ASD( 自閉スペクトラム症 ) モラ脳 解説
僕の脳内(発達自己愛のフルコンボ モラ夫)を自分で解説する「モラハラ脳」ブログ
モラハラ加害者特有の色々な思考や特性を理解してもらうために、解説をするだけでなく、僕が様々なチェックテストの結果を公表して「こんな脳内なんだ」と思っていただくセルフで自分を晒していくシリーズです。
僕の結果を通して、過去の感情や現在の変化を公表するものなので、違う場合ももちろんあります。
あくまで「ひとつのパターン」だと思ってください。
今回は、僕が一番色濃く該当していると思っているASD( 自閉スペクトラム症 )編「チェックテストやってみた」です。
僕のような当事者の方だけでなくASD特性のパートナーを持つ方は、パートナーへの対策に役立てて頂ければと思います。
※ASDテストの結果を元に、僕に当てはまる部分を抜粋して書いているので、当てはまるからと言ってASDだと断定するものではありません。予めご了承ください。
ちなみに、妻の対策も後々に書いてくれるようですので、それも楽しみにしておいてください。
この記事はこんな方におすすめです
- ASD夫からモラハラ被害を受けている方
- ASD夫の脳内が知りたい方
ASD( 自閉スペクトラム症 )とは
前回のブログに詳細を書いているので先に読んでね!
もくじ
ASD( 自閉スペクトラム症 ) テスト
- 興味があることと無いことの差が激しい
- 肌触りや食感等で非常に不快に感じることがある
- 雑談などのおしゃべりが苦手
- 大人数より、ひとりの方が好き
- 友達が少ない(いない)
- 会話を遮って話してしまう事がある
- 騒がしいところが苦手
- 数字等の細かな部分に目がいく
- 物事を言葉通りに受け取ってしまい失敗したことがある
- やり方や予定が突然変わるとパニックになる
たくさん当てはまって「生きづらい」と感じている方は、一度相談してください。
ASD(モラ脳) 超個人的解説
- 【興味があることへの熱意】
- 僕は心理学、お笑い、猫、カフェ、野球、格闘技が好きだけど、それ以外の話をされても全く興味を持てず反応すらしない。
フツーの大人であれば親戚の子供と一緒なら、多少は興味を持ってあやしたり、一緒に遊んだりするのがフツーだろうけど、僕はそんなことを人生で一度もしたことが無いし、したいとも思ったことが無いので子供が居る場面はとても疲れる。
人間関係は老若男女、みんな平等、横一線の感覚。子供だからと決して贔屓をすることは無く、自分と合うか合わないかのみ。子供であれ爺さんであれ、忖度はしない。何歳でも泣くと煩いと思うし、大声を出すデリカシーのない人間は嫌い。
SNSで、他人の晩御飯や知らない子供に対して、いいねを押す行為が全く理解が出来ない。素人が作ったフツーのご飯の何が良いのかわからない。
基本的に他人との雑談が苦手。今日は暑いですね みたいな会話をする意味がわからなかった。僕に話す時は、何の話か結論から話をして欲しいと思う。
- 【人に対する恐怖】
- 人に目を見られるのが怖い
これは、幼少期は威圧感を感じるので怖かった。大人になってからは怖さは無くなり、どちらかというと気まずさがあるから苦手って感覚。あとは女の人に目を見られるのは単純に恥ずかしい。ただ、社会的にこちらが目を見ないと話を聞いてないと思われるのもイヤなので、僕からは最低限は見る様な感じかな。
突然、話を振られるのが怖い
これは今もある。会議とか、ちゃんと答えないといけない場面は特に苦手。アドリブが苦手で、一般の人よりも言葉が出にくい。頭が真っ白になることもあった。自分が何を話しているのかわからなくなる。以前にラジオをしていたが、アドリブが無理な為、台本は必須だった。
- 【会話中の困惑】
- 大体でいい、適当でいいと言われても、よくわからない
これは、本当にそう。抽象的に言われると、どうしたらいいかわからない。昔は具体的な行動を言われないと本当にわからず動けなかった。今は言葉の背景を考える訓練をして段々わかる様になってきた。
たくさんの人が同時に話すと会話が聞き取れなくなる
これは今も苦手。今も3人以上の会話になると集中力が分散して聞き逃すことがある。2人以上、同時に話されると、音が消える部分があり聞き取れない。その反面、2人で話すのは得意。集中出来る。だから、カウンセリングは得意。
感情的な話し方や、長いおしゃべりは内容を理解できない
これは大人になるまでは、かなりあった。ただ、聞き返すのも面倒なので、わかったフリをして、その場を流して凌いでいた。偏見かもしれないが女の人に、こういうタイプが多い。結論を最初から言わず、時系列の最初から全部話すタイプは苦手。聞いてられない、集中力が持たない。会話時には冒頭に結論を述べて、必要なことだけを要約して話をして欲しいと思う。
- 【他人からの攻撃・非難】
- 相手の意見に反論できず、混乱することがある
これは今もある。幼少期は相手に文句を言われたり、責められた時は、すぐに頭が真っ白になり、言葉が出ずに押し切られたことが何度もあった。怒りの感情は後で振返る中で出てくる感覚。何でそんな理不尽なことを言われないといけないんだとかね。今、思えばあれは一種のパニック状態だったと思う。
大人になってからの対処法として、相手に責め込まれた時ほど、冷静に相手の主張を聞き、相手の言いたいことを見極めて冷静に返せる様にはなったかな。カウンセリング場面で怒っている対象者の相手をたくさんしたのも経験値になっている。
協調性が足りないと言われることがある
あ〜、これはもう一生治らないと思う。幼少期は、何せ子供会やら集団行動が苦痛でしょうがない為、極力参加はしなかった。学校には休まず行っていたが仲が良いのは2、3人で、それ以外とは、ほぼ話したことがない。中学時は野球部だったが、ホームランしか狙っていなかったので完全に個人プレーだった。バンドでボーカルをしていたけど、他のメンバーは自分のバックバンドの様な感覚だったかな。今、思えば、相当ヤバい奴だなとは思う。
こういう性格だったので、社会に出て、すごく苦労はした。人と極力、会話をしないので自分だけ知らない情報が結構あった。だからミスが多かった。そこに気付いてからは仕事のことだけは最低限は話す様にした。あとは、自分の社交性の無さを受入れ、「人に嫌われてもいい」「自分に興味を持ってくれる人とだけ関わればいい」と割切ることで、人間関係で悩むことはほぼなくなった。
先読みして行動しなさい と言われたことがある
これは大人になるまでは、ほぼ「何を言われてるのかわからなかった」聞き返すと怒られたことがあったので、わかったフリをして、その場を流していた。大人になってからも、この体質は変わらなかったので仕事でめちゃくちゃ怒られたこともあったな。先読みと言われても抽象的なので想像できなかった。ただ、一度経験したことはわかる様にはなったのでメモを取り、復習してミスは減る様になったとは思う。
- 【居心地の悪さ】
- モノの配置がいつも通りでないと落ち着かない
これもそうだね。いつも通りじゃないことに凄く違和感がある。基本的に初めての場所は落ち着かない。新しい情報が多く入ってくる為、慣れるまでに時間がかかる。自分のPCや食卓での食器の位置が違ったりすると気持ち悪い。落ち着かない。野球をしてる時も、初めての球場では景色や周囲の配置が違うので、ほぼ打てなかった。ただ、ホームグラウンドでは人より打てた。
自分の決めた通りになってないと発作のように怒りが起きる
これは以前はあった。誰かに仕事を依頼する時に、自分では伝えたつもりなのに仕上がりが全く違う為、怒りが湧いてくることが多々あった。今、思えば、こちらの言語化能力が低く擦り合わせが出来ていないのが要因だった。そこに気付いてからは、自分の思ってることを包み隠さず伝えることで、相手とのミスコミュニケーションはかなり減ったかな。また自分の中の地雷ポイントを理解し、事前対策を行うことで発作的な怒りに捉われることは、ほぼなくなったと思う。
職場では全力を出し切り、帰宅すると動けない
これは以前はそうだった。もちろん日々の残業でヘトヘトだったというのもある。10年前にカウンセラー業を始めたが、最初は対象者の言うことを一言一句聞き逃さない様にしようと、ずっと集中していた為、帰宅後は気を失った様に寝ていた。土日も動けなかった。今は、いい意味で力が抜けた為、動けなくなることは無くなったかな。
- 【あいまいさ】
- 一つ一つを完璧に。100%一致しないと納得できない
これは、今もたまに発症する。フツーの人は論理的思考でAという事例があれば、BやCにも応用して対処すると思うが、僕はそれがめちゃくちゃ苦手だった。Aという事象とA‘はフツーの人から見ればAの派生の為、すぐに応用出来るが、僕には全く違う物に見える為、A‘として最初から理解することが必要になる。ただ、論理的思考を訓練する様になってから、ある程度は類似の事例があれば対処出来る様になったよ。
まとめ
自分で振り返ると、コントロール出来るようになってからは、本当に生きやすくなったと感じるようになった。
良いことがたくさんあるというよりは、悪いことが起こりにくくなって安定した。
変われた部分もあるけれど、いい意味で諦められたことも多くあったんだなと思いました。
特に、妻に迷惑をかけてはいけないと思ったり、男としてのプライドが邪魔したりで、無理していた部分を諦められたのは楽になったと思います。
もう少し頑張っていただいてもいいんですよ