ADHDとは
【2025年7月更新】より実践的な対処法を知りたい方へ
この記事ではADHDの基本的なメカニズムを解説していますが、「具体的にどう対処すればいいか知りたい」という多くのご要望にお応えし、実践的な対処法に特化した最新記事を公開しました。
ASD夫の5タイプ別対処法、ADHD夫への効果的な接し方、カサンドラ症候群の危険サインなど、2000件の相談事例から導き出した具体的な解決策をお伝えしています。
主にモラハラ被害者の女性に多い発達障害です。
不注意で気が散りやすく、何かを思いつくと衝動的に行動してしまいます。
一方でやらなければならないことに中々手をつけられない、先延ばし傾向も特徴の一つです。
この記事ではADHDについて説明していきます。
もくじ
ADHDの診断基準
診断はDSM-5の診断基準に当てはめて診断します。
診断基準には「不注意症状」もしくは「多動性・衝動性症状」と二つの症状がある「混合型」とに分けられます。
また、2つ以上の状況(例えば自宅と職場)で、症状が6ヶ月以上に認められるということがポイントです。
不注意症状
以下の不注意症状が6項目(17歳以上では5項目)以上あり、6ヶ月以上に渡って持続していたことが必須となっています。
- 細部に注意を払わない、ケアレスミスをする
- 注意を維持することが困難である
- 直接話しかけられても聴いていないように見える
- 指示に従わず、物事を最後までやり遂げることができない
- 物事を順序立てることが困難である
- 持続的な精神的努力の維持を要する作業に取り組むことを避ける
- 必要な物を失くす
- 外的な刺激によって、すぐに気が散る
- 日常生活でもの忘れが多い
多動性・衝動性症状
以下の多動性/衝動性の症状が6項目(17歳以上では5項目)以上であり、6ヶ月以上に渡って持続していたことがある。
- 手足をそわそわと動かしたり,身をよじったりすることが多い
- 席についていることが求められる場面でしばしば席を離れる
- しばしば落ち着かない感じがある
- 静かに余暇活動に取り組むことが困難である
- 同じ場所に長時間とどまることができない。または不快に感じる
- 過度のおしゃべりが多い
- 質問が終わる前に衝動的に答えを口走ることが多い
- 順番を待てないことが多い
- 他者の行為を遮ったり,邪魔をしたりすることが多い
必須項目
また以下の項目への該当が必須です。
- 不注意、多動性・衝動性の症状のいくつかは12歳までに存在していた
- 不注意、多動性・衝動性の症状のいくつかは2つ以上の環境(家庭・学校・職場・社交場面など)で存在している
- 症状が社会・学業・職業機能を損ねている明らかな証拠がある
- 統合失調症や他の精神障害の経過で生じたのではなく、それらで説明することもできない
ADHDの特徴
ADHDの特徴
- ワーキングメモリ(作業記憶)不足
- 言語化が苦手
- 感覚過敏・感覚鈍麻
- 衝動的に思ったことを言ってトラブルになる
ADHDの人が、なぜモラハラに至るのかについては別ページの発達障害の人がモラハラを振るう理由を参照にしてください。
発達障害と認められると
発達障害であると認められると精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)が発行出来る可能性が非常に高くなります。
障害者雇用枠や様々な福祉も充実していますが、医療保険等が加入できなくなる場合がある等のデメリットも存在しています。
リジェネを受けてくださった方で並行してクリニックに通われる方もいますが、基本的に発達障害と診断された方は非常に少なく「発達グレーゾーン」という診断となる場合が多いです。
ちなみにこの診断で発達障害でないからといって、自分を見直す必要がないという意味ではありません。
【この記事を書いた人】
もーちゃん
モラハラ解決相談所リジェネ 副所長 | 元モラハラ加害者ASD夫|2015年〜妻と共にモラハラ被害者・加害者体質改善講座を運営|10年間で2500件超の相談解決実績 | 夫婦でモラハラを乗り越えた実体験者
経験と専門性
- 夫婦でモラハラの問題を克服した専門家
- ASD・ADHDの混合型診断済み
- モラハラ加害者としての更生を実現
- 週刊文春オンラインでの3記事の連載で加害者心理と更生過程を完全公開
臨床経験(2010年〜)
カウンセラーとして幅広い支援経験
- 公的機関での生活保護・生活困窮者自立支援
- 福祉施設での精神疾患・発達障害者支援
- うつ病の方の復職支援
- 元受刑者・薬物依存者への更生支援
- ひとり親・DV被害者相談
- 企業内パワハラ相談
- 自助グループ・セミナー開催
メディア掲載実績
新聞・雑誌掲載
- 週刊文春オンライン(2024年11月 3記事連載)
- 産経新聞(2021年9月)
- 神戸新聞 まいどなニュース(2021年3月)
- 中日新聞 ねぇねぇちょっと特別編(2021年12月)
- ウレぴあ総研 ハピママ(2023年7月 3記事掲載)
テレビ・ラジオ出演
- NHK「ほっと関西」(2021年11月出演)
- KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(2021年9月出演)
全国11媒体でモラハラ解決の専門家として紹介
モラハラの問題で苦しんでおられる方々の少しでも力になりたいと思っています。
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まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の内容が、あなたが抱えている問題解決の一助になれば幸いです。
モラハラで苦しんでいるあなたへ
私たち夫婦も、かつては離婚寸前まで追い込まれました。
しかし諦めずに夫婦で協力し、モラハラの問題と真正面から向き合い、解決することができました。
現在は幸せに暮らしています。
すぐに離婚だと諦めないでください。解決への道は必ずあります。
私たちがどのようにして危機を乗り越えたのか、被害者妻と加害者夫の両方の目線でリアルに書いています。
被害者の視点から学ぶ
もし「記事は理解できたけれど、うちの場合はどうすればいいのかわからない…」と感じているなら、一人で抱え込まず、ぜひ私たちにお話を聴かせてください。
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