認知症やその他の病気になったモラハラ夫との取り決め
「夫が高齢になってきた」 「もし認知症になったら、私が介護するの?」
モラハラを受けてきた妻の中には、こう不安に思う方がいます。
認知症や病気になった場合、モラハラは「病気のせい」になるのか。
介護義務はあるのか。
この記事では、高齢のモラハラ夫との今後の取り決めについてお伝えします。
※この記事は約3分で読めます。
「病気のせい」にしていいのか
認知症や病気になった場合、モラハラは「病気のせい」になるのでしょうか。
答えは、「いいえ」です。
認知症になる前からモラハラがあった場合、それは「病気のせい」ではありません。
認知症によって暴言が増えることはありますが、それまでのモラハラを帳消しにすることはできません。
あなたが受けてきた傷は、「病気のせい」で消えるわけではないのです。
介護義務はあるのか
法律上、配偶者には「扶養義務」があります。
でも、「介護義務」とは違います。
つまり
- 経済的に支援する義務はある
- でも、自分で介護する義務はない
施設に入れる、ヘルパーを雇う、といった方法で「扶養」することもできます。
「自分で介護しなければならない」わけではありません。
事前に「病気になった場合の対応」を決めておく
高齢の夫婦の場合、「病気になった場合の対応」を事前に決めておくことが大切です。
具体的には
1. 介護の範囲
「どこまで介護するか」を決めます。
例えば
- 自宅での介護はしない
- 施設入居を優先する
- ヘルパーを雇う
「自分で介護しなければならない」と思い込む必要はありません。
2. 成年後見人
認知症になった場合、「成年後見人」を立てることができます。
成年後見人とは、本人に代わって財産管理や契約を行う人のことです。
モラハラ夫の場合、妻が成年後見人になると、さらにコントロールされる可能性があります。
だからこそ、「第三者(弁護士や司法書士)を成年後見人にする」という選択肢もあります。
3. 延命治療の意思確認
延命治療をするかどうかも、事前に確認しておきましょう。
「本人の意思が確認できない場合、家族が判断する」ことになります。
この判断を「妻だけ」に押し付けるのは酷です。
事前に本人の意思を確認し、文書化しておくことが大切です。
4. 離婚という選択肢
病気になる前に、離婚するという選択肢もあります。
「病気になってから離婚するのは冷たい」と思うかもしれません。
でも、あなたにも人生があります。
これまでモラハラを受けてきたのに、さらに介護まで求められる理由はありません。
離婚して、経済的な支援だけする、という方法もあります。
「情」と「義務」を分ける
「病気になった夫を見捨てられない」 こう思う方がいます。
でも、「情」と「義務」は違います。
「情があるから介護する」のは自由です。
でも、「義務だから介護しなければならない」と思う必要はありません。
あなたには、「自分の人生を生きる権利」があります。
Re:lationでサポートできること
Re:lationでは、高齢の夫婦の「今後の取り決め」もサポートしています。
具体的には
- 病気になった場合の対応を決める
- 介護の範囲を決める
- 成年後見人について考える
- 離婚するかどうかを一緒に考える
そして、これらを「合意書」として文書化します。
夫が元気なうちに、これらを決めておくことが大切です。
実際の事例(プライバシー保護のため抽象化)
Re:geneでは、高齢の夫婦の相談も数多く受けてきました。
あるケースでは
- 夫が70代、妻が60代
- 長年のモラハラがあった
- 夫が認知症の初期症状
このケースでは、以下のような取り決めをしました。
- 夫が認知症になった場合、施設に入居する
- 妻は週1回の面会のみ
- 成年後見人は第三者(司法書士)にする
- 延命治療はしない
これらを合意書にし、夫が元気なうちに署名してもらいました。
現在、夫は施設に入居していますが、妻は自分の人生を取り戻しています。
早めに動くことが大切
「まだ元気だから」と思って先延ばしにすると、いざという時に動けなくなります。
認知症が進んでからでは、本人の意思確認ができません。
だからこそ、「元気なうちに」決めておくことが大切です。
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まとめ
認知症や病気になった場合でも、モラハラは「病気のせい」にはなりません。
あなたには、「自分で介護する義務」はありません。
事前に「病気になった場合の対応」を決めておくことが大切です。
- 介護の範囲を決める
- 成年後見人について考える
- 延命治療の意思確認
- 離婚という選択肢も検討する
そして、これらを「合意書」として文書化する。
Re:lationでは、高齢の夫婦の「今後の取り決め」もサポートしています。
もし今、「夫が高齢で、将来が不安」と思っているなら、一度Re:lationプログラムをご覧ください。
あなたにとって最善の方法を、一緒に探しましょう。
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公正証書とは
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【この記事を書いた人】
経験と専門性
- 夫婦でモラハラを解決した実体験者
- 10年間で2500件超の相談解決実績
- 行動心理学をベースとしたモラハラ加害者・被害者の心理分析
- 加害者と被害者の思考・行動パターンの解明と改善指導
- 発達障害特性を持つ夫婦関係の調整とサポート
- カサンドラ症候群からの回復支援
- 夫婦間コミュニケーション改善や改善方法の開発
- 同じ経験を持つ専門家として、あなたの状況に寄り添うことが可能
メディア掲載実績
新聞・雑誌掲載
- 週刊文春オンライン(2024年11月 3記事連載)
- 産経新聞(2021年9月)
- 神戸新聞 まいどなニュース(2021年3月)
- 中日新聞 ねぇねぇちょっと特別編(2021年12月)
- ウレぴあ総研 ハピママ(2023年7月 3記事掲載)
テレビ・ラジオ出演
- NHK「ほっと関西」(2021年11月出演)
- KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(2021年9月出演)
全国11媒体でモラハラ解決の専門家として紹介
モラハラの問題で苦しんでおられる方々の少しでも力になりたいと思っています。
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