モラハラ解決をするか迷っている場合の判断基準について
今回は、モラハラ解決をするか迷っている場合の判断基準についてをお話したいと思います。
被害者の方の判断材料として活用して頂ければと思います。
長くはなりますが最後まで読んで頂ければ幸いです。
この記事はこんな方におすすめです
- モラハラ被害にあわれている方
- モラハラ夫との離婚を検討している方
- モラハラ夫の思考を理解したい方
もくじ
モラハラ解決をする理由
モラハラ加害者は、先天的な疾患や劣悪な家庭環境で発生した障害が原因で、自分が悪いと思わない思考回路なので治らないと言われていますが、リジェネでは解決出来ます。
しかし、どんなに愛していようが、モラハラを解決する道は困難です。また、加害者のタイプにより難易度が異なりますし、自身の結婚継続をする条件と照らし合わせると離婚をする方が圧倒的に楽なパターンも存在しています。
いちばんは、自分の人生を考えた時に「本当にこの結婚を継続させる必要があるのか」を世間体や一般論を抜きにして、しっかりと納得するまで考える事が大切です。
今回は、「何だかんだ別れられないから」「愛しているから」「せっかく夫婦になったから」という情の深い理由は割愛して、現実的にモラハラ夫(モラハラ妻)と一緒にいる必要性を論理的に仕分けしていく基本的考えをお伝えしますね。
感情や世間体よりも経済面が大切
モラハラ解決をしたいとお問い合わせをしてくださる方の多くが
被害者の方の悩み
- 子どもから親を奪ってしまう
- わたしがいないと周りに迷惑がかかりそう
- 子どもの為に我慢したい
- シングルだと周りからどう思われるか
- ひとりで子どもを育てる自信がない
など様々な理由を話してくださいますが、まずはシンプルに現状の収入で判断してしまいましょう。
収入の高さ
収入が高いということは仕事が出来ているということです。
最低限の社会性と損得の理解度がないと仕事はなかなかできません。
損得の理解は、モラハラを早期で解決するには必要な要素です。
また、モラハラ解決には自分自身の精神的余裕と時間が必要です。
最低限の生活に不安がある場合はモラハラに向き合うよりも自立を考える方が合理的です。
継続して働いているか
転職回数が多いと所属している居場所があまりないと予測出来るので、パートナーへの依存度が高くなります。
また、転職回数が増えるほど収入は低くなる場合が多く被害者側が必死で働いて支えているパターンがあります。
仕事を辞める理由として「周りがバカ」「俺は〇〇したのに理解されない」「もっと認めてくれる場所がある」など
まるで中学生のような発言をしている場合は、伸びしろがありすぎて苦労するので時間を考慮して見極めましょう。
家族に対してお金を払うか
今払わない人は別れたら絶望的に払いません。どんなにお金があってもモラハラでなくても養育費を払い続ける人は少ないですが、
モラハラ加害者の場合は特に「自他の境界線」「損得勘定」「見返り」などがありますから払わない可能性が高いと思ってください。
どちらにせよ必要経費はもちろん突然の出費や将来への投資(子どもへの教育費など)の価値観を合わせる作業は必須です。
番外編
- 子どもへの愛情はあるか(モラハラしていないか)
- 自分が働いているか(収入をアテにされている場合は自立可能)
- 自分が無職の場合働くことは可能か
モラハラ加害者をタイプ別に理解しよう
モラハラは大きく分けて以下の2つに分けられます。詳細はまた違うブログでご説明しますので今回はざっくり解説しますね。
自己愛性パーソナリティ障害傾向
- ナルシスト(自身のダメな部分を認められない)
- 完璧主義(思い通りでないとイライラ)
- 素直な感情を言語化するのに抵抗がある
- 細かな嘘や隠ぺいを繰り返す(自己都合の良いストーリーに書き換える)
解決方法
過去との対峙が非常に重要です。プライドが高いので、自分の悪い部分を「見ない・または無いとする」ので、現実的に話すだけで「指摘された・批判された」と受け取ります。その認知を変えるのは、自分のいい部分も悪い部分も全て受け止め統合させる必要があります。
損得が分かると手のひらを返しやすいので、理解出来るように話をするまたは行動で示す必要があります。
また、幼少期の0歳から7歳の人格形成で「愛着形成に苦労している可能性」が非常に濃厚なので、その時期を焼き直しするように、関係性を再構築するとモラハラをする必要性が低下して自然に大きなモラハラは減少します。
発達障害傾向
- マイルールが細かく少し思った事と違うと癇癪を起こす
- 自身や周りの感情を理解して表現する言語化が特に苦手
- 空気が読めないまたはコミュニケーションに対しての嫌悪感を持っている
解決方法
自己愛性タイプと出力の怒りは同じだが、理解できると納得のスピードは早いので、理解できるようにやり方を変えて伝える作業が大切です。
但し「勝手な解釈や先取りして癇癪を起こす場合や小さな表現のズレで聞く耳を持てなくなる場合があるので注意が必要。
相手のマイルールと自分の価値観をすり合わせて統合する必要があり、対処療法や認知行動療法で細かく提案を繰り返す事で緩和していくことができます。
「今までの言動行動を謝罪させ、悔い改めさせる」ことを目標にするよりも「今されているモラハラが止まり、未来の自分と子どもたちがモラハラされなくなる」ここを目標にするだけで、全く結果は変わってきますよ。
期待が問題を作る
現在のカウンセリングの土台を作ったフロイトの時代に自分の子どもに精神分析をしたり、クライアントと友人関係になって起こった様々な弊害があった結果から、カウンセリングを純粋に行うには二重関係は問題だと禁止されました。
起こった弊害とは、関係性が近いほど相手を理解しているという過信と、わかってくれているだろうという期待の感情が混在して、カウンセリングの基本基礎である安心できる場所を構築する段階で、今までの関係性が多重に重なり純粋な信頼形成の邪魔をしたからと言われています。
相手に対して「理解してくれているから言ってもいける」と過信して不用意な発言で相手を傷つけたり、「わたしを大切に思うならやってくれるはず」と何も言わずに勝手に期待して思った行動を取らなくて怒ってしまったり…モラハラの関係にとても多く見られますが、誰しもやってしまいがちな事です。
プロであるカウンセラーでも難しいから回避せよと言われていますが、テクニックを覚えれば思うよりは簡単に行えると私は思っています。この過信と期待さえ乗り越えたら解決へは、あともう少しです。
リジェネで解決できる理由
- その位、言わなくてもわかるだろ!
- なんで分かってくれないのよ!
- 信じた俺がバカだった!
関係が近いほど「分かって欲しい」の気持ちが高まるのは、仕方のないことです。これは、相手に対しての期待です。家族なんですから、期待してしまう気持ちは当然あって良いものです。
しかし、先程の章でもお話したように、過信と期待は問題を解決する為に不必要な感情です。
- 相手を理解しているという過信があると認める
- わかってくれているだろうという期待の感情があると認める
- 問題解決だけを考えて思考を整理する
解決思考を身につけて、行動を変化していくとタブーとされている家族へのカウンセリングも、絶対に治らないと言われているモラハラさえも乗り越える事ができると考えています。
今までの関係性を変えるコミュニケーション技法を使えば、本来いちばん大切にしたい近しい人に優しく出来る関係に変換できると確信しています。また、多くのクライアント様が変化して今までの人生とは違う生き方が出来るようになっています。
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