モラハラ被害者の怒りと罪悪感を手放す!幸せになるための秘訣
今回は「モラハラ被害者の怒りと罪悪感を手放す!幸せになるための秘訣」について説明します。
前回の「モラハラを解決するために知るべき加害者の仕事のストレス」では、モラハラ加害者が抱える慢性的なストレスについて説明しました。
今回は、モラハラ被害者(妻)が見落としがちな慢性的なストレスについて解説します。
モラハラ被害者である妻は、日常的なモラハラによる高いストレスを抱えていることは間違いありません。
しかし、それだけでなく、被害者体質による「我慢」や「自己犠牲」が日常的にストレスを増幅させていることに気づいていない場合が多いのです。
被害者体質の人は、本当に欲しいものを諦めたり、自分のやりたいことを抑え、他人の期待を優先する傾向があります。
この状態が続くと、慢性的なストレスが蓄積します。
そのような背景の中、モラ夫からの攻撃が加わることでストレスが爆発し、カサンドラ症候群(抑うつ状態)に陥るケースが少なくありません。
モラハラ被害者には、いわゆる「いい人」と言われる特徴が見られることが多いです。
具体的には
- 相手の気持ちを察するのが得意
- 常に笑顔で愛想が良い
- 誘いを断らず、人付き合いが良い
- コミュニケーション能力が高い
これらの行動は一見ポジティブに見えますが、実際には「我慢」や「自己犠牲」の上に成り立っている場合が少なくありません。
これが慢性的なストレスの温床となり、結果的に心身の不調を招くリスクを高めます。
こうした事態を防ぐためには、自分の行動について「これは本当に自分のやりたいことなのか?」と自問自答することが有効です。
「本当にやりたいこと」であれば続けても問題ありませんが「あまりやりたくない」と感じる行動については少しずつ止めていくことで、ストレスを軽減できます。
これにより、カサンドラ症候群に陥るリスクを下げ、自分らしい人生を歩むことが可能になります。
これまでは、モラ夫への具体的な対処法など「モラハラ対策」に焦点を当ててきましたが、今回はより広い視点で「人生全般における被害者体質改善」について説明していきます。
少し長くなりますが、最後まで読んで頂ければ幸いです。
この記事はこんな方におすすめです
- モラハラ被害者の方
- 毒親育ちの方
- モラハラ被害者だが怒りやすくなった方
もくじ
- モラハラ被害者が我慢をするようになった理由
- お金への価値観を理解する
- お金へのイメージの根源を探る
- お金への感情から価値観を探る
- 自分のしたいことをしてみる
- 心のブレーキや罪悪感に気づく
- 自分の影の部分を受け入れる
- 心のブレーキを外す方法
- まとめ
モラハラ被害者が我慢をするようになった理由
モラハラ被害者の特徴として、以下のような傾向が見られます。
モラハラ被害者の特徴
- 我慢をする
- 自分より他者を優先する
- 相手の顔色を伺う
- 自分の本音がわからない
- 自己犠牲の精神が強い
これらの特徴が形成された背景には、幼少期の経験が深く関係しています。
多くの場合、毒母によるコントロールが要因となっています。
毒母は、子どもが本音を言ったり、自分の欲求を表現することを許さず、次のような理不尽な言葉を浴びせ続けました。
- 「お前の意見なんか聞いてない」
- 「私の意見だけ聞いていればいい」
- 「私の言うことに従え」
このような対応により、子どもは本音を抑え込むことを強いられ、自己表現を諦めるようになります。
さらに、毒母がいつキレるのかわからない環境では、常に家庭内に緊張感が漂い、毒母の顔色を伺う習慣が身についてしまいます。
また、毒母が育児を放棄し、兄弟姉妹の世話を押し付けられる状況では「自分より他者を優先する」性質が形成されやすくなります。
このような環境で育った結果、モラハラ被害者妻の特徴が形作られたと考えられます。
お金への価値観を理解する
自分のしたいこと、やりたいことを実現するには、少なからずお金が必要です。
ここで大切なのは、自分のお金に対する価値観やイメージを確認することです。
モラハラ被害者の方には、経済的には余裕があっても、自分のやりたいことにお金を使うことに抵抗やブロックがある場合がよく見られます。
※ただし、経済的DVによって困窮しているケースは別であり、その場合は離婚を検討することをお勧めします。
まず、自分が本当に欲しいものを買ったり、食べたいものを食べたりしているかを振り返ってみてください。
これが多少なりともできていれば、日常的なストレスは軽減されます。
逆に、それを我慢していると、慢性的なストレスの要因となります。
次に、物を選ぶ際の基準について考えてみましょう。
- 欲しいものや好きなものを断念していないか?
- 高い物を選ぶことに罪悪感を感じていないか?
- 安い物や節約できる物、自分の身の丈に合う物ばかりを基準にしていないか?
このような思考がある場合、自分の本音を抑圧している可能性があります。
モラハラ被害者妻の中には、「私は安い物が好き」「私はお金のかからない物が好き」と口にする人が多いです。
しかし、それが本当に自分の本音なのかを一度考えてみてください。
これらの発言が、実際には 「周囲から批判されたり責められたりしないように予防線を張っている」または「自分に言い聞かせている」という場合が少なくありません。
お金へのイメージの根源を探る
私たちの価値観は、幼少期から形成される「お金へのイメージ」に大きく影響されています。
以下のような体験や親からの教えが、現在の価値観の土台となっている場合があります。
お金の価値観の根源の事例
- 親から「保証人には絶対なるな」と厳しく言われた
- 「節約しろ」「散財するな」と教えられた
- 家庭が事業の成功と倒産を経験し、地獄を味わった
- 貧しい家庭環境で、お金がない苦労をした
- ガスや電気が止まった
- 家賃が払えなかった
- 必要な文房具も買ってもらえなかった
- 夜逃げや親の蒸発、借金取り立ての経験
これらの体験は「お金は苦労して得るもの」「お金は人を振り回すもの」「お金は人生を狂わせるもの」といった認知やイメージを形成する要因となっています。
お金への感情から価値観を探る
お金に関する自分の本音を掘り下げるためには、他人のお金の使い方に対する感情に注目する方法も有効です。
以下のような場面を思い浮かべてみてください。
他人のお金の使い方の事例
- 芸能人が高額な買い物をしている
- お金がないというう友人がハイブランドの化粧ポーチを買っていた
- インスタで豪華な外食を頻繁にしているママ友の投稿を見る
- 独身の友人が海外旅行や高級ランチなど最新のトレンドについて話してくる
- 子どもが全身ハイブランドで固めている
- ママ友が高級車を購入した話を聞く
これらを思い描いた時に、次のような感情が湧き上がる場合、それがあなたのお金に対する価値観を反映しています。
お金に対する価値観の事例
- 「金を持つとろくな人間にならない」
- 「下品だ」「どうせまともな稼ぎ方はしていない」
- 「あんな成金は長くは続かない」
- 「欲にまみれた汚い人間だ」
- 「私は質素倹約でいい」
こうした感情が湧く背景には、過去の体験や価値観が深く影響していると考えられます。
お金への価値観を理解し変えていく
自分の価値観を理解することは、自分らしい生き方を見つける第一歩です。
「お金は怖いもの」「悪影響を与えるもの」といった固定観念が、自分の行動や夢の実現を阻むブロックとなっていないかを確認しましょう。
そして、必要に応じてその価値観を見直し、前向きなお金との関わり方を築いていきましょう。
自分のしたいことをしてみる
慢性的なストレスの大きな要因の一つに「自分のやりたいことをしていない」という状況があります。
たとえば、子どもは、お菓子やおもちゃを買ってもらえないと、公衆の面前で平気で泣き叫びます。
これは、自分のしたいことを我慢することが、どれほど嫌なことかを物語っています。
しかし、多くの場合、そんな行動を取れば親に叱られたり、怒鳴られたり、時には叩かれることもあったでしょう。
また、兄弟姉妹がいる家庭では「お姉ちゃんだから我慢しなさい」「妹の面倒を見なさい」といった言葉で、ワガママを言うこと自体が許されないと学ぶ経験をすることもあります。
さらに、自分がワガママを言った結果、周囲から軽蔑されたり、冷たい目で見られたりすることで「こんな恥ずかしい思いをするなら、もう二度と欲求を口に出さない」と思った人もいるでしょう。
また、ワガママを言うことで母親が困った顔をしたり、逆に我慢することで「いい子だね」と褒められた経験から「親を困らせないために自分の欲求を抑えるべきだ」と考えるようになった人もいるかもしれません。
こうした経験を通じて、社会性を身につけていった人も多いでしょう。
しかし、幼少期のこうした強烈な体験が影響し、大人になっても「自分が本当にしたいこと」を我慢し続けている結果、人生全般において慢性的なストレスを抱える要因になっていることが問題なのです。
また「自分のやりたいこと」というと、幼少期からの夢や大きな目標を思い描く人もいるかもしれません。
しかし、それではハードルが高すぎて、行動できなくなってしまいます。
そこで、日常生活の中で、すぐに叶えられるような、些細な欲求から満たしていきましょう。
また「自分のやりたいこと」とは反対に「やりたくないこと」を我慢しながら続けている場合も多いかもしれません。
このような状況に気づいたら、まずはそれらを少しずつ減らしていく努力をしてみてください。
やりたくないことを手放していくことで、自分の本音に忠実な生き方ができるようになります。
結果として、ストレスが軽減され、心にさらに余裕が生まれます。
以下に、やってみたいこと と やりたくないことの事例を挙げます。
あなた自身もノートに、これらを書き出してみてください。
自分のやってみたいことの事例
- 自分の食べたいものを食べる
- 美味い肉や寿司を食べる
- 高級なランチに出かける
- 高い酒を飲む
- スカートを穿く、着飾る
- ユニクロを辞めて、欲しかった少し高い服を買う
- ネイルサロンに行く
- デパコㇲなどの少し高級な化粧品を買う
- ずっと行きたかった小旅行に行く
- エレキギターを始める
- 長年ファンだったバンドのライブに行く
- 昔から好きだったアイドルのライブに行く
- 推し活をする
- スーパー銭湯や温泉に行く
- 1人でカラオケに行く
- 1人で旅行に行く
- 1人で釣りに行く
- 思い切って髪色を変える
- パーマに挑戦するなどヘアチェンジする
- ひとりカラオケに行ってみる
- 夫と2人きりでデートをする
- 何もせずに、気が済むまで寝る
やりたくないことの事例
- ママ友とのランチに行くのを止める
- つまらない女子会に行かない
- 会いたくない友達とは会わない
- 親戚付き合いを断る
- 母親からの呼び出しに応じない
- 実家に帰らない
- 嫌な仕事は断る
- 残業を断る
- 付き合いだけの会合を断る
- 洗い物をしない
- 弁当を作らない
- 実親(義理の親)に子どもの面倒を見てもらう
- 子どもの送迎をしない
- 嫌な奴の文句を言ってみる
- 愛想良くしない、素でいる
- 玄米ではなく、白米を食べる
- ファーストフードを食べる
- お菓子を食べる
- コーラやエナジードリンクを飲む
- ヴィーガン、ベジタリアンを止める
- PTAの役員を断る
- セックスを断る
- 他人に全く気を遣わないで過ごす
- 真面目に働くのを止める
- パートを辞める
実行時の注意点
これらの行動を実行すると、モラ夫や友人から批判される場合があります。
例えば、以下のような言葉を投げかけられるかもしれません。
- 「突然、どうしたんだ?」
- 「頭がおかしくなったのか?」
- 「変な宗教に入ったのか?」
- 「自己啓発セミナーにでも行ったのか?」
また、友人たちの間で、風の噂のようにこんな話を耳にすることもあるかもしれません。
- 「最近、変だよね」
- 「あの子、変わったよね」
しかし、こうした反応がある場合、その関係性はあなたの我慢や自己犠牲の上で成り立っていた可能性があります。
このような関係は、あなたが限界に達すればいずれ終わりを迎えるものです。
そのため、批判や噂は気にせず、今後は自分が本当にやりたいことに時間を使いましょう。
自分自身を大切にする行動を続けることで、周囲も次第にそれを受け入れるようになります。
あなたの人生はこれまで、幼少期から他者を優先する価値観で形作られてきたかもしれません。
しかし、これからの人生は「自分自身を大切にする」ことを意識してください。
自分を大切にすることで、心に余裕が生まれ、結果的に他人にもより寛大な態度で接することができるようになります。
まずは自分自身の幸福を優先し、それを基盤に周囲との新しい関係を築いていきましょう。
心のブレーキや罪悪感に気づく
先ほど「やりたいこと」と「やりたくないこと」を書き出してみて、改めて実行に移そうとすると、内容によってはかなり抵抗を感じるものもあると思います。
その理由は、大きく分けて2つあります。
1. 罪悪感による心のブレーキ
このブレーキは、あなたが本当にやりたかったけど諦めたことや、反対されてできなかったこと、また、それを実行すれば周囲から批判される恐怖を感じることが原因です。
この罪悪感は、幼少期に親や兄弟、周囲から植え付けられたもので、特に毒母による日常的な叱責の影響が大きいです。
それによって、以下のような禁止令が心に刻み込まれています。
禁止令の事例
- 「私は自由にしてはいけない」
- 「私は自分勝手なことをしてはいけない」
- 「私は楽しんではいけない」
- 「私はハメを外してはいけない」
- 「私は幸せになってはいけない」
- 「私は成功してはいけない」
これらは心理療法でいう「人生脚本」の中の禁止令であり、いわば親からの呪いのようなものです。
幼少期には、これらの行動を取ることで怒られる、大変なことになる、見捨てられる、嫌われるなどの恐怖があり、その恐怖が行動を抑えるブレーキとして働いていました。
2. 嫉妬による心のブレーキ
「お金の価値観」のワークでも触れましたが、自分がしたい行動を取ろうとすると、過去に嫌悪感を抱いた「嫌味なママ友」や「成金セレブ」と同じような人物になってしまう、という恐れが生じることがあります。
この心のブレーキは、次のような心理メカニズムに基づいています。
投影の心理
実際には、あなたが彼らにムカつく理由は「自分も本当はそうしたいのに、それができない」ことが原因かもしれません。
彼らがあなたの目の前で自由に振る舞い、あなたが「してはいけない!と思うけれど、したいこと」を平気でやっているのを見ると、心の奥底で抱えている罪悪感や葛藤が刺激され「下品だ」「あんなのはおかしい」と批判してしまうのです。
この葛藤が嫉妬心となり、批判的な感情として表れます。
心のブレーキを外すために
1つ目の罪悪感からくる心のブレーキも、2つ目の嫉妬を元にした心のブレーキも、どちらもあなたの本音を妨げる要因です。
- 幼少期には親から身を守るために必要だった罪悪感ですが、今ではその役割を終えていると理解する
- これからは、あなた自身の本音に忠実になる
- 人生全般で抱えていた被害者体質から抜け出すために、このブレーキを解除する
罪悪感と嫉妬心の心のブレーキを手放すことで、我慢ばかりの人生から脱却し、本当にやりたいことを実現する新しい一歩を踏み出しましょう。
自分の影の部分を受け入れる
ご自身の中に、このような嫉妬の部分があること自体に抵抗がある人もいると思います。
それが「あの大嫌いなママ友や成金セレブに嫉妬しているなんて、到底受け入れられないし認められない」という方もいるでしょう。
心理学では、このように自分自身の中で受け入れられない本音の部分を「影(シャドー)」と呼びます。
この概念は、スイスの心理学者カール・ユングが提唱したもので、ユングは人間の心に「ペルソナ」と「影」の二面性があると考えました。
- ペルソナ:社会に適応するために演じる「理想の自分」
- 影:人に見せられない「本質的な裏の部分」
ユングは、このペルソナと影が解離しすぎると、心が壊れてしまうと警鐘を鳴らしました。
人間の心は「光」と「影」の両面を持っています。
- 光の部分:社会的に求められる役割(会社員、母親、主婦など)。
周囲との調和を保つために、期待される姿を演じることで機能します。 - 影の部分:本音や本質的な欲求。
無意識のうちに抑圧され、表に出せないもの。
社会生活を営む上で、光の部分にフォーカスするのは当然のことです。
しかし、影の部分を過度に抑え込み続けると、それが解消されない心的エネルギーとして溜まり、不満や怒り、さらには突然の無気力や体調不良などの形で表面化することがあります。
自分の影を受け入れることで心を整える
ペルソナを完全になくすことは不可能です。
それでも、自分の本音に忠実になるためには、影の部分を認識し、受け入れることが重要です。
影を受け入れることによって、ペルソナと影の解離を減らし、心の健全性を保つことができるのです。
たとえば、嫉妬や怒りを抱いたとき、それを無理に否定せず「自分にはこういう感情があるんだ」と認識するだけでも、心は少し軽くなります。
影と向き合うことで、結果的に自分らしさを取り戻し、周囲との関係性も良好になっていくでしょう。
心のブレーキを外す方法
心のブレーキ(メンタルブロック)を外すには、「〜してはいけない」と思っている自分への禁止令を「〜してもいい」と許可に変えていけば良いのです。
心理学ではこれを「アファメーション(許可)」と言います。主語は「私」とし、紙に書くよりも口に出して呟く方が効果的です。
最初は抵抗があるかもしれませんが、日々許可を出し続けることで抵抗がなくなり、自分の行動にも自然とブレーキがかからなくなります。
例えば、次のような形です。
罪悪感を手放すアファメーション
- 「私は自由にしてはいけない」⇒「私は自由にしていい」
- 「私は楽しんではいけない」⇒「私は楽しんでいい」
- 「私は幸せになってはいけない」⇒「私は幸せになっていい」
- 「私は成功してはいけない」⇒「私は成功してもいい」
また、嫉妬の心のブレーキを解くフレーズもあります。
嫉妬心や影の部分を手放すアファメーション
- 「私は、あのセレブみたいに後先考えずにお金を使ってもいい」
- 「私は、あのママ友みたいに散財してもいい」
- 「私は、母親みたいに衝動買いをしまくってもいい」
- 「私は、子どもみたいなわがままを言ってもいい」
- 「私は、無駄遣いをしてもいい」
- 「私も、夫みたいに自由に生きていい」
これらのフレーズを口に出すのは抵抗があるかもしれませんが、続けるうちに徐々に抵抗が減り、自分のしたかったことができるようになります。
同時に、周囲への怒りや嫌悪感も軽減され、人生全般のストレスが和らいでいきます。
自分の本音に忠実になり、心のブレーキを外すことで、より良い人生を生きるための一歩を踏み出してください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、モラハラ被害者が抱える人生全般の被害者体質の改善方法についてお話ししました。
最後の「〜してもいい」の部分で、「例えば『お金を好き勝手に使ってもいい』と自分自身に許可してしまったら、大変なことになる、家庭が破綻するのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、安心してください。そのように心配している時点で、必ずブレーキがかかります。
ここで言う「お金を好き勝手に使う」というのは、成金セレブの基準ではなく、あくまであなた自身の基準で行われるものです。
恐らくですが、一般的に見ればそれは、ささやかな行動、例えば「スズメの涙」や「猫パンチ」程度に収まるでしょう。
重要なのは、自分の基準の範囲内であっても、「やりたいことをする」「やりたくないことをやめる」という行動を早めに始めることです。
このシンプルな実践こそが、人生全般の被害者体質を改善し、自分らしい人生を生きるための第一歩になります。
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