信頼は意図的に作れる
カワイイは作れるではなくて「わかってくれる」は意図的に作れます。
わかってくれる→理解してくれている→うれしい!!
という風に信頼を意図的に形成する事について今日はお話したいと思います。
モラハラをしてくる相手から、信頼なんか必要ないと思うかもしれませんが、もし、信頼を得るように努力を少し積み重ねるだけで、自由に行動出来るようになるとしたら、やってみたいと思いませんか?
信頼獲得というものは、モラハラ解決にとって、とても大切な自由に繋がるアイテムです。人間というものは、自分を理解してくれる人に、なかなか粗末な扱いはしにくいものです。
モラハラをする人は、誰も信頼していません。
友人や同僚、両親や家族誰ひとり信じていません。
本人は気付いてないし、認めないけど、自分すら信じてもいません。
その積み重ねの結果・・・ずっと試し続けるクセが出来て「あ!やっぱり!!ほら!信用しちゃダメだった!」その答えに合わせて相手が自分の期待から外れるまで試し続けてしまう。とにかく自分で自分を追い込みます。
本来であれば、最も大切にすべき「あなた」に対して、モラハラをするそんな人に、信頼させるなんてとてもハードルが高いと思うかもしれません。
しかし、実はこのタイプは一度ひっくり返すと案外カンタン
「あれ?嫌いって言ってたはずやのに褒めてる」
「文句言ってたのに、ものすごくハマってる」
そんな手のひらを返すようなことが結構ありませんか?
「これ!」と思うと素直にハマってくれるのでカワイイものです。誰も信用せず、自分すら信頼出来ていない人に、自分の言えない気持ちや、誰も理解してくれなかった葛藤を理解してくれる人が現れたらどうなるか・・・
ものすごく大切にされます(*´ω`*)
だから、自由に動けるようになるんです
「いなくなると困る→だから譲歩するしかない」
この新しいルートが出来上がり!ラッキー!!
「わかってくれる感」の大切さについてはご理解いただけたと思います。じゃあ、どうやれば「わかってくれた」と感じさせる事が出来るのかというと…
とにかく聴いて、確認する質問をして、考え方のクセを理解するパターン分析して、先読みする
実はコレ「怒らせない方法」と同じです。これを繰返すことによって信頼度も勝手にあがります。
怒らせない(キレるとややこしい)ように、しっかり聴く・パターンを把握するだけで「あなたの些細な心の動きを見落とさないぞ!」という気持ちは相手に自然と伝わります。
そして、その相手にとっては、自分にものすごく興味があるように映ります。
しかし、実際にモラハラされている人が「あなたに興味がある」というモチベーションで、相手との関わりを続けるのは、正直難しいですよね。
「キレたら困るから、パターン分析しよ!」という意図的な戦略的関わりだったら、何となく続けられる気がしませんか?その副作用として、勝手に信頼されるという感じ
私たちカウンセラーは初めて会った人に、「今まで誰にも言えなかったこと」を、自然に話させないといけないお仕事で、せっかく話そうと思って、来てくれていても、こちら側に何かしら至らない点があると、とたんに心のシャッターは閉じてしまいます。
話せる雰囲気を作ることにおいて大切なのは、何を言っても大丈夫と思える環境つくりです。どんなに知識が豊富で、解決出来るスキルがあっても、まず「受け止めてくれる人であること」その信用がこちらに無いと成り立ちません。だから、とにかく遮らずにまずは聴いてみてくださいね。