離婚寸前から再構築できるのか|別居から復縁までの流れ

今回は、離婚寸前から再構築できるのかについて説明していきます。

結論から言うと、離婚寸前からでも、再構築できるケースはあります。

ただし、結果を分けるのは、別居中に何をするかです。

この記事では、別居から復縁(同居に戻る)までの流れを、整理します。

離婚寸前でも、再構築はできるのか

私たち夫婦も、かつては離婚寸前まで追い込まれました。

当時の私は、カウンセラーに相談しました。

返ってきたのは「離婚か別居を強く勧める」という答えでした。

夫が犯罪者のように扱われて、私の意見は、聞いてもらえませんでした。

そこで私は、離婚ではなく、自分で解決の道を探すことにしました。

夫の特性を知り、自分のコミュニケーションを見直した結果、関係は少しずつ変わっていきました。

当時の経緯は、私たち夫婦のモラハラ解決|離婚寸前から再構築した方法【妻編】に書いています。

ただし、全員が再構築に向くわけではありません。

次の章で、先に確認したいことをお伝えします。

最初に確認したいのは「安全」

再構築を考える前に、あなたと子どもの安全が、最優先です。

次のどれかに当てはまるときは、再構築より先に、安全の確保です
● 身体への暴力がある
● 命の危険を感じる
● 子どもの前での暴力がある

このような場合は、再構築より先に、安全な場所に避難することを考えてください。

相談できる窓口があります。

  • 警察:危険があるときは、110番
  • DV相談ナビ:0570-0-55210(全国どこからでも、最寄りの配偶者暴力相談支援センターなどの窓口につながります)
  • DV相談プラス:0120-279-889(電話は24時間。チャット相談は、受付の時間帯が決まっています)
  • 法テラス:0570-078374(無料の法律相談や、費用の立て替えの案内があります)

番号や受付の時間は、変わることがあります。かける前に、各窓口の公式サイトで、最新の情報を確認してください。

別居中にしておきたい3つのこと

1. 体調を戻す睡眠と食事を整える
2. 自分の状態を整理する思い込みを確かめる
3. 連絡のルールを決める感情的なやりとりを避ける

1. 体調を戻す

追い詰められた状態では、冷静に判断できません。

まずは、睡眠と食事を整えてください。

うつ状態が重いときは、決める前に、医療機関に相談してください。

2. 自分の状態を整理する

長く関係が続くと「私には価値がない」「夫がいないと生きられない」と思い込むことがあります。

これは、共依存と呼ばれる状態です。

別居して距離ができても、この思い込みは残ることがあります。

自分の状態を確かめるために「共依存チェックテスト15問|モラハラ被害者の依存度診断」を使ってみてください。

3. 連絡のルールを決める

別居中のやりとりが感情的になると、関係はさらに悪くなります。

連絡の方法と頻度を、先に決めておきます。

ふたりだけで決められないときは、第三者に入ってもらう方法もあります。

別居中のお金や法律のこと

別居中でも、離婚が成立するまでは夫婦です。

収入の多いほうが、少ないほうの生活費を分担する義務があるとされています。

これを「婚姻費用(こんいんひよう)」と呼びます。

離婚すると、子どもの分は「養育費」に変わり、金額も変わることがあります。

金額の決め方や手続きは、個別の事情で変わります。

具体的な判断は、弁護士や家庭裁判所などの専門機関に確認してください。

詳しくは、次の記事にまとめています。

「やっぱり戻りたい」は失敗ではありません

別居して冷静になれたはずなのに「やっぱり戻りたい」と思う人は少なくありません。

私たちの支援の現場でも、長期の別居のあとに、そう言う人がいます。

その背景には「私には価値がない」という刷り込みや、周りからの批判への怖さがあります。

一人になる不安も、理由の1つです。

戻りたい気持ちが出てきたことは、失敗ではありません。

大切なのは、気持ちだけで戻らず、先に条件を整理することです。

詳しくは、なぜ共依存から抜け出せないのか?別居を経ても戻ってしまう理由にまとめています。

同居に戻る前に決めておくこと

ルール連絡や、家事・お金の分担
つらかった言動どう扱うか
困ったときの動き方第三者に入ってもらう、別居に戻る、など

同居に戻る前に、次のことを、決めておきます。

  • 連絡や、家事・お金の分担のルール
  • これまで、つらかった言動を、どう扱うか
  • またつらくなったときに、どう動くか(第三者に入ってもらう、別居に戻る、など)

口約束だけで終わらせると、あとで食い違いが出ます。

決めた内容は、書面にしておくと、安心です。

詳しくは別居から同居に戻る前に決めておくことと弁護士に頼むほどではないが口約束では不安なとき|選べる方法の整理にまとめています。

再構築のあとに起きること

再構築のあとに、性格の違いが目立って、うまくいかなくなることもあります。

問題が解決したあとに関係が難しくなる理由は、「性格の不一致の正体|モラハラ解決後も夫婦関係がうまくいかない理由」でお伝えしています。

まとめ

  • 離婚寸前からでも、再構築できるケースはあります
  • 最初に確認するのは、あなたと子どもの安全です
  • 別居中は、体調、自分の状態、連絡のルール、の3つを整えます
  • 別居中のお金や法律の話は、専門機関に確認します
  • 「戻りたい」気持ちは、失敗ではありません。条件を整理してから、決めます
  • 同居に戻る前に、ルールと、困ったときの動き方を、決めておきます

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【この記事を書いた人】

経験と専門性

  • 夫婦でモラハラを解決した実体験者
  • 2015年から2500件超の相談解決実績
  • 行動心理学をベースとしたモラハラ加害者・被害者の心理分析
  • 加害者と被害者の思考・行動パターンの解明と改善指導
  • 発達障害特性を持つ夫婦関係の調整とサポート
  • カサンドラ症候群からの回復支援
  • 夫婦間コミュニケーション改善や改善方法の開発
  • 同じ経験を持つ専門家として、あなたの状況に寄り添うことが可能

メディア掲載実績

新聞・雑誌掲載

  • 週刊文春オンライン(2024年11月 3記事連載)
  • 産経新聞(2021年9月)
  • 神戸新聞 まいどなニュース(2021年3月)
  • 中日新聞 ねぇねぇちょっと特別編(2021年12月)
  • ウレぴあ総研 ハピママ(2023年7月 3記事掲載)

テレビ・ラジオ出演

  • ABEMA『秘密のママ園』(2026年4月出演)
  • NHK「ほっと関西」(2021年11月出演)
  • KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(2021年9月出演)

全国12媒体でモラハラ解決の専門家として紹介

モラハラの問題で苦しんでおられる方々の少しでも力になりたいと思っています。

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