こんなカウンセラーには要注意

本日は、こんなカウンセラー(支援員)には要注意について説明いたします。

前回、あなたに合ったカウンセラーの選び方を説明しましたが、私たち、リジェネの元には毎日、多くの方からの相談が寄せられます。

さらに、私たち、リジェネのプログラムを受講される方の中には、以前に別のモラハラプログラムを受講し、それによって二次被害を訴える方も増えてきています。

具体的にはカウンセリングを受けたことで「夫からのモラハラがさらに悪化した」「自身がうつ病にかかり、日常生活に支障をきたすようになった」「総額で100万円近くの費用を負担させられた」といった被害を受けた方も少なくありません。

今回は、こうしたカウンセラー達から身を守る方法について情報提供をしていきます。

モラハラ被害で苦しんでいる方の弱みに付け込み、お金を騙し取ろうとする様な悪徳カウンセラーは絶対に許せません。

これらの情報を参考にしていただき、自分に合ったカウンセラー(支援者)の選択に役立てていただければと思います。

ちなみに、これらの情報は、当プログラムを受講した方々のフィードバックと、私自身が10年以上の臨床経験から得た知識に基づいています。

以下では、被害の多いカウンセラーと適切なカウンセラーの選び方について詳しく説明していきます。

最後までお読みいただければ幸いです。

もくじ

  1. 加害者への復讐がメインのメソッド
  2. 良妻賢母系のメソッド
  3. モラハラ加害者を犯罪者扱いする団体は避けましょう
  4. 解決事例が多いカウンセラーを選びましょう
  5. あなたが欲しい結果を既に持っているカウンセラーを選びましょう
  6. その道のプロや専門家に相談しましょう
  7. さいごに

加害者への復讐がメインのメソッド

まず、モラハラ夫に対して復讐をしていくメソッドですが、これらは攻撃的なモラハラ夫に対して、夫にされたのと同じ様に「夫を無視をする」 「威圧感を与える関わり方をする」「精神病(うつ病)のフリをする」などです。

これらは、主催者の独自理論のようですが、臨床心理学、社会心理学、行動心理学、発達心理学などの分野で、この種のアプローチを支持する論文や根拠は一切存在しないため、これらは主催者の脳内での妄想に過ぎません。

また、これらの方法論には非常に大きなデメリットが伴います。

例えば、妻が精神病(うつ病)を装う場合、子供には悪影響しかありません。

具体的には、家庭内の空気が緊張感に満ち、子供は常に親の機嫌をうかがい、自分の気持ちを表現しにくくなり、母親から必要な愛着形成がされない可能性があります。

また、会話も限られ、これによって子供の発達に遅れや鬱病、愛着障害を発症することがあります。

気になる方は「母親 うつ病 子供への影響」などで検索し、関連する論文などを探してみてください。

良妻賢母系のメソッド

現在でも、一部のカウンセラーが「良妻賢母」の考え方を支持しています。

特に、50代以上の女性カウンセラーによるものが目立ち、古い昭和時代の価値観が色濃く残っているように見受けられます。

一般的なアドバイスとしては、次のような内容があります:

良妻賢母系に多いアドバイスの事例

  • 夫にはいつも笑顔で優しさを心がけて彼の未熟な面を受け入れるべきだ
  • 夫を理解しようと努力すれば彼も変わる
  • 夫に与えた分だけ愛情が返ってくる

これらは、完全に男性を優越し、女性を従属的な立場に置こうとする男尊女卑的な考え方を反映しており、要は妻が我慢し続ければすべてが解決するという信念に基づいています。

しかし、現代は男女平等の価値観が浸透しており、女性が社会的にも経済的にも自立している時代です。

そのため、このような男女不平等の理論を展開するカウンセラーのアプローチは、時代錯誤的であると感じます。

このプログラムを受講した被害者であるAさんの感想によれば、モラハラ夫からの被害で苦しむ女性が、自分の辛い状況を改善したい一心で相談に訪れます。

しかし、良妻賢母的な考え方のカウンセラーからは「夫を褒めないから、あなたに暴言を浴びせる」「夫に愛を示さないから、あなたにも愛がもらえない」といった非難の言葉を浴びせられ、まるでモラハラ被害を受けるAさんが悪いかのように説教を受けたとのことです。

さらに、高額なカウンセリング料金を支払ってこのような扱いを受けることは、到底許容できません。

基本的に、モラハラ被害者の妻たちは、夫からの攻撃により心身が疲弊し、中にはカサンドラ症候群(抑うつ症状)に苦しむ方もいます。

このような困難な状況で「夫を褒めろ」「暴言を吐く夫に感謝しろ」と言われても、そんなこと出来る訳がないし、絶対にしたくないと思います。

被害者はすでに我慢の日々を送っており、さらなる我慢を強いられれば、感情を抑え込むことにより、うつ病などの精神的な問題を抱える危険性が高まります。

Aさんは、その後、良妻賢母的なカウンセラーたちのグループから別のカウンセラーやコンサルタントを紹介され、たらい回しに遭い、最終的に100万円近くもの金銭を要求されたとのことです。

モラハラの相談を求める状況でありながら「セクシーな下着を身につけて夫を誘惑せよ」といった理解不能な忠告を受け、酷い目に遭ったと語っています。

人は心身ともに弱っているとき、思考力も低下します。

さらに、被害者にとってカウンセラーはその存在自体が権威的であり、被害者体質の人々は基本的に受け身であるため、強い言葉を浴びせられると正常な判断ができなくなり、カウンセラーの指示に盲目的に従ってしまうことがあります。

この状況は、宗教の洗脳や占い師が使うコールドリーディングなどと同様の手法です。

これは人心掌握を用いて他との繋がりを絶たせ孤立へと促し「自分がおかしい」と感じさせ契約をすることが正解だと救いであると思わせるものです。

いま契約をしないと金額が上がるというものも要注意です。

万が一騙されたと気付いた場合は、消費者センターへ相談してみてください。

リジェネでもわかる範囲では相談に乗りますし、弁護士等の紹介もさせていただきますので公式LINEにお気軽にコメントください。

リジェネはこのような法外な商法に騙される人が一人でも減ることを切望します。

モラハラ加害者を犯罪者扱いする団体は避けましょう

私たちに相談に訪れる方々の中には、以前に女性系団体主催のDVやモラハラ解決プログラムを受講した男性が何人かいます。

彼らによれば、そのプログラムでは講師から一方的にジェンダー論を押し付けられ、責められ、反省を強制され、終始犯罪者のように扱われ、非常に苦痛な思いをし、途中で参加を中止した方もいました。

Aさんは、自身の加害性を真剣に改善しようとし、信頼していましたが、このような悪質な支援者の存在によって、かなりの人間不信に陥ってしまったと語っています。

未だに旧態依然のジェンダー論を持つ支援者が一部存在することに警戒が必要です。

解決事例が多いカウンセラーを選びましょう

これも、前回のあなたに合ったカウンセラーの見極め方でも書きましたが、

モラハラ解決と言っても人により千差万別であり、被害者や加害者の立場によっても解決方法が異なります。

そのため、多くの解決方法を提供できるカウンセラーを選ぶことをお勧めします。

これらの選び方はただ一つ。

ホームページ、ブログ、または著作物にモラハラ解決の方法論が記載されているか、それだけです。

いくら経歴が立派であっても(例えば心理学科の大学教授であっても)たくさん出版していても自分に合っているのかは別問題です。

また権威性が高いこととモラハラ解決能力が高いことは比例していません。

モラハラ解決には、目の前の具体的な問題に合わせた適切な介入法の実施と継続的なサポートが必要です。

これらを提供できないカウンセラー(支援員)がモラハラ解決を行うことは、支援の質にも疑念を抱かせることがあります。

また、解決事例の内容も慎重に検討しましょう。

耳障りの良いことだけを書いたり、独自過ぎるメソッドばかりなどは注意が必要です。

例えば解決法やモラハラ被害に関する要因について「自分語りのポエムのような表現」「宇宙の法則」「あなたがモラハラを引き寄せている」「波動を変えればモラハラが解決する」「霊に取り憑かれているから」「夫の魂を変える方法」なども注意が必要です。

もし、そういったカウンセラーのセッションを受けたいと考える場合、受講前に「具体的にどのように解決するのか?」や「その根拠や解決プロセス」などの情報や支援方針をカウンセラーから説明してもらい、納得の上で受講することをおすすめします。

あなたが欲しい結果を既に持っているカウンセラーを選びましょう

たとえば、パートナーからのモラハラにより離婚しているカウンセラーの場合、そのカウンセラーからは「夫のモラハラは絶対に治らない」という理由から「離婚を勧められる可能性が高い」と思われます。

これは離婚が悪いということを意味するのではなく、むしろその当時のカウンセラーには他の解決策が存在しなかったという事実を指摘しています。

したがって、このカウンセラーは、「モラハラ夫との円滑な離婚について」は具体的なアドバイスが出来ると思われますが、モラハラ夫との復縁について相談しても、そのカウンセラーから具体的な解決法をアドバイスされる可能性は極めて低いと思います。

私たちリジェネは夫婦としてモラハラ問題を解決し、復縁を果たした経験があるため、その経験に基づいて情報提供ができます。

その道のプロや専門家に相談しましょう

言うまでもないことですが、自身の悩みに対してアドバイスを求める際、その悩みを経験したことがない人よりも、同じ問題を経験し、それを乗り越えた人に相談したいと思いませんか?

例えば、ダイエットに関する相談なら、元からスリムなインストラクターよりも、リバウンドを繰り返しながらも、30kgのダイエットに成功した経験のあるインストラクターのアドバイスの方が魅力的ですよね。

同様に転職の相談なら、複数の業界での転職経験を持つアドバイザーや、業界について豊富な知識を持つ相談員のアドバイスが非常に有用でしょう。

野球のバッティングについての相談なら、高校野球の経験しかない人よりも、元プロ野球選手やコーチの経験がある人から指導を受けることが理にかなっています。

私が伝えたいのは、自分の望む目標を達成することは非常に容易ではないということです。

そのためには幅広い知識や経験が不可欠であり、実際の経験が最も価値のあるものと言えます。

書籍などで知識を得ることは可能ですが、それは単なる理論的な知識に過ぎず、実際に応用できるかどうかは別の問題です。

実際の実践と修正を繰り返し、自身の方法論を身につけたものこそが実用的なのです。

経験豊富な人は、問題解決に関する知識と洞察に富み、視野が広く経験からの幅広いあなたには浮かばなかったアドバイスを提供してくれるでしょう。

さらに、自身の困難や挫折を乗り越えた経験を持つからこそ、あなたの苦労や課題に共感し、適切なサポートを提供してくれるはずです。

経験豊富な人は、問題解決に関する知識と洞察に富み、あなたに適切なアドバイスを提供してくれて、さらに、自身の困難や挫折を乗り越えた経験を持つからこそ、あなたの苦労や課題に共感し、適切なサポートを提供してくれます。

【この記事を書いた人】

経験と専門性

  • 夫婦でモラハラの問題を克服した専門家
  • ASD・ADHDの混合型診断済み
  • モラハラ加害者としての更生を実現
  • 週刊文春オンラインでの3記事の連載で加害者心理と更生過程を完全公開

臨床経験(2010年〜)

カウンセラーとして幅広い支援経験

  • 公的機関での生活保護・生活困窮者自立支援
  • 福祉施設での精神疾患・発達障害者支援
  • うつ病の方の復職支援
  • 元受刑者・薬物依存者への更生支援
  • ひとり親・DV被害者相談
  • 企業内パワハラ相談
  • 自助グループ・セミナー開催

メディア掲載実績

新聞・雑誌掲載

  • 週刊文春オンライン(2024年11月 3記事連載)
  • 産経新聞(2021年9月)
  • 神戸新聞 まいどなニュース(2021年3月)
  • 中日新聞 ねぇねぇちょっと特別編(2021年12月)
  • ウレぴあ総研 ハピママ(2023年7月 3記事掲載)

テレビ・ラジオ出演

  • NHK「ほっと関西」(2021年11月出演)
  • KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(2021年9月出演)

全国11媒体でモラハラ解決の専門家として紹介

モラハラの問題で苦しんでおられる方々の少しでも力になりたいと思っています。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回の内容が、あなたが抱えている問題解決の一助になれば幸いです。

モラハラで苦しんでいるあなたへ

私たち夫婦も、かつては離婚寸前まで追い込まれました。

しかし諦めずに夫婦で協力し、モラハラの問題と真正面から向き合い、解決することができました。

現在は幸せに暮らしています。

すぐに離婚だと諦めないでください。解決への道は必ずあります。

私たちがどのようにして危機を乗り越えたのか、被害者妻と加害者夫の両方の目線でリアルに書いています。

もし「記事は理解できたけれど、うちの場合はどうすればいいのかわからない…」と感じているなら、一人で抱え込まず、ぜひ私たちにお話を聴かせてください。

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