暴力として、性別や立場を問わず深刻なダメージを与えます。
私自身がお笑いが大好きで、バラエティ番組も好んで見るのですが、このような番組に出演した機会がないため「上手く話せるのか」「誤解されるのではないか」という不安もありました。
結果的に上手く話せたかは別ですが(笑)
出演者の皆さまが上手くトークを回して下さり、さすがだなと感じました。
この「モラハラ」というテーマを広く知っていただく機会として、番組出演をお引き受けしました。
バラエティ番組という性質上、深刻なテーマを軽やかに扱う場面もありますが、モラハラの認知を広げ、一人でも多くの方が早期に相談できる社会にしたいという思いで出演しました。
番組でお話しした内容は、特定の個人やグループを指したものではなく、あくまで相談事例から見える一般的な傾向に基づくものです。
番組で解説した”モラ堕ち妻”になってしまう要因について
番組の『建前爆破!まったり井戸端会議』のコーナーでは、妻から夫へのモラハラ、いわゆる「モラ堕ち妻」が議題に上がりました。
MCの方々も「わかる」「自分もかも」と共感されていた場面が印象的でしたが、これはまさにモラ堕ちが特別な人の問題ではなく、多くの家庭で起こりうる構造的な現象だということを表しています。
番組では、女性がモラ堕ちしてしまう主な要因として、2つの大きなポイントを解説させていただきました。
ひとつめの要因について少しだけ
その中でも、出産による夫婦間の立場変化と肉体的負担は、多くの女性に共通する要因です。
出産を経て、妻の生活は激変します。
授乳、夜泣き、慢性的な睡眠不足、身体の回復の遅れ、ホルモンバランスの乱れ。
一方で、夫の生活はそれほど変わらないことが多く、夫婦の立場に大きな非対称が生まれます。
この状態で感情のコントロールを保ち続けるのは、誰にとっても難しいことです。
つまり、モラ堕ちは本人の性格の問題ではなく、環境が生み出す反応という側面が非常に大きいのです。
「私はなぜこんなに怒りっぽくなってしまったんだろう」と自分を責めている方こそ、まず環境要因を疑ってみてほしいと思います。
もうひとつの要因と、番組ならではのリアルなやり取りは本編で
もうひとつの大きな要因と、MCの方々が思わず「やったことある」と口にされた具体的なエピソードについては、ぜひ番組本編でご確認いただければと思います。
スタジオの空気感や、普段はなかなか表に出てこない”本音の部分”が見える場面も多く、記事で全てをお伝えするよりも、実際の映像で感じていただく方が伝わるものが多いと思っています。
番組で話しきれなかったこと:モラハラに性差はない
番組では”モラ堕ち妻”のテーマでお話ししましたが、私の相談現場ではモラハラに性差はないと実感しています。
性別に関係なく、モラハラは深刻なダメージを与えます。
今回は番組のテーマに沿って女性側の事例を中心にお話ししましたが、男性中心のモラハラを軽視する意図は一切ありません。
むしろ、すべてのモラハラが深刻であり、性別に関係なく被害者を支援し、加害者側にも気づきを促したいと思っています。
女性だから、男性だからというラベリングではなく、その関係性の中で何が起きているのかを丁寧に見ていくことが、解決への第一歩です。
それでも触れておきたい「パワーゲーム」というモラハラの本質
モラハラの本質は「パワーゲーム」です。
力関係の不均衡を利用して相手を精神的に支配する行為であり、社会的な構造(経済力、身体的優位性、伝統的なジェンダーロールなど)から、現実としては男性加害者のケースが多いのも事実です。
一方で、女性が攻撃的になるケースも存在します。
その背景には、多くの場合、以下のような要因が関わっています。
- 男性側からの先行するモラハラやDV
- 出産・育児による環境要因
- 精神的な病理(パーソナリティ障害、トラウマなど)
つまり、「誰が悪い」と簡単に白黒つけるものではなく、関係性の相互作用や複雑な要因が絡んでいるケースがほとんどです。
だからこそ、番組で女性側の事例を取り上げたとしても、それは女性を責めるためではなく、相談現場で実際に起きていることをお伝えするためだと受け止めていただければ幸いです。
私の役割:相談所の所長としてできること
最後に、私の立場を明確にしておきます。
私は医療資格を持った専門家ではなく、相談所の所長であり相談員です。
そのため、善悪を判断すること、病名をつけること、医療行為としての治療を行うことはできません。
心に触れる仕事ですから、職業倫理としての責任は矜持として持っていますが、自分の領域を超えたことはできないと考えています。
あくまで、皆さんの相談に対して、
- 選択肢を提示する
- 気持ちが折れないようにフォローする
- いまの問題点を一緒に分析する
というお手伝いが主な役割です。
深刻なケースでは、専門機関への橋渡しも行っています。
また、私の役割は再構築に限定されません。
離婚も含めた選択肢を広げるお手伝いが、相談員としての本来の仕事だと考えています。
私たち夫婦は、実際にモラハラを乗り越えた経験を持ち、夫・基次(もとつぐ)は元モラハラ加害者で、ASD・ADHD混合型の診断を受けています。
だからこそ、加害者・被害者双方の気持ちを理解し、寄り添うことができるという想いは強く持っています。
リジェネの実績
- 2015年から2500件超のモラハラ問題を解決
- 夫婦でモラハラ問題を解決した唯一の実体験者による指導
- モラハラ加害者・被害者両方のプログラムを扱う唯一の相談所
- 週刊文春オンライン、NHK「ほっと関西」、産経新聞、ABEMAなど全国メディアで紹介
私たちの詳しいプロフィールや、モラハラを乗り越えた実体験はこちらをご覧ください。
番組のアーカイブ視聴について
『秘密のママ園』はABEMAにてアーカイブでご視聴いただけます。
番組が扱ったテーマは、実は多くの家庭で起きている話です。
記事では伝えきれない、スタジオのリアルな空気感やMCの方々の本音の反応は、ぜひ映像でお楽しみください。
「うちも心当たりがあるかも」と感じた方は、その感覚を大切にしてほしいと思います。
気づくことが、変わるための第一歩です。
【この記事を書いた人】
経験と専門性
- 夫婦でモラハラを解決した実体験者
- 2015年から2500件超の相談解決実績
- 行動心理学をベースとしたモラハラ加害者・被害者の心理分析
- 加害者と被害者の思考・行動パターンの解明と改善指導
- 発達障害特性を持つ夫婦関係の調整とサポート
- カサンドラ症候群からの回復支援
- 夫婦間コミュニケーション改善や改善方法の開発
- 同じ経験を持つ専門家として、あなたの状況に寄り添うことが可能
メディア掲載実績
新聞・雑誌掲載
- 週刊文春オンライン(2024年11月 3記事連載)
- 産経新聞(2021年9月)
- 神戸新聞 まいどなニュース(2021年3月)
- 中日新聞 ねぇねぇちょっと特別編(2021年12月)
- ウレぴあ総研 ハピママ(2023年7月 3記事掲載)
テレビ・ラジオ出演
- ABEMA『秘密のママ園』(2026年4月出演)
- NHK「ほっと関西」(2021年11月出演)
- KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(2021年9月出演)
全国12媒体でモラハラ解決の専門家として紹介
モラハラの問題で苦しんでおられる方々の少しでも力になりたいと思っています。
あわせて読みたい関連記事
- モラハラで限界の時、メンクリと相談所どちらを選ぶ?|元被害者が語る使い分け
- ABEMA『秘密のママ園』出演報告|番組で解説した”モラ堕ち妻”の2つの要因
- モラ堕ち妻とは?産後に妻がモラハラ化してしまう本当の原因
- モラハラ 加害者体質診断テスト
- モラハラ 基礎知識チェックテスト
- 夫の不機嫌にビクビクしてない?不機嫌ハラスメントチェックテスト
モラハラで苦しんでいるあなたへ
私たち夫婦も、かつては離婚寸前まで追い込まれました。
しかし諦めずに夫婦で協力し、モラハラの問題と真正面から向き合い、解決することができました。
現在は幸せに暮らしています。
すぐに離婚だと諦めないでください。解決への道は必ずあります。
私たちがどのようにして危機を乗り越えたのか、被害者妻と加害者夫の両方の目線でリアルに書いています。
もし「記事は理解できたけれど、うちの場合はどうすればいいのかわからない…」と感じているなら、一人で抱え込まず、ぜひ私たちにお話を聴かせてください。
現在、LINE登録をしていただいた方には、初回特典として無料相談(50分)をプレゼントしています。下記からお気軽にご登録ください。
小さな一歩が、大きな変化を生むこともあります。
あなたが少しでも穏やかな毎日を取り戻せるよう、心から願っています。
被害者の視点から学ぶ
(C)モラハラ解決相談所 Re:gene(リジェネ)


